デジカメを持って歩こう.

個人の 登山、トレッキング、散歩、海外旅行 の記録です。

 2012年9月 南米.ペルー周遊からブログ参加です

・大國魂神社・甲府城址

2018-09-10 23:59:59 | 城めぐり

2018年9月10日 各駅停車・日帰りで甲府城祉を見学、途中下車して大國魂神社にも寄りました。  天候は午前中曇り、午後は雨の予報です。 甲府城址は2007年8月、2015年5月・甲州街道歩きの途中でも行ってます。

甲府城観光。 JR中央線の車窓から見える「稲荷櫓」の石垣下を歩き、脇の坂道を上って本丸へ。天守閣がないのでこの「稲荷櫓」が一番見栄えがある。  本丸広場内を暫し散策し、天守台へ上る。曇り空で生憎 富士山・南アの山々は見えず手近の壁の様な山が望める。  本丸にある明治天皇臨幸記念碑の石塔を見、復元された鉄門へ下る。さらに内松陰門を潜って甲府城見学終了。結構広い本丸だが建物があまりないので印象が薄い。終盤に雨がポツリポツリと降り出し駅へ戻る。
 帰りは身延線・富士経由で戻る。単線電車、各停で3時間、富士駅に着く。学校の終了時間と重なり学生が入れ替わり乗ってくる。外は本降りの雨、途中下車せずにそのまま帰宅する。

<大國魂神社> by Wikipedia
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)は、武蔵国の総社。東京五社の一社。また、武蔵国の一之宮(一宮)から六之宮までを合わせ祀るため、「六所宮」とも呼ばれる。例大祭は、武蔵国の国府祭を起源とする「くらやみ祭」である。

 大鳥居                     隋神門                               中雀門               拝殿

                    

中雀門

拝殿

<甲府・舞鶴城址> by Wikipedia
甲府盆地北部、現在の甲府市中心街の一条小山に築城された中世から近世にかけての平山城である。
甲斐国では戦国期から甲府が政治的中心地となり、躑躅ヶ崎館(武田氏居館)を中心とする武田城下町が造成されたが、武田氏滅亡後に甲斐を領した徳川氏や豊臣系大名が甲斐を支配し、甲府城を築城して新たに甲府城下町が整備された。豊臣政権では徳川家康を牽制する要所、江戸時代では将軍家に最も近い親藩(甲府藩)の城となった。天守台はあるが天守が建てられていたかは不明である。江戸時代には初期の幕府直轄領時代から甲府藩時代、享保年間に再び直轄領とされた甲府勤番時代を通じて統治の拠点となる。

 

甲府駅前・信玄公像                               稲荷曲輪への入口         稲荷櫓を見上げる

                                 

稲荷櫓

稲荷櫓への坂                                                       天守台を望む

                                 

稲荷曲輪門 横から天守台を望む

天守台上からの展望

                    

 

本丸広場                     本丸から天守台                           内松陰門への道

                            

 

本丸広場

鉄門                                       天守曲輪下の石垣             

          

鉄門 

 

二の丸から武道館               内松陰門             

           

二の丸から武道館 

内松陰門

=おわり=


・掛川城址・駿府城跡

2018-09-03 23:59:59 | 城めぐり

2018年9月3日 静岡・掛川城祉 と駿府城跡観光に行きました。各駅停車・日帰りの旅です。  天候は晴れ、昨日は雨、明日は台風が来るかもという束の間の晴天を狙っての城めぐりです。

掛川城祉
新幹線も止まる駅・東海道本線 掛川に降りると途中の駅と違い開けた感じ。  駅の案内書でガイドmapを貰い、ついでにこの辺りの名産品を聞くが要領を得ない。  Mapを見、北口から天守閣が見える西側の通りを歩く。天守閣は小ぶりだが雲が流れた青空に映え、立派である。   城の下に着き、手前のお堀の道を通り正面入り口へ。今は広場となっている三の丸向かいの本丸に通じる四足門をくぐり本丸広場から天守閣へ向かう。   

掛川城は山内一豊が改築、天守閣を備えた近代城郭になったと。現在の天守は平成六年に木造で復原されたもの。   
天守丸への階段は細く、急、曲がった階段、それに沿って白亜の壁があり防御を考えたものとはいえ天守閣と共に青空に映え美しい。   天守閣からは周りを低い山に囲まれた掛川市を見渡せ、ここが要衝の地であることが分かる。 

天守閣の真下に見えた二の丸御殿を見学。ここは京都二条城と同じ、江戸時代の建物として現存しているものだと。書院造の建物、玄関先から藩主の空間や藩庁、私的広間、等々たくさんの部屋がある。 御殿前の庭から見上げる天守閣が美しい。

掛川駅                        通りから天守閣を望む                                地名・掛川の由来

                

太鼓櫓(中央) と 天守閣(右)

三日月堀                        四足門と天守閣                  本丸広場          

                

広場から天守閣              太鼓櫓   

    

天守閣に昇る

                

≪天守閣からの展望≫
        四足門と太鼓櫓方面                                     御殿を見下ろす

                

 

                

萩と天守閣 

                

現存・二の丸御殿から天守閣を見上げる                                                 御殿から太鼓櫓

                

御殿前から天守閣を見上げる

 御殿から三日月堀を挟んで太鼓櫓

 御殿内部

        

三日月堀と太鼓櫓           三日月堀と天守閣                                         掛川駅 新幹線側

                                          


駿府城跡
静岡駅まで各駅停車で戻る。  駅の案内書でガイドMapを貰う。地下道からのルートを地上に出る場所も含め丁寧に教えてくれる。   

徳川家康の隠居城として元の城を拡張改修を行ったという広大な敷地、今は駿府城公園となり何も残ってない。ただ巽櫓と二の丸御門、坤櫓が復元されているのみ。        現在天守台あたりを発掘調査しており工事現場の様な場所にブルーシートがかかっているのみ。

静岡駅                      駿府城跡        復元・巽櫓と中堀           東御門

                

駿府城公園の内堀                              家康公像           天守台発掘現場        坤櫓(ひつじさるやぐら)

                

坤櫓前から富士山                              再び巽櫓                             帰りの車窓から

                             

=おわり=


・中山道を歩く(20)③近江八幡-八幡山城址-安土城址-安土

2018-04-13 23:34:05 | 城めぐり

2018年4月13日 本日は街道歩きお休みで1日近江路の観光です。昨日2名早帰りしたので6名です。晴天。

 次のルート:㉑武佐宿~草津宿           前のルート⑲赤坂宿~醒井宿  

   1日目:街道歩き(醒井宿--高宮宿)、2日目:彦根城、街道歩き(高宮宿--武佐宿)、3日目:近江八幡・八幡山城址・安土城址

 【3日目】 … 近江八幡散策・安土桃山城址
  ホテルから西、琵琶湖方面に歩き、八幡山のふもと、昔ながらの商家がたちならぶ近江商人屋敷の一画を見、水郷・八幡堀のほとりから日牟禮(ひむれ)八幡宮へ歩く。   豊臣秀次が八幡山城城下町として開いた商人屋敷は千本格子と白壁の二階家が続き絵になる。軒下が低く、焼杉で作った半分真黒に炭化した板塀がさらに風情を醸し出す。   八幡堀は琵琶湖から城下町に通ずる運河で秀次が設けた。穏やかに流れる水と遊歩道に植えられた柳等の緑が古の風景を思い起こさせる。時代劇のロケ地に良く使われるというのも理解できる。   さらに日牟禮八幡宮の先にあるロープウェーに乗り八幡山城跡へ。山上、西の丸跡から田園風景の向こうに琵琶湖、対岸に比良山系の山が見える。女子中学生がガイドの説明を神妙に聞いている。  北の丸へ向かう。こちらからは琵琶湖北方の安土城跡の山や琵琶湖の内湖・西の湖が見える。本丸跡にある秀次・菩提寺と二の丸資料館を見て、下りは山道を歩き、日牟禮八幡宮脇へ出る。     近江八幡駅で昼食。駅北側は昔からの町並みらしく食事をする所はなく、南側の大きなショッピングセンタ-内で摂る。

  一駅戻り安土駅へ。駅隣接の安土城郭資料館で情報を得、駅前で自転車を借りて安土城跡へ向かう。約20分ほどで安土城址前のPへ。遠くから見ても石垣群が並ぶように見え壮大である。登城口から真っ直ぐ、幅広の大手道が続く。通常は屈曲して敵兵を登りにくくするのが常識だが信長の城らしく奇想天外。但し石段と石段にかなりの段差があるので登りにくい。  大手道を登りきると折れ曲がりながら右方向に進み黒金門跡。二の丸の信長廟を見、本丸御殿跡を通って「天主台」へ着く。   足元に整然と並んだたくさんの礎石がここに壮麗な天主があったことを想像させる。かつては五層七階の豪壮な天守閣がそびえ、金箔の瓦を葺いたともいわれ、面積も礎石面積の2倍半近くあったとあり如何にその規模が大きかったかがわかる。  天主台北側から琵琶湖方面の田園が見え、湖は遥か彼方である。  がかつては安土山は琵琶湖に突き出た岬で目の前いっぱいに湖が広がっていたという。     元来た道を戻り、途中琵琶湖岸に寄りチラリと見てから駅に戻り、今回の街道歩き+観光 終了である。

≪近江八幡≫

八幡山へ向かって歩く                            近江商人のふるさと・近江八幡の心のよりどころ

                

    八幡山城下はかつての安土と同じく、楽市楽座を取り入れ商人の町として大いに活気を呈した

 

                

    

八幡堀 … 豊臣秀次は八幡掘を運河として開削し、琵琶湖を往来する荷船をすべて八幡の町へ寄港させた                                                           

            

日牟禮(ひむれ)八幡宮                               参道に「八幡まつり」用の松明が並ぶ

                

翌日開催の「八幡まつり」(松明・太鼓祭)用の葭(よし)を使った松明群 … 10mを越える物もある

日牟禮(ひむれ)八幡宮

                

ロ-プウエイで八幡山城址へ                        西の丸から琵琶湖      北の丸から安土山方面

                

西の丸から琵琶湖と対岸の比良山系の山々

北の丸から左:西の湖、  正面黒い低い丘:安土城址

山頂本丸跡に建つ「瑞龍寺」                                           北側展望 

            

秀次の菩提寺「瑞龍寺」の桜

八幡山ハイキング下山口                                           白雲館             近江八幡駅

                

安土城郭資料館

            

幻の名城”安土城” … 1/20に復元 天守閣ひな形 5層7階建

活津彦根(いくつひこね)神社 … 

        

≪安土城址≫

Map                  復元・天守断面透視図              

        

安土城址                                      大手門

            

真っ直ぐに伸びた大手門 … 幅広い石段の両側には、石垣で囲われた諸将の館跡が続く。当時、十数万の動員力を誇った織田軍団、館跡も続く。

黒金門跡                                    佛足石            二の丸址          天主台から本丸跡

                

 

天主台跡 … たくさんの礎石が残る                  天守台石垣から琵琶湖方面

                

 … 最高所の天守台址にまでのぼりつめると、予想しなかったことに、目の前いっぱいに湖がひろがっていた。安土城は、ひろい野のきわまったところにあるため、大手門址からの感じでは、この山の裏が湖であるなどは、あらかじめ想像していなかった。
 古い地図で見ると、山というより、岬なのである。琵琶湖の内湖である伊庭湖にむかってつき出ている。この水景のうつくしさが、私の安土城についての基礎的なイメージになった。織田信長という人は、湖と野の境いの山上にいたのである。 …          
  司馬遼太郎 『街道をゆく』近江散歩、奈良散歩より

大手道を見下ろす              伝羽柴秀吉邸跡                          琵琶湖

                         

伝羽柴秀吉邸跡 … 上下2段に別れた郭(造成された平地)で構成され、下段に厩(うまや)と広場があり、上段に主人の住む主殿が建っていた。

風に波立つ琵琶湖

 次のルート:㉑武佐宿~草津宿           前のルート:⑲赤坂宿~醒井宿

 1日目:街道歩き(醒井宿--高宮宿)、2日目:彦根城、街道歩き(高宮宿--武佐宿)、3日目:近江八幡・八幡山城址・安土城址

=おわり=


・二本松城址・白河城

2018-03-31 23:59:30 | 城めぐり

2018年3月31日 福島・二本松の霞ケ城跡 と白河の小峰城址観光に行きました。始発電車に乗り途中駅で友人と合流、各駅停車の日帰りの旅です。  二本松の霞ケ城跡に行くのは今回で3回目。過去2回、天守台まで行けなかったので天守台を見に行くためのリベンジの旅です。   天気は晴れ、風もなく昨日よりは若干暖かい感じです。

二本松・霞ケ城跡
二本松の駅に降りると前回印象とは違いお店も色々あり開けた感じ。  勝手知った道を歩き「二本松城址」へ。「二本松少年隊」像前から通常コースを通りお城裏手へ。稜線部分に雪を残した安達太良連峰が青空に映え非常に清々しい。搦手門跡を通り「本丸跡」へ向かう。石垣に囲まれその上に天守台がある。ここからの安達太良連峰も素晴らしい。安達太良の展望を楽しみながら昼食。いつまでも見ていたい連峰に後ろ髪曳かれながら城址を後にし、次の目的地白河駅へ向かう。
白河・小峰城跡
駅ホームから櫓が見える小峰城跡はこじんまりしたお城である。この城は「東北の石垣の三名城」とかで結構な石垣が残っており、その上「本丸」に木造櫓が復元され立派である。 本丸の周りを歩くと<東日本大震災>で各所で石垣が崩れたとかで未だ修復工事がなされている。   東京では3月24日に桜が満開というのに、こちらの桜はまだ蕾が膨らみ始めかけたくらい。やはり東北である。 
  夕食に餃子を食すべく宇都宮駅で途中下車、目的の店に行ったら道路を挟んで長蛇の列。この店の餃子をあきらめ夜の闇の<宇都宮城址>を見に行く。 さらっと見た後、居酒屋に入り餃子を堪能し1日の旅を終える。 

二本松・霞ケ城跡>          二本松少年隊像と箕輪門                       箕輪門

                

洗心亭前から霞ケ池             傘松                                 安達太良連峰

                              

搦手門跡の石垣                   天守台の石垣                                   天守台と安達太良連峰

               

                         本丸跡            大石垣・穴太積み      

            

二本松神社

    

白河・小峰城址>                                                木造復元三重櫓

                

櫓からの展望・阿武隈川方面                           本丸

                

膨らみかけた桜の蕾

城址前公園と三重櫓                               夜陰の宇都宮城・清明櫓                            

                                

朧月と清明櫓  綻びかけた桜

=おわり=


・三島 山中城址、三島大社

2018-03-14 22:00:11 | 城めぐり

2018年3月14日 三島の「山中城址」を見に行きました。天候は晴れ、好天が続き4月中旬の陽気、散策日和です。  「山中城址」は北条氏が西側から来る豊臣勢に対する防御城塞として箱根外輪山の西側斜面に築いたものです。北条流築城術を駆使して造られた畆堀(うねぼり)や障子堀(しょうじぼり)が復元されているとの事。

三島駅からバスで山中城址まで行く。外国人と思しき人や若い学生で満員のバスは途中迄で殆んどの人が降り、私を含め最後に残った2組が山中城址で降りる。 西側から来る敵に対する最初の防御施設、岱先出丸(だいさきでまる)を最初に見学する。出丸であるが充分に広い面積を持ち、周りを土塁で囲まれた曲輪(くるわ)が2ケ所ある。   雪を冠った富士山や愛鷹連山、駿河湾を西方面に眺められ素晴らしい展望。土塁の直下には壮大な畆掘(うねぼり)「一ノ堀」が走り、良く人間がこの様なものを造ったものと息をのむ。      
 岱先出丸を一周した後、国道を渡り本丸がある「山中城址」本体側に行く。  こちら側にある畆堀はどこも岱先出丸より整った状態で造形的で非常に美しい。城の西端にある「西櫓跡」に登る途中、右手に畆堀と障子堀(しょうじほり)があり鉄壁の構えを見せる。豊臣勢はこれらを乗り越えて殺到したにしても大変な労力だったろうと想像する。 「西櫓跡」から「西の丸」に向かう途中、反対側から見る障子堀も壮大で凄いものがある。  「西の丸・物見台」から見下ろす障子堀と「西櫓跡」も富士山をバックにして絵になる。    樹林の山道を歩き「北の丸」から「天守台」「本丸」そして広い「二の丸」に向かう。「北の丸」は広いが樹林に囲まれ暗い雰囲気、「天守台」はわずかな高みである。「天守台」下のささやかな「本丸」、「二の丸」は伸びやかに明るい。       一通り山中城址を回遊して元の場所に戻る。バスで三嶋大社で途中下車し、「三嶋大社」を見学して今回の城址巡り終了。

【山中城址】 … 

山中城址入口案内                            MAP

              

岱先出丸だいさきでまる                          「すりばち曲輪」         畆堀うねぼり「一ノ堀」…真上から見下ろす          

                

                            畆堀「一ノ堀」…横から見る 

                

左端高み「沼津アルプス」 右側 富士山・愛鷹あしたか連山  眼下 駿河湾

山中城址碑                                    「三の丸堀」          「田尻の池」        「元西櫓下の堀」   

                             

「西ノ丸畆堀」

                        

「西櫓跡」から障子堀を見下ろす                     「西櫓跡」の広場

                             

 

 「西櫓跡」を戻り「西の丸」方面に向かう

                       

「西ノ丸堀」…北条流堀障子の変形

    

…障子のさんのように見える事からつけられた

「西の丸」                                   「西の丸見張台」から「西ノ丸堀」を見下ろす  

            

向かいに「西櫓跡」、真下に「西ノ丸堀」

「元西櫓」(小曲輪)から「西の丸」を望む  「二の丸」方面を望む                    「北の丸」        架橋「・」と「本丸」を結ぶ

                              

「元西櫓」(小曲輪)から「西の丸」を望む

天守櫓跡(天守台)           「・」から「本丸」を望む      矢立の杉        兵糧庫跡          「本丸」

                       

本丸堀                 「二の丸櫓台」から「本丸」                   「・台」から「二の丸」  

                         

本丸堀

「本丸」と「二の丸(北条丸)」を結ぶ本丸西橋、左側半分は土橋。いざという時は右半分の木橋を落とし、本丸への敵の侵入を防ぐ

「二の丸虎口(こぐち)」                           虎口から「元西櫓」へかかる二の丸橋          箱井戸…将兵の飲料水       

                

 「三の丸」宗閑寺…城主松田康永、副将間宮康俊などの墓がある

                             

 

                            芝切地蔵尊                       箱根旧街道         芭蕉句碑‥霧しぐれ富士を見ぬ日そ面白き

                        

【三嶋大社】  … 源頼朝が源氏再興を祈願し、旗挙げをした。社殿は総欅素木の権現造りで三島の顔といえる荘厳なもの

                

                                                                         三島 水辺の文学碑

                             

本殿

=おわり=


・中山道を歩く(18)①清州・岐阜<鵜沼宿>-<加納宿>-<河渡宿>-<美江寺宿>大垣

2018-02-14 23:59:59 | 城めぐり

2018年2月14日~16日  中山道歩き18回目、2018年最初の街道歩きです。  美濃路・鵜沼宿から美江寺宿までを2日かけ約**Km歩きます。7名の参加。 
今回は余裕があるので1日目は名古屋・岐阜近辺のお城見学をしてから鵜沼宿に入り、2日目から街道歩きを始めます

 次のルート:⑲赤坂宿~醒井宿         前のルート:⑰大湫宿~鵜沼宿   

 【1日目】 … 清州城・岐阜城
名古屋から≪清州≫まで行き「清州場見学」。模擬天守閣を持つコンクリートの城。内部は資料館になっており、天守閣から真下に東海道新幹線、遠くに伊吹山が見える。  
 次に≪岐阜駅≫まで移動。昼食後、金華山(329m)・岐阜城を見学する。復興天守閣のコンクリートの城。ロープウエイで山頂へ行きお城へ。山城なので足場の悪い所もあり日陰には雪も残る。天守閣から眼下に長良川が見え西方面には雪を冠ぶる伊吹山、養老、鈴鹿の山系が見え壮大な眺望である。濃尾平野・名古屋方面は春霞で判然としない。下りは百曲り登山道を歩いて下る。足場の悪い山道で古の人達は常にこの道を登り降りし、築城をしたと思うと足腰の頑丈さに驚嘆する。
 岐阜駅から高山本線・鵜沼駅に移動し、木曽川畔の宿に泊まる。対岸の犬山城は昨夏、落雷で破損した鯱を修理するため足場が造られ風情がない。   

清州城 … 

            

    

雪を冠った伊吹山が見える

金華山・岐阜城 … 

        

天守からの展望

                

    

岐阜駅前 金ぴかの織田信長像

    

    【2日目】  に続く   …… 


・姫路城

2017-09-05 23:59:59 | 城めぐり

  

 ≪姫路城≫  白亜の外観が甦った世界遺産の城
…白鷺城 はくろじょう / 天守構造:廉室式望楼型 5重6階地下1階…
天候は曇り、青空に映える天守閣は望めないが散策するには都合が良い。しかし午後から雨が降る予報。
姫路駅で知人と合流し城へ向かう。平日でありながら結構な人がいる。日本初の世界文化遺産だけあり海外からの人も多いようだ。知人の話では過去、入場ゲートに入るのも数時間待ちで登城をあきらめたとか。
駅前からも雄大な城が見える。   城に近づき、三の丸から天守に向かって歩くと常に天守群と櫓や塀が織り重って見え、角度を変えても整っており壮麗で美しい。    ゆったりと広い西の丸庭園から西の丸長局(百閒廊下)という城壁上の渡櫓群内部に入る。千姫のために築かれたというが警備のしくみが頑丈、そして長い。  化粧櫓から表に出て天守に向かう。狭い石垣の間を折れ曲がりながら天守の入口に着く。    天守閣に登る途中には籠城のための様々な工夫が凝らされる。  東大柱、西大柱という心柱が地階から六階床下まで突き上げているというがさすがに目立ち大きい。最上階、六階からは姫路市街や西の丸等が見え素晴らしい眺望。
 階段を下り1階から大天守と小天守をつなぐ渡櫓の内部を歩く。天守の外に出ると備前丸という大天守前の広場になる。大天守閣が背後に聳えたつがホットする解放感のある広場である。さらに下ると備前丸跡を支える石垣の勾配がきれいな名づけて「扇の勾配」。さらに天守閣群が美しく見える三国濠の前を通り姫路城観光終了。     

      

姫路駅前デッキから姫路城

   

姫路城大手門前            大手門         三の丸広場              入場ゲート手前

            

菱の門                  狭間(さま)と天守群     西の丸

            

 

    

    ▲■▲ この間 西の丸長局(百閒廊下) を歩く ▼■▼ 

「は」の門と天守                             「に」の門          天守を仰ぎ見る        滴水瓦・てきすいがわら

            

天守途中からの展望        

         

鯱:火を防ぐまじないとしての棟飾り               武具掛け                        西の丸広場から百閒廊下

                         

正面 備前丸から天守を仰ぐ              

                          

          石垣:扇の勾配

                           

三国濠前から天守                                           石垣に直線が

                                     

   

                      

 

 <書写山・圓教寺> … 天台宗三大道場のひとつとされる

午後、姫路市北側にある「西国巡礼27番札所」<書写山・圓教寺>へ行く。資料によると西の比叡山として名高く、書写山という山上に広大な境内が開かれていると。
姫路駅前からバスで書写ロープウエー駅行きに乗りロープウエーで山上に。雨が降ってきそうな雲行きだがアジア系と思しき外国人もチラホラ。只でさえ暗い天気だが樹木が茂っていて鬱蒼とした雰囲気の中を歩く。手は入っているが山道の様なところを歩くと所々に山門や御堂が現れる。清水寺の様な舞台造りの本堂があり荘厳である。境内最奥まで行って戻り姫路巡りの旅、終了。

ロープウエイー乗り場                        境内MAP             仁王門   

                       

     

本堂:魔尼堂 … 京都の清水寺と同様の豪壮な舞台造。如意輪堂

            

舞台からの展望   

大講堂、食堂、常行堂 がコの字に並ぶ … 右:大講堂、奥:食堂、左:常行堂

   

 開山堂(奥ノ院):性空上人を祭った                                鐘楼:重文

                      

=おわり=


・犬山城(2)

2017-09-04 23:59:59 | 城めぐり

 ≪犬山城≫  木曽川に臨む秀麗で古式な望楼型天守 
…白帝城 / 天守構造:複合式望楼型 3重4階地下1階…

                    犬山城下の佇まいを残す家

                      

帰り、木曽川の左岸を戻り鵜沼の駅へ戻る

         

鵜飼の観光船                                             名鉄特急各務原線    見納めの犬山城

                         

岐阜駅前:織田信長の金ぴかの象

 ≪姫路城≫ へ 続く   


・名古屋城・犬山城・姫路城

2017-09-03 23:59:59 | 城めぐり

2017年9月3日~5日 2泊3日で名古屋城犬山城姫路城を観光。 

 ≪名古屋城≫ 豊臣大阪城を睨み、天下普請で築かれた城郭
…金鯱城、金城、柳が城、亀屋城、蓬左城 /天守構造:連結式層塔型 5重7階地下1階…
始発電車に乗り名古屋駅に11時前に到着。  天候は晴れ、温度は上がりそう、散策日和。市内循環バスで名古屋駅から城へ向かう。本丸御殿の復元公開に合わせた観光ボランテイアの方の案内で御殿内を巡る。新規で豪華華麗である。  案内終了後、コンクリート造りの天守に登る。 7階にある展望室から名古屋市街が一望。      本丸観光後、北側から天守を望みさらに外堀北側から名古屋城を一周して観光終了。

 西の丸手前             正門(復元)         西の丸            未申櫓                       本丸を囲む西側空堀

            

 東側空堀              2017年6月公開になった復元本丸御殿

                        正面玄関

 

竿縁天井(大廊下)            玄関           玄関から外          格子天井 

            

                    表書院一之間から上段之間                             付書院(対面所)

            

                  帳台構(表書院)       黒漆塗二重折上げ小組格天井(対面所上段之間)

      

本丸から天守               天守閣

      

金鯱模型              名古屋城全体模型        天守最上階からの展望     

         

北側空堀                   西北側から天守                   西北側空堀

            

明治初期の本丸御殿と天守      西北隅櫓(清州櫓)                          天守

                           

西北隅櫓(清州櫓と称された…清州城天守の古材を転用)

本丸天守

                                                    本丸天守と未申櫓         未申櫓

            

正門                                      西側外堀越え天守                     西北隅櫓(清州櫓)

            

西北隅櫓(清州櫓)

 

西北隅櫓(清州櫓)              東側堀越えに見る天守

      


名古屋城観光の後、鵜山宿へ半日かけて移動し木曽川を挟んで犬山城を望む宿に泊まる。夕景そしてライトアップされた犬山城を遠望する。

 ≪犬山城≫  木曽川に臨む秀麗で古式な望楼型天守 
白帝城 / 天守構造:複合式望楼型 3重4階地下1階…
曇り空、木曽川を挟み青空に映える天守は望めない。
  犬山城は9時開場、混んでいる時は1~2時間待ちになるというホテルの人のアドバイスで8時半過ぎにホテルを出る。木曽川の対岸を歩き常時犬山城を左手に見ながら城へ向かう。ライン大橋を渡り、南面の正面から本丸に入る。本丸の背後、北側に木曽川を配しいわゆる後堅固の城である。
  こじんまりしたお城だけに望楼天守に登る階段は狭く急。 木造で造られるお城は鉄筋造りの城と違い風情がある。   天守望楼からの眺めは木曽川側が高くそして開け大らかな展望。平野の端にあるので四方概して素晴らしい展望である。しかも窓から外を見るのでなく木造の外廊下(望楼)から直接見れるのは素晴らしい。

夕景:木曽川越しの犬山城

            

ライトアップ犬山城

      

● ● ● ●

木曽川右岸から望む

            

ライン大橋上から望む

      

南面犬山城下から登城         犬山神社       樅の丸西の空堀      本丸鉄門(疑似復元)

         

本丸から天守…高く感じない

   

■天守望楼からの展望

『西方』

            

『東方』

         

『南方』 眼下に本丸 名古屋方面

   

『北方』 木曽川対岸 岐阜市方面

      

 ■望楼から下る

            

            

            

犬山城:続く


 姫路城  白亜の外観が甦った世界遺産の城 へ JUMP
  


・会津若松・鶴ケ城

2017-04-05 23:59:59 | 城めぐり

2017年4月5日 会津若松の鶴ケ城を見に行きました。始発電車に乗り会津若松駅に11時前に着きます。天候は晴れ、温度は上がりそう、散策日和です。  この城には26年前、車で新潟へ遊びに行く途中で寄っています。

郡山駅までは山頂部分に雪があるくらいで周囲は都心と同じ風景です。磐越西線に入ると電車の周りでも雪が目立つ様になります。表側から見る磐梯山も雪が一杯でまだスキーができそうな感じです。若松駅に着くと赤ベコがあり東北に来たという気持になります。裏通りを通り鶴ケ城へ向かう途中で昼食です。ソースかつ丼が若松の名物という事で食べてみました。ボリューム満点ですがそれ程でもという感じでした。        鶴ケ城・西で丸側から入ります。桜は未だ蕾状態、すき枝のお濠の向こう側に建つ天守閣は凛々しいものです。青空に映えた五層の天守は出窓と付櫓をアクセントにしてスマート。 本丸御殿がかつて建っていたという正面広場側からは天守から南に伸びる走長屋・南走長屋が復元されていてアクセントになり美しい景観です。      鶴ケ城天守閣の中の資料館を見、天守にある展望層から雪で真っ白な磐梯山や飯豊連峰の展望を楽しみます。復元された南走長屋の中は石垣の構造や部屋の構造が分かる様になっています。   本丸広場の南東には「荒城の月」が鶴ケ城と仙台の青葉城をモチーフに作詞されたとの碑があり納得できるものです。   本丸西側の赤く塗られた廊下門橋の枡形を通り、もう少し見ていたい気持ちに後ろ髪ひかれながら駅に戻りました。

磐越西線からの磐梯山          会津若松駅       福島名物・赤べこ

                

若松城跡                                  鶴ケ城

                

                   鶴ケ城歴代城主家紋            本丸広場側からの天守閣

                

走長屋と天守閣                             鉄門                                帯郭側から見る天守閣

                

本丸広場南の石垣上から     月見櫓              「荒城の月」碑 …春高楼の花の宴 巡る盃影さして千代の松が枝分け出でし 昔の光今いずこ

                

天守閣からの展望         磐梯山               本丸・広場        走長屋と鉄門

                

飯豊山                                    鉄門を見下ろす       干飯櫓から堀

                

茶室 麟閣                                                南石垣上から干飯櫓方面     廊下橋と磐梯山  

                             

東側から                廊下橋門の枡形

                

                     新島八重の象                           会津若松駅           磐梯山

                 

=おわり=