増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

早く寝てください!

2013年01月18日 | アレルギー・NAET
増田カイロでの日常のチェック項目は、私の気分によっていろいろ変わりますが、必要睡眠時間は、今の疲労度を知る上で大事な目安になります。

そして冬季の平均的な必要睡眠時間は10時間。
10時間??と思うかもしれませんが、普通の疲れ方の人でこれです。ちなみに私の必要睡眠時間は8時間。

もちろんいっぺんに10時間は無理ですから、夜8時間+昼寝という感じに、「少しずつでいいから増やしてくださいよ」というのが身体からの声、というわけです。

12時間とか、15時間とか言われる人もたまにいるのですが、そういう人は「かなり疲れていますよ、だからブレーキかけてくださいよ」というサインなんです。このままの生活を続けていたら、いつどうなるかわかりません、と言う身体の声です。

寝るにも体力が要りますので、病弱な人ほど眠れないのですが、身体を温めながら横になっているだけでも体力温存になります。睡眠障害にも潜在感染源の影響が大きいですので、体力温存に努めることは抵抗力を落とさないためにも重要です。

人間もこの寒さに耐えるだけでも体力を使いますし、その上潜在感染源が身体のあちこちで炎症を起こしていますから、プチ冬眠に入ることで無駄な体力を使わず、炎症による身体の修復にエネルギーを廻すことができます。

患者さんには「甘いもの・揚げ物・冷たいもの・米を控えてくださいね、そして少しでも早く寝てくださいね」と誰にでも、何度でも話しています。
そして食事の方は皆さん結構頑張ってくれるのですが、楽にできそうな「早寝」の方がなかなか難しいようです。

ご飯食べて、お風呂に入って寝ればいいのですが、ずるずるとテレビを見たり、何となくインターネットを見ていたり、というこれまでの習慣から、大したこともしていないのに寝ないんですね。

でもそこは、勇気を出して一度早く寝てみてください。10時、遅くても11時消灯です。そして次の日、身体が楽だなあと感じればしめたもの。プチ冬眠に入ることができます。

そしてもうひとつ、この時期にも意外に多いのが脱水反応です。もちろん夏ほど程度はひどくないのですが、軽度の脱水を示す人が多いのです。

脱水してると身体のしなやかさがなくなります。脳の働きも低下し、身体の筋骨格系が硬く感じたり、胃腸の動きも悪くなります。よって食欲も低下し、脱水がさらに悪化すると、胃腸の動きが止まるため、飲んでも食べても吐くようになります。そこまで行ったら、すぐに点滴をしてもらったほうが回復が早いです。

脱水に関わる3項目は、水分・塩分・たんぱく質です。その中で脱水反応が出る人に不足しているのが、たんぱく質。人間は動物ですから、有効なたんぱく源は豆よりもまず肉・魚です。

もちろん動物性食品・植物性食品のバランスが大事ですが、野菜や穀物からは水分と糖分しか摂れませんが、肉・魚からはビタミン・ミネラル・たんぱく・脂肪が効率よく摂れます。(昔の野菜・穀物からはビタミン・ミネラルも期待できましたが、ミネラルの少ない日本の農地で化学薬品を使いまくって収穫したものから良質のビタミン・ミネラルは期待できません。箸やすめとしての役割程度です。)

甘いものや米を控えて、肉・魚をしっかり摂る。
そしてできるだけ早く寝る習慣をつけること。
いいですね。

夜こんなの見ていないで、もう寝てください!
これ見なくても、誰も死にませんから。

最新の画像もっと見る