コロの散策記

気の赴くままに、沖縄の風景などを紹介していきたいと思います。
いつも立ち寄って頂き、ありがとうございます。

皆様のご家庭が油田

2006-09-26 21:17:18 | エコロジーはエコノミー

 鳥取へバイオディーゼルの取り組みについて、お話しを伺いに行っていました。
 鳥取環境大学が中心になって、家庭や事業者から出る天ぷら廃食油を回収して精製し、市街地を循環する100円バスを運行する等の燃料として活用する社会実験をしています。それで、「皆様のご家庭が油田です!」が合い言葉になっていました。
 京都市でも廃食油を回収して、バイオディーゼル燃料として精製し、市営バスやゴミ収集車でも活用されています。


 

 精製後に発生するグリセリンの処理や廃食油の回収方法など、課題はまだまだ残されていますが、化石燃料の代替エネルギーとして、かなり有効なものではないかと考えています。
 皆さんの近所でも、近い将来、「使い終わった天ぷら油を下さーい!」という呼びかけがあるかもしれません。その時は、協力お願いします。
 

路面電車

2006-06-16 19:18:00 | エコロジーはエコノミー

 中心市街地を走る路面電車の車体に自動車やバイクの絵を描いているものがありました。これは、「自動車はこのスペースで1~2人しかのっていないけど、路面電車では20~30人が乗れるんだよ」ということをPRするために描かれているものです。


 中心市街地に流入する自動車を少なくするための対策として、公共交通機関の利用を促す取り組みがされています。中心市街地から遠くにある駐車場ほど、駐車料金が安く設定されているので、郊外から来る人は自家用車から公共交通機関に乗り換える方が、経済的に安くなるようになっているということでした。
 路面電車の運賃もかなり安く、赤字では?と思うほど。公共交通機関は、ある程度の赤字は当然。という考え方のもとで運営されているので、市民にとって利用したくなる料金設定がされているということです。でも、かなり利用者が多いということで、赤字にはなっていないということでした。





屋根の上に上がると、

2006-06-08 23:58:04 | エコロジーはエコノミー
 
サッカー場の屋根の上に上がると、一面に太陽光発電装置が広がっていました。これは、サッカー場の改築の際に、フライブルグ市のエネルギー政策のシンボルとして、太陽光発電装置を取り付けようという提案がされたことがきっかけで、設置されたということです。この太陽発電装置は、モジュール5個一口(約70万円)で区分所有を市民に分譲したところ、すぐに完売したということでした。
 
 フライブルグを中心とする地域では、無料で屋根を提供してくれる企業の屋上に太陽光発電装置を取り付け、市民に分譲するという取り組みが行われています。それは、太陽光発電装置を設置することができる屋根を持っていない一般市民の方でも、新しいエネルギーの普及に参加できるようにという取り組みです。


 ドイツでもこんなに太陽光発電装置の普及に努めているのだから、沖縄でももっと普及させることが可能では。と、思ったのですが、沖縄は曇りの日が多いので、年間の日照時間はあまり長くありません。(日射量は多いんですけどね)それに毎年、襲来する台風被害などを考えると、どうしても割高になってしまいます。

 自然条件、社会条件などいろいろな要素から、それぞれの地域にあった新しいエネルギーを見つけださないと普及させるのは難しいよね。

フライブルグのサッカー場

2006-06-06 23:42:57 | エコロジーはエコノミー

 今月は、ワールドカップドイツ大会が開幕するということで、今月は勝手にドイツ特集!ということで、変則的にその時、ドイツで見聞きしたことを紹介します。
 ドイツには晩秋に行ったので、どんよりした空の写真しかありませんが(^^;

 そのときに訪れた場所は、ドイツの南西部にあるフライブルグ、カールスルーエ、バーデンバーデン、ハイデルベルグ、フランクフルトで、10日間で急ぎ足でとおり過ぎた旅でした。

 写真は、フライブルグにあるサッカー場です。
 フライブルグ市では、1992年から市が主催するイベントでの使い捨て容器やカップの利用を禁止していました。そのため、このサッカー場でもポリプロピレン製のリユースカップを導入し、60%のゴミ減量に成功しました。この取り組みがドイツ全土に広がっていったということです。

 その後、スタジアムの屋根の上に上ることになりましたが、そのお話はまた、後日に。

マイカップ自販機

2005-11-02 17:59:09 | エコロジーはエコノミー

 11月1日から、経済産業省が持参したカップを使える「マイカップ自動販売機」を庁舎内に設置したそうです。それによって、紙カップの削減量などを調べる実証実験を来年3月まで行うといのが主旨のようです。
http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20051030i101.htm

 
 3年前に私がドイツを訪れた時期が、ちょうどクリスマスシーズンということもまり、街の中心にある広場には、クリスマスマーケットが開催されていました。
 そこでは、使い捨ての食器やカップの使用禁止のイベントとなっていました。

 写真は、飲み物を販売しているお店です。デポジット制になっていて、リユースのカップがぶら下がっています。カップを持ってくると、半分の値段で飲み物を飲むことが出来ます。
 ここでは、ホットワインが売られていました。この時は、カップを持ち帰るために、大急ぎで、ホットワインを飲んだので、酔いが回ってしまいました。


チーム・マイナス6%

2005-07-19 19:12:53 | エコロジーはエコノミー
「みんなで止めよう温暖化」
ということで、京都議定書の目標を達成するために
一人ひとりが身近にできることから始めようという取り組みです。
新聞の片隅に、このプロジェクトの広告が載っています。

会員登録すると会員番号が発行されましたが、ニックネームを入れるだけなので、どんな効果があるのかちょっと不思議です。

環境問題の解決には、小さくて地味な取り組みと
斬新かつ大胆な政策が必要だと思いますが、
後者の方は、あまり際だった取り組みはみられませんね。

http://www.team-6.jp/


写真は、カラ岳のふもとで見つけたトイレ。
誰が使うのかなー。


小型電気自動車

2005-07-13 19:18:20 | エコロジーはエコノミー
今日、小型電気自動車を試乗しました。
一人乗りで、とてもコンパクト! 原付登録になるそうです。
音も静かで、モノレールに乗っているような感じの乗り心地でした。

時速60㎞、1回の充電で30~40㎞の走行が可能ということなので、
街乗りとして活用できそうです。
家庭用電源で充電可能なので、いざというときに、
「充電させてー!」と言える知り合いを増やしおくといいかもしれません。

それより、バッテリーののせ換えが楽になれば、
換えのバッテリーを積んでおくだけで、済むのかな。

http://www.toyota-body.co.jp/kankyo/coms/