増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

花粉・インフルエンザ対策の追加

2013年01月23日 | アレルギー・NAET
症状の引き金に、ちらほら花粉が出ている人がいます。
静岡は他よりも比較的暖かいですから、敏感センサーをお持ちの方のレーダーには、気象庁予報のかなり前から引っ掛かってきます。1モルでもあれば引っ掛かるような精密レーダーを持っているのですから。

花粉予防、風邪・インフルエンザ予防に米・麦などのイネ科食物を控えることの有効性を以前書きました。そしてもうひとつぜひお勧めなのが、ビタミンDサプリです。

ビタミンDはマイナーですが、ここ10年くらいで研究が進んでいるようで、本からの情報ではガン・高血圧・糖尿・自己免疫疾患・アレルギー・感染・腎臓病・精神疾患・不妊・自閉症・虫歯・歯並び…と色々な病態との関連が指摘されています。

酸性体質(全ての心身の問題に繋がる体質)から弱アルカリ体質に移行するために欠かせないカルシウムの吸収に関わることは昔から言われていましたが、ビタミンDの受容器が多くの内臓から見つかっているということは、ビタミンというよりはホルモンに近い働きを持っているということらしいです。

とりあえずもっと情報を集めなきゃと読んだ本が2つ。
「サーファーに花粉症はいない」斎藤糧三著 小学館
「ビタミンDは長寿ホルモン」斎藤嘉美著 ペガサス

それと栄養療法を行なっている医師のサイトにも一般向けに翻訳されたレポートを見ることができます。国際オーソモレキュラー医学会ニュース
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.iv-therapy.jp/omns/index.html

ビタミンDはイタイイタイ病の患者さんに有効であったということから、難治性の激痛くらいにしか使っていませんでしたが、これらの文献を見て、改めて栄養素の本を見返すと同じようなことが載っているなあと反省しました。

早速アレルギーのある患者さんにはみなアレルギー除去をして、必要量のビタミンDを摂ってもらうようにしています。不足の程度を大・中・小でチェックすると、ほとんどの方が「大」、1日2000I.U.~4000I.U.、多い人は6000I.U.を服用し、不足度が改善するまでに1ヶ月+αというところでしょうか。

花粉が来るまでには間に合いそうにないのですが、少しでもビタミンDの貯金を増やしてアレルギー予防、風邪・インフルエンザ予防に繋げられたらと思っています。

そんなにいろいろな効果が期待できるなら、飲めばいいだけなら簡単なこと、と誰でも思いますね。ただ注意が必要なのは、ビタミンDが脂溶性ビタミンであるということ。

ビタミンDやビタミンD3のアレルギー除去が完全に済んでいる人なら、必要量以上は排泄されるため、摂りすぎによる過剰症を招くことはないのですが、アレルギー除去をしていない人が大量に2ヶ月以上の長期間飲み続けることは逆効果となります。

過剰分が蓄積され組織にダメージを与えていきますから、蓄積した部位が肝臓なら肝機能低下、皮膚なら皮膚疾患、筋肉なら筋痛症、脳なら多発性硬化症や痴呆、精神疾患…といった具合に全身性の問題をひき起こしかねません。

栄養素吸収に関して、人は大きく2つのグループに分けられます。
「サプリを飲めばよくなる人」と、「サプリを飲んでも良くならないか、悪化する人」です。NAETが必要なのはもちろん両者です。前者は最低限のサプリで回復し、食事の見直しで一生元気にやっていけます。いわゆるアレルギー度「小」の人です。

しかし後者の人たちは、アレルギー度「中~大」ですから、サプリを飲んでも全く変わらないか、はじめは調子がいいが、しばらく飲み続けると症状が変わらないか、悪化してきます。

アレルギーが強い人ほど、頑張って飲み続けて却って体調を壊すことが多いですから、自己判断せず、専門医やNAET施術者の判断を仰いでください。

私もビタミンDの充足度と体重と体温の変化を人体実験中です。
25(OH)ビタミンDというビタミンD濃度に関する採血を推奨したり、判断できる医師および医療機関は静岡にはないので、筋力検査での充足度チェックではありますが。。。

とにかく今の私には花粉症はありませんし、インフルエンザに罹った記憶もありませんが、健康問題だらけの両親からアレルギー「大」の状態でこの世に生まれてきました。

ぼけずに元気に、最後まで好きなもの食べて、好きなことして、好きなものに囲まれて…、それでいつの間にかぽっくり逝きたい。それだけのために、毎日真剣に自分の身体と向き合っています。

いつ花粉症になるか、ガンがみつかるか、心臓発作をおこすか、糖尿になるか、ぼけるか、歩けなくなるか、入れ歯になるか、骨が折れるか(これまで2回折りました)わかりませんからね。
自分は大丈夫とたかをくくっていると、明日のことは誰にもわかりませんよ。

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