デジカメを持って歩こう.

個人の 登山、トレッキング、散歩、海外旅行 の記録です。

 2012年9月 南米.ペルー周遊からブログ参加です

・熊野速玉大社、熊野那智大社、伊勢神宮、二見浦 夫婦岩

2017-11-16 23:59:59 | 観光旅行

【2日目】 … 熊野速玉大社、熊野那智大社
新宮市、昨日とは打って変わり朝から気持ちの良い晴天。   まず神倉神社に参拝する。熊野速玉大神が最初に降臨したという元宮である神倉神社、登り口に立つと自然石石段のもの凄い急勾配に驚かされる。古びた石段は傾いていたり歳月で摩耗したりしていて気を付けないと危ない。山上にはゴトビキ岩という御神体が鎮まり、前方に熊野灘が望める。   熊野速玉大社社殿は昭和28年に再建されたもので、朱塗りが非常に鮮やかで厳かさにはかける。9時前の早い時間にも拘らず観光バスの団体がやってくる。さらっと大社拝殿を見た後で新宮市内の新宮城跡(丹鶴城)に登る。「本丸」「天守台」が配置され、熊野川岸に「水の手」があり熊野流域の備長炭の舟運のための船着場があったと。  ここから遥か遠く神倉神社のゴトビキ岩が見え確かにカエルの様に見える。

新宮駅に戻りバスで那智駅へ移動。駅近くの世界遺産 補陀落山寺(ふだらくさんじ)を見て再度バスで那智大社途中の大門坂へ。  天を衝く杉林の間の石畳の大門坂を登り、土産物店の間を抜けさらに石段を登ると熊野那智大社に着く。拝殿は補修中らしく鉄パイプに囲まれていて残念、荘厳さはない。こじんまりした境内の一角に樹齢800年といわれる大楠があり壮麗。大社の裏続きに青岸渡寺(せいがんとじ)が立つ。こちらの方が厳かさがあるがその先に那智大滝が見え眼を奪われる。写真で良く見る三重塔と那智大滝の組み合わせもバッチリ。 上から那智大滝を見た後、滝下にある飛竜神社へ。日本一の名瀑という133mの滝を眼前に見ると迫力がある。       大阪の知人とは那智勝浦駅で別れ、次の目的地伊勢市へ移動。

新宮市Map                                 那智大社近辺Map

                        

神倉神社             ”山は火の滝 下り竜”…新宮節の一節  2月6日 御燈祭には男たちが燃えさかる松明を片手に急な階段を駆け下る

            

坂というより崖に石段を造った様な急勾配。登りはきついが下りは慎重に下らないと大怪我に繋がる

 御神体のゴトビキ岩…(新宮地方の方言でヒキガエルの事)                    新宮市街地向こうに熊野灘が見える

            

 下り道                                     下ってくると鳥居の前で神主と氏子が集まって何やら

            

 

 

 熊野速玉大社                 鳥居            御神門

        

 熊野速玉大社拝殿 … 奥正面に第一殿(結宮)と第二殿(速玉宮)がある

            

丹鶴城跡 に登る              天守台を望む                      彼方のゴトビキ岩

            

 新宮駅                   那智駅       「熊野古道振分石」熊野街道(中辺路・大辺路・伊勢路)の合う中心宿駅               

        

補陀洛山寺 …                                              補陀洛渡海船                                        

            

大門坂道標                         夫婦杉の間を          大門坂の石畳        

                    

 

 

 

熊野那智大社 …                                             八咫烏 … 

                

                      青岸渡寺本堂 … 西国観音霊場第一番札所 

               

那智の滝

                             

滝口の神社境内から

            

                     

 

【3日目】 … 伊勢神宮(外宮、内宮)、二見浦 夫婦岩
本日も朝から晴天だが風が冷たい。 外宮参道を歩き「外宮げくう」へ。砂利道の境内に入ると第一鳥居、第二鳥居が出てくる、大きくないが全て一本の木でできている。神楽殿を過ぎると厳かな正宮(しょうぐう)。その手前には20年に1度行われる式年遷宮の前に正宮が置かれていた空間・古殿地(こでんち)があり普通の神社とは違うのだという雰囲気である。ざっと見るだけでは「明治神宮」より狭い。     外宮を見てから参宮街道(古市街道)を歩いて内宮へ向かう。街中の道で昔の風情は何もない。ただ途中に「麻吉旅館」というかつての茶屋があり懸崖造りの六層で、かつての遊郭・古市の町の華やかさを偲ばせる建物である。   
五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると「内宮ないくう」になる。外宮と同じように正宮まで神楽殿等の前を通って行くのだが五十鈴川で口と手を清める御手洗場があり厳かにさせる。正宮は広い石階段の上にあり人でごった返している。 午後の時間、バスで二見浦に移動、夫婦岩を見て伊勢観光終了。 

伊勢市Map

  「お伊勢さん」 伊勢にゆきたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも

伊勢神宮を歩く

伊勢市駅                   外宮参道              伊勢神宮(外宮)                   神楽殿

                

正宮(しょうぐう)                           古殿地(こでんち)… 20年に一度、式年遷宮の前に正宮が置かれていた空間    

                

≪外宮と内宮を結ぶ参宮街道・古市街道≫ … 古市には江戸の吉原・京の島原と並ぶ三大遊郭があった

茶屋「花月楼 麻吉」(麻吉旅館)…古を偲ばせる建物              

        

麻吉旅館 …

明治時代には珍しい三層楼の建物として知られ、伊勢音頭の舞台、芸妓も常時30人ほど抱えた大料理店

            

伊勢神宮(内宮ないくう)                                          五十鈴川・御手洗い場

                

式年遷宮のための橋跡?

 

正宮

          

五十鈴川 宇治橋  … 木造和式、両側に神明鳥居がある 式年遷宮の4年前に架け替えられる

        

          二見浦 夫婦岩

                

=おわり=


・熊野古道、熊野三社、伊勢神宮

2017-11-14 23:59:59 | 観光旅行

2017年11月14日~16日 2泊3日で 熊野古道の中辺路(なかへじ)のさわりを歩き古道歩きの片鱗に触れます。そして熊野三社(熊野本宮大社、熊野速玉はやたま大社、熊野那智大社)と伊勢神宮を歩きます。        1日目は雨の予報、2・3日目は晴れそうです。

紀伊半島全体関連Map

       熊野へ参るには、紀伊と伊勢路のどれ近し、どれ遠し、広大慈悲の道なれば、紀伊も伊勢路も遠からず

【1日目】 … 中辺路:発心門王子→熊野本宮大社
大阪から来る知人を待つ間、雨の紀伊田辺を散策する。田辺は熊野古道・中辺路と大辺路の分岐点にあたり「口熊野」と呼ばれる。 駅近くにある鬪雞神社は雨に濡れしっとりとして厳かな雰囲気を漂わせ好ましい。     知人が到着すると、すぐバスで熊野本宮大社経由で発心門王子へ。  雨の中、朱塗りの発心門(ほっしんもん)王子は外国人のグループで占められている。あの陽気さ、元気さはスペイン人だろうと知人が。発心門を少し下った所にある休憩所で昼食。暫らくは舗装道路を歩き水呑王子へ。道標が立派で背後にある岩碑を見逃すところ、隣に廃校になった三里小学校分校がある。  針葉樹の山道を歩き伏拝の集落に入ると小雨に。山村彼方に果無(はてなし)山脈が雲間に水墨画の様に柔和に見える。 伏拝(ふしおがみ)王子は道の右手の高台にある。ここから大雲取、小雲取の峰々が遠望でき、その麓に熊野本宮旧社地「大斎原おおゆのはら」の樹叢が見えるというが気づかず。    祓殿(はらいど)王子に着くとすぐに熊野本宮大社の裏鳥居です。    
先ほどから雨が強くなった熊野本宮大社をゆっくり観光。御本殿は檜皮葺きの屋根が雨に濡れ黒く、重厚さを増し美しい。本殿は横一列に第一から第四殿まで並び熊野独特の雰囲気を醸し出す。特徴的な3本足のカラス八咫烏(やたがらす)が説明される。    最終バスまで時間があるので熊野川・音無川が合流する中州にある 旧社(大斎原おおゆのはら) を見に行く。大きさ日本一の大鳥居、高さ34m、幅42mを潜り、明治22年の大洪水で流されるまで熊野大社本宮があった場所を見、古の社殿の広さを偲び本日の観光終了。

 田辺周辺Map              発心門王子→熊野本宮大社Map

          

田辺駅前               何故か弁慶像が … 弁慶が田辺生まれという説からとか

    

闘鶏神社 … 『鬪雞神社』 神社名由来は熊野別当湛増が源氏と平氏のどちらにつくかを闘鶏で占った故事による  2羽の鶏、闘鶏像

                

    

                                                                          世界遺産登録碑     

                             

≪熊野古道・中辺路の片鱗を歩く≫     

発心門王子 … 発心とは、発菩提心の意で、発心門とは仏門に入らんと志す入口、聖域に入る門を意味する

        

                                        水呑王子 … 

                

                                      伏拝王子 …          和泉式部供養塔

                             

祓戸王子 … 

    

熊野本宮大社

熊野本宮大社拝殿                                八咫烏(やたがらす) … 3本足のカラス、日本サッカー協会シンボル                        

                

熊野本宮大社御本殿

        

                       本宮大社正面鳥居 …  

    

熊野坐(くまのにます)神社 旧社(大斎原おおゆのはら) … 旧社は熊野川・岩田川・音無川が合流するここ大斎原の中州にあった

                

 

                         

2日・3日目に続く


・上野公園

2016-12-13 18:39:26 | 観光旅行

2016年10月11日 K校友会のクラブでボランテイアガイドの案内で上野公園散策に行きました。 12名の参加です。 何回も歩いている上野公園ですが、ガイドの案内付きは初めてお昼まで2時間程の散策、どの様になるか期待です。雲り空で遅くなって雨の予報ですが昼間は大丈夫でしょう。 

上野駅に集合、電車が遅れている様でばらばらと遅れて集合です。文化会館前でガイド2人と会い、2つのグループに分かれて歩きます。   いつもはさらりと歩くコースも説明が付くと新たな発見があります。また、ガイドがいるからこそ説明してくれる新たな場所があり、目からうろこです。非常に良い散索でした。    12時過ぎに西郷象前に集合して散策終了です。

世界文化遺産・東京西洋美術館  / 庭にハクビシンが!        / 旧因州池田屋敷表門黒門!/ 国際子ども図書館   

                            

寛永寺 根本中堂                    / 徳川歴代将軍御霊廟 …新発見!

        

上野東照宮                     / 動物園柵越しに寛永寺・五重塔 / 銅燈籠 …新発見!

               

    

花園稲荷神社・狐塚 …初めて知ったパワースポット!

        

上野清水堂         / 月の松:広重 江戸百景 …新発見!                         / 西郷どん

                            

=おわり=


・千葉 バス旅行

2016-09-27 23:59:59 | 観光旅行

2016年9月27日 W校友会の<親睦バス旅行>で房総半島「養老渓谷」「東京ドイツ村」行ってきました。総勢60名バス2台です。天候は曇り時々晴、バスで移動中には雨も降りましたが観光地点では晴れです。

湿度100%近くの蒸し暑い天候で少し歩くだけで汗が流れ落ちます。<養老渓谷>への滑り易い坂を下り穏やかに流れる滝に涼感を覚えます。   <東京ドイツ村>でBBQの昼食。非常に広い芝の園地ですが広すぎてポイントになるものが希薄になっています。コキアが紅く色づき初めているという事ですがどこにあるか分かりません。やっと見つけ写真を撮ったらすぐに出発です。  帰りはアクアライイン「海ほたる」で休憩して帰京です。

養老渓谷へ向かう ‥ 穏やかな滝が流れます。

                

        

 東京ドイツ村:コキア(ほうきギ)

        

 アクアライン「海ほたる」

    

=おわり=