2025年5月19日~21日 過去 中山道歩きで通った醒井宿の清水と彦根城を再訪。そして福井方面に足を延ばし小谷城址・一乗谷朝倉氏遺跡・丸岡城観光に行きました。
2016年から18年にかけて歩いた 中山道歩きで「思いで深い場所を再度行って見たいね」という話しから今回の企画が実現。参加メンバーは6名。うち1名は小谷城址観光まで。残った5名で福井方面の観光。JRの遠距離低減制運賃を利用し、往きは東海道新幹線、帰りは北陸新幹線を利用した一筆書きルートで行く。 1日目午前中に醒井宿の清水見学、午後に彦根城見学。2日目に小谷城址のハイキング、その後福井へ移動。3日目に一乗谷朝倉氏遺跡・丸岡城を観光。
【1日目】‥ 醒井宿、彦根城
家を出る時に雨が降るという予報だったが降らず、しかし新幹線から見る富士山はもやっている。西に向かうにつれて晴れてくる。今後暫くは晴天の予報。
米原駅から東海道本線で1駅戻り懐かしの醒ケ井駅。3回目に訪問する<醒井宿>の湧水は今回も清らか。観光客は殆どおらず静かに観光を楽しむ。前回行かなかった清水沿いにある加茂神社に昇るが期待ほどでも。 醒ケ井駅前の食事処で昼食後、米原駅を通り越し彦根駅まで行きホテルに荷物を預け彦根城観光。
<彦根城>駅正面の通りを歩き佐和口から城内に入る。最初に目に入るお濠や多門櫓、緑がきれい。記憶に残る廊下橋、天秤櫓を通り天守閣のある本丸へ。天守に上り最上階から展望を楽しむ。曇り勝ちの空でスッキリした展望はないが琵琶湖、伊吹山等が見えた。帰りに西の丸三重櫓に行くが先の道は通行止めで天守下まで戻って「彦根城・玄宮園」に向かう。この地から見る彦根城・天守閣は緑の色どり池とのバランスが良く絵になる。 池を周って彦根城博物館に向かう。博物館に入る前に著名な「ひこにゃん」のパフォーマンスがあり楽しむ。 表御殿を復原したという博物館、中は複雑迷路になっていて自分が何処にいるか全然わからない。彦根城の沿革等の説明板もあり時間があればじっくり見れるのだろうがサラリと約1時間見学して宿に戻る。
●<醒井宿>
醒井宿碑 と 醒井宿の通り
地蔵川:梅花藻が繫茂しハリヨが生息する
醒井宿三名水・居醒の清水
加茂神社 境内
清流に咲く梅花藻の花
醒井宿三名水・西行水
●<彦根城>
彦根駅前広場・初代藩主井伊直政の銅像 / 馬屋前を表門橋に向かう 前方に登り石垣が見える
彦根城天守閣 正面
佐和山口から入城してすぐ廊下橋 と 右・天秤櫓
彦根城
西の丸から見る
西の丸三重櫓…長浜城の天守から移築されたもの
西の丸先の道は通行止めのため戻る / 井戸曲輪背後の高石垣
彦根城天守をバックに
玄宮園.
彦根城博物館(表御殿を復原)に入る前 「ひこにゃん」のパフォーマンス / 博物館内の復元表御殿のお庭
【2日目】‥ 小谷城址、福井城跡、北庄城
<小谷城址>彦根駅から米原経由、北陸本線で無人駅・河毛駅へ。駅でレンタサイクルして小谷城址の麓、歴史資料館へ。小谷城址は建物等の構造物はなく本当に山の中である。 古は「追手道」であった場所から城址に登る。ここから全ての場所で説明標識が無ければただの山の中という雰囲気。Outdoorシューズで歩いたが登山靴が欲しいほどの山道である。所々 展望が開ける場所があるが樹林帯の中の道。尾根近くなると・・跡という標識がチラホラ出てくる。本丸跡前後では人工的に造ったとみられる場所が多くなる。石垣が残っている場所もありここが山城の城址であるという事を思い起こさせる。こんな山の上に良く石を運び上げたものだと感心。山王丸で持ってきた弁当で昼食。山王丸先から尾根道から沢筋の道に入り下山。 ここからは標識も少なく山間の道であるが・・屋敷跡というものも数か所あった。 駅に戻り、1人のメンバーと分かれる。敦賀駅から北陸新幹線で福井駅へ、ホテルにチエックイン後、福井市街を散策。福井城址と北庄城址を見学。
●<小谷城址>
河毛駅前に浅井長政と妻 お市像(信長の妹)
小谷城跡_追手道を往く
小谷城跡黒鉄御門跡
小谷城跡本丸跡
小谷城跡京極丸
福井市へ移動 福井城址と北庄城址を見る
福井城址_御廊下橋:藩主が登城するための橋 / ●北庄城址 / お市の方の娘【浅井三姉妹】像
【3日目】‥ 一乗谷朝倉氏遺跡、丸岡城
本日の観光地はアクセスが悪いため駅前でレンタカーを借りて目的地回遊。 <一乗谷遺跡>は川沿いの拓けた場所に忽然と建物群があった様だ。車を置いた後、朝倉館へ向かう。 山裾にある堀に囲まれた館跡は建物礎石がたくさん残り広大な敷地を持つ。館裏の山腹部分には庭園跡が複数あり栄華を極めていた様子が覗える。また、一乗谷川を挟んで武家や町人が多く住んでいた様である。その住居を一部推定復元してあり古の生きざまが垣間見えるようにしてある。 メイン部分から離れた所にある博物館を見に行く。川沿いの湊跡を建屋内にそのまま残し、朝倉館の庭園部分の復元や朝倉氏、一乗谷周辺の生活や沿革の説明、ジオラマ等もあり興味深い。 昼食後に最後の観光地、「一筆啓上‥‥」の日本一短い手紙で有名な<丸岡城>を見学する。天守部分だけが残り濠を含め周辺は市街地化されたこじんまりした現存天守のお城。天守に上がれるがすぐに見終わる。一筆啓上‥の館に立寄り手紙の資料を見て今回の旅行終了。 福井駅へ戻り早めの新幹線で帰る。
●<一乗谷朝倉氏遺跡>
朝倉館跡全景
朝倉館跡・湯殿跡庭園の池
朝倉館跡・唐門と堀
復原町並
武家屋敷敷地跡
博物館内ジオラマ
●<丸岡城> ‥ 「一筆啓上・・」の城
おわり