イヤフォンのお話。
1年ほど前記事にした「Shure SE215 Special Edition」、使用開始当初の組み合わせは…
「Shure SE215 Special Edition」(本体ね)
+
「Shure ソフトフォームイヤパッドM(付属品)」(イヤーピースね)
+
「ZEPHONE Orange Owl EL-14」(ケーブルね)
というラインナップ。(音源はApple LosslessをiPhone5sで再生)
パッケージ状態の「SE215 Special Edition」の音傾向といえば、ドンシャリかつ靄のかかった音。
特に低域がルーズでキレがなくスッキリせず、カナルタイプの宿命か音場も狭い。
上記「Orange Owl EL-14」にリケーブルした事で、ある程度の改善はなされましたが不満は残ります。
で、次の一手。
「Shure SE315」で使用していたケーブル「ZEPHONE Blue Seagul EL-21」を「SE215 Special Edition」に転用。
このケーブルは「Orange Owl EL-14」と比較すると低域の沈み込みが深く、線が細くなるものの高域の伸びも良い。
音場も若干広いか。
そして一番の特徴は、微少音をきっぱりと諦めた音の出し方をすること。
繊細なニュアンスとか余韻とかを出さない代わりにパキッとした音になります。
この特徴が「SE215 Special Edition」の欠点(あくまでも私にとっては)であるルーズさを補正してくれます。
出したい音は出すが、出さない音は一切出さないすっきりしたケーブル「Blue Seagul EL-21」
まあ、元々「SE215 Special Edition」用に開発されたケーブルだけに、マッチング良好なのは当然っちゃ当然ですが。
ついでに、もう一手。
「Shureソフトフォームイヤパッド(付属品)」(黒いスポンジタイプのヤツね)は、潰したイヤパッドが耳穴の中で膨らむ(元に戻る)ことで
たいていの耳にフィットしてくれますが、素材のせいか音の籠り感というか減衰感があります。
そこで「ShureソフトフレックスイヤパッドM(付属品)」(グレーのシリコンタイプのヤツね)に交換。
低域も高域も伸びて、メリハリの効いたクリアで弾力のある音になりました。
弾力…そう"プルン"って感じの低音が出るんだよ。
ただし耳穴に合えばの話。
例えばイヤフォンを装着し、真正面を向いた状態で聞こえる音と地面とか下を向いた状態で聞こえる音がかなり違う。
頭の角度が変わることで、耳穴の形状がわずかに変化し密閉度が変わる?ケーブルが引っ張られ本体が少し動く?
原因はハッキリしませんが、音が変わるのは事実。
で、さらに一手。
「茶楽音人 SpinFit 細軸 M (SHURE/WESTONEノズル径対応)」に交換。
この製品はダクト中心部分にクッション(くびれ)があり、耳穴の湾曲に沿って装着されるという特徴があります。
要するに耳穴のカーブに合わせて軸がちょっと曲がるのです。
耳穴はストレート形状ではありませんから、カーブに沿って軸が変形しイヤパッド全体で曲がれば密閉性が向上するという理屈。
これが中々具合良く、頭の向きを変化させても音の変化が非常に少なくなりました。
注意したいのは、耳奥まで挿入すれば良いってもんでもないという点。
ぐりぐりと奥まで挿入するとイヤパッドの傘の部分が無理な変形を起こすようで、密閉度がかえって低下し低域の少ないスカスカの妙な音になりやすい。
私の耳では、少し浅目を心がけて挿入するのがコツのようです。
耳穴の形状に合わせてくれるソフトフォームタイプにはない不便さといいましょうか。
しかし、イヤパッドの選択と装着方法に関しては使用する人の耳穴の形状によって千差万別だと思いますので、
私が良いと言ったものが他の人に合うかというと、そんなことは全くないと断言できるので念のため。
それを踏まえて言うならば、フォームタイプは耳穴に合わせてくれるので痛みを感じない程度に大きめサイズを選べば良いと思いますが、
シリコンタイプは小さすぎても大きすぎても密閉度が下がるので、ジャストサイズを見つける事が必須になります。
例えばシリコンタイプで「SとMの中間があればぴったりなんだが…」なんて人は、別メーカーで合うものを探すとか…諦めてフォームタイプにするとか…「オーダーメイドイヤーピース」を発注するとか…
以上の対策を施し、現在はこんな組み合わせ。
「Shure SE215 Special Edition」(本体ね)
+
「茶楽音人 SpinFit 細軸 M (SHURE/WESTONEノズル径対応)」(イヤーピースね)
+
「ZEPHONE Blue Seagul EL-21」(ケーブルね)
繊細な音は出しませんが、メリハリと適度なクリア感、BA型にはない雄大な低域が同居した気楽に音楽を楽しむには最適なセットになりました。
青一色のカラーリングが、ひねりがなくてつまんないんだけど。
1年ほど前記事にした「Shure SE215 Special Edition」、使用開始当初の組み合わせは…
「Shure SE215 Special Edition」(本体ね)
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「Shure ソフトフォームイヤパッドM(付属品)」(イヤーピースね)
+
「ZEPHONE Orange Owl EL-14」(ケーブルね)
というラインナップ。(音源はApple LosslessをiPhone5sで再生)
パッケージ状態の「SE215 Special Edition」の音傾向といえば、ドンシャリかつ靄のかかった音。
特に低域がルーズでキレがなくスッキリせず、カナルタイプの宿命か音場も狭い。
上記「Orange Owl EL-14」にリケーブルした事で、ある程度の改善はなされましたが不満は残ります。
で、次の一手。
「Shure SE315」で使用していたケーブル「ZEPHONE Blue Seagul EL-21」を「SE215 Special Edition」に転用。
このケーブルは「Orange Owl EL-14」と比較すると低域の沈み込みが深く、線が細くなるものの高域の伸びも良い。
音場も若干広いか。
そして一番の特徴は、微少音をきっぱりと諦めた音の出し方をすること。
繊細なニュアンスとか余韻とかを出さない代わりにパキッとした音になります。
この特徴が「SE215 Special Edition」の欠点(あくまでも私にとっては)であるルーズさを補正してくれます。
出したい音は出すが、出さない音は一切出さないすっきりしたケーブル「Blue Seagul EL-21」
まあ、元々「SE215 Special Edition」用に開発されたケーブルだけに、マッチング良好なのは当然っちゃ当然ですが。
ついでに、もう一手。
「Shureソフトフォームイヤパッド(付属品)」(黒いスポンジタイプのヤツね)は、潰したイヤパッドが耳穴の中で膨らむ(元に戻る)ことで
たいていの耳にフィットしてくれますが、素材のせいか音の籠り感というか減衰感があります。
そこで「ShureソフトフレックスイヤパッドM(付属品)」(グレーのシリコンタイプのヤツね)に交換。
低域も高域も伸びて、メリハリの効いたクリアで弾力のある音になりました。
弾力…そう"プルン"って感じの低音が出るんだよ。
ただし耳穴に合えばの話。
例えばイヤフォンを装着し、真正面を向いた状態で聞こえる音と地面とか下を向いた状態で聞こえる音がかなり違う。
頭の角度が変わることで、耳穴の形状がわずかに変化し密閉度が変わる?ケーブルが引っ張られ本体が少し動く?
原因はハッキリしませんが、音が変わるのは事実。
で、さらに一手。
「茶楽音人 SpinFit 細軸 M (SHURE/WESTONEノズル径対応)」に交換。
この製品はダクト中心部分にクッション(くびれ)があり、耳穴の湾曲に沿って装着されるという特徴があります。
要するに耳穴のカーブに合わせて軸がちょっと曲がるのです。
耳穴はストレート形状ではありませんから、カーブに沿って軸が変形しイヤパッド全体で曲がれば密閉性が向上するという理屈。
これが中々具合良く、頭の向きを変化させても音の変化が非常に少なくなりました。
注意したいのは、耳奥まで挿入すれば良いってもんでもないという点。
ぐりぐりと奥まで挿入するとイヤパッドの傘の部分が無理な変形を起こすようで、密閉度がかえって低下し低域の少ないスカスカの妙な音になりやすい。
私の耳では、少し浅目を心がけて挿入するのがコツのようです。
耳穴の形状に合わせてくれるソフトフォームタイプにはない不便さといいましょうか。
しかし、イヤパッドの選択と装着方法に関しては使用する人の耳穴の形状によって千差万別だと思いますので、
私が良いと言ったものが他の人に合うかというと、そんなことは全くないと断言できるので念のため。
それを踏まえて言うならば、フォームタイプは耳穴に合わせてくれるので痛みを感じない程度に大きめサイズを選べば良いと思いますが、
シリコンタイプは小さすぎても大きすぎても密閉度が下がるので、ジャストサイズを見つける事が必須になります。
例えばシリコンタイプで「SとMの中間があればぴったりなんだが…」なんて人は、別メーカーで合うものを探すとか…諦めてフォームタイプにするとか…「オーダーメイドイヤーピース」を発注するとか…
以上の対策を施し、現在はこんな組み合わせ。
「Shure SE215 Special Edition」(本体ね)
+
「茶楽音人 SpinFit 細軸 M (SHURE/WESTONEノズル径対応)」(イヤーピースね)
+
「ZEPHONE Blue Seagul EL-21」(ケーブルね)
繊細な音は出しませんが、メリハリと適度なクリア感、BA型にはない雄大な低域が同居した気楽に音楽を楽しむには最適なセットになりました。
青一色のカラーリングが、ひねりがなくてつまんないんだけど。
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