いよいよ息子が中学3年生になった話へ突入。
中国に入国した中学1年の10月から1年半が経過。
2年目の住居は、上海日本人学校の隣の敷地にあるマンション。
登下校は歩きだったので、筆者が朝の送りを担当することも。
息子本人は受験イヤーを控えても、勉強に熱が入るワケでもなく・・・
成績のほうも、相変わらずド真ん中。
いや、少し良くなったかな、ってトコ。
中学3年を迎えるに先立って、日本人学校では実力テストが実施された。
日本でも実施されているテストなので、高校入試の合否判定も出ることに。
地元の高校に当てはめると、偏差値としては、3番手は当確、2番手はビミョー。
このテストの結果を踏まえ、高校受験に向けた進路指導が行われた。
色々と聞いてみるものの、当時の担任の返答は、
「うーん、そうですねぇ、頑張ればもっと上のレベルの学校に行けるかなぁ」
といった中途半端なものばかり。
ん・・・、これって進路指導なのか?
上海在住の家族の親は駐在員が多いから、関東圏の生徒が多いので、九州の学校事情に知見がないのは分かるが、これじゃあ進路相談じゃないか。。。
(ここで感じた違和感を含め、シリーズ最後に番外編で言及します)
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ちなみに、当時、日本人学校には高等部がなく(現在は設立済み)、ほとんどの生徒は日本に帰国することに。
現地の高等部に進学する生徒は、ごくわずかでしたね。この場合、英語or中国語で授業を受けることになるので、そこまで気合を入れて勉強するなら、最初から日本人学校に入りません。中学生でいうと、上海中学国際部やインターナショナルスクールが複数ありますので。
しかも、帰国して高校受験をする場合、中学2年修了時、又は遅くとも中学3年の1学期終業時に帰国する生徒がほとんど。
何故って、これ以降に転入した場合、転入先の学校が内申書の特記欄に何も記入しない恐れがあるから、とのこと。
ただ、十分な期間、在学していないから記入しにくいというのは理解できますが、日本人学校に派遣されている教員は文科省で募集したフツーの教員なんだから、連携すれば解決するのでは・・・と思ったのを覚えています。
ま、それは余談ということで。
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ちょうどその時、筆者は地元の高校と上海の学校の提携を仲立ちする仕事に携わっていた。
この上海の学校、日本で言うところの中高一貫校で、私立。
ん・・・、社会主義の中国に「私立」の学校があるの・・・?
というのが、筆者の第一印象。
で、この学校のもう一つの特徴は韓国部があること。
日本の場合、日本人学校があるけど、韓国には無いのかも知れませんね。
もっとも、中国の学生とは全く別のカリキュラムで一緒に勉強することはないらしい。
あんまりマジメに勉強してくれないと、校長が嘆いていたような記憶が。。。
ある時、校長先生と話をしていると、
「せっかく息子が中学生で上海に住んでいるのに、日本人学校なんて勿体ない。よかったら、ウチの学校で受け入れるよ。」とのお言葉。
有り難い話だけど、ウチの息子、「ニーハオ」「謝謝」くらいしか喋れないもんで。。。
そりゃあ荷が重いですわ。
それでも、「家族を連れて学校見学に来てみたら?」と熱心に誘ってくれるので・・・
次回に続く。。。
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