光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津の旧市街地をゆく-遊郭跡を訪ねて①

2020年07月15日 | 日記
  
 7/10と11日は雨が降らなかったので、先日から撮影している木更津の旧市街地をツレと散策してきました。午前10時頃木更津駅西口駐車場に車を停め、駅から木更津港に続く富士見通りをカメラを片手に歩きました。駅前というのに人通りがありません。

 暫く行くと田面通りの方から沢山の幼稚園児がやって来ました。お散歩でしょうか?手をつないで港の方に進んで行きました。ちょっと面白い光景でした。





 木更津会館いわゆる見番のある通りがみえてきました。見番の近くに道案内人がいるというので行ってみたのですが、誰もいません。
見番に掛けられた解説板に、見番と芸者さんの写真があったので撮影しました。風情のある写真です。





  富士見通りには飲食店や飲み屋が多いです。ただ古い建物は殆ど料理屋や旅館が閉店した跡で、空き家でした。





 富士見通りと港側を通る県道が交差する信号には、道の左右に石灯籠が置かれており、港町らしい光景です。



 ここから富士見通りを駅の方に戻りました。少し行くと木更津船の錨のレリーフが設置されています。説明によると江戸時代に、江戸と木更津間を航行した五大力船、通称木更津船の錨との由。



  隣りにはその木更津船の線刻画が描かれた石碑がありました。江戸時代には、港にこの船が沢山浮かんでいたのでしょうね。
 そして老舗の料亭・宝屋の手前の路地を入ると、小さな飲み屋街が現われてきました。この辺は昔の遊郭跡と言われている場所です。