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福島原発事故時、5歳だった子供の甲状腺癌見つかる。悪性ないし悪性疑いは172名に

2016-06-07 00:58:13 | 福島ニュース

第23回、県民健康調査検討委員会。
小児甲状腺がんの本格検査(2巡目)で悪性ないし悪性疑いは57名。
前回の51名から6名増加。

本格検査で悪性ないし悪性疑いと診断された方々の先行検査での診断
今回   57名(A1:28名、A2:25名、B:4名)
前回まで 51名(A1:25名、A2:22名。B:4名)

(やはりA1判定から悪性ないし悪性疑いになる方が多いのが気になります)

先行検査(1巡目)の116名(うち良性1名)と併せて悪性ないし悪性疑いは173名(うち良性1名)に。

また、今回、2011年3月11日時点での年齢が5歳男児も加わり、事故発災時の最低年齢が6歳から5歳になる。



原発事故の後、福島県の検査で子どもの甲状腺がんが多く見つかっている問題で、事故当時5歳の男の子に甲状腺がん、または、がんの疑いがあることがわかっ た。検査時点の男の子の年齢は9歳。事故当時、どの地域にいたのかなど、詳しいことは明らかにされていない。チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の多く の子どもたちが甲状腺がんになった。県民健康調査検討委員会ではこれまで、その年齢層の子どもから甲状腺がんが見つかっていないことなどを理由に「原発事 故との因果関係は考えにくい」とされてきた。「『5歳以下がいないから』という表現をどう変えるのか」という質問に対し、検討委員会の星北斗座長は「当時 5歳以下からの発症は非常に少ないと言い換える必要があるのかもしれないが、5歳の人が1人出たからといって評価を変えるということではない」と改めて明 言した。以下、朝日新聞記事引用・・・
 福島県は6日、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下の約38万人を対象にした甲状腺検査で、1月から3月の間に新たに15人ががんと診断され、計131人になったと発表した。うち1人は事故当時5歳だった。県の検討委員会は「これまでのところ被曝(ひばく)の影響は考えにくい」としている。

 甲状腺検査は2011年秋から13年度までの1巡目検査(先行検査)と14年度~15年度までの2巡目検査(本格検査)に分けて集計している。3月末現在で、がんが確定したか疑いがあるとされたのは計173人。うち116人は11年秋から13年度までの1巡目検査で、57人は14~15年度までの2巡目検査でわかった。1巡目では102人が手術を受け、1人が良性、101人ががんと確定。2巡目では、30人が手術を受け、がんが確定した。

 県の検討委員会はこれまで、チェルノブイリ原発事故に比べて福島県民の甲状腺被曝が少ないことや、チェルノブイリでがんが多発した5歳以下にがんが発生していないことなどから「いま見つかっているがんは原発事故の影響とは考えにくい」としてきた。

 今回、事故当時5歳の男子ががんと診断されたが、検討委は「チェルノブイリでは0~5歳の年齢層でがんが多発した。福島ではまだ1人。すぐに放射線の影響が出たとなるわけではない」と説明している。(大岩ゆり)

 


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