国立劇場開場50周年事業の企画で
文楽でも仮名手本忠臣蔵が上演されています
歌舞伎では三部に分けて3か月連続で上演されていますが
文楽のほうは今月だけで、1日に二部に分けて朝10時半から夜9時まで
私は1日掛かりではとても無理なので、日を分けて、一部、二部観に行きました
それでも疲れた、腰が痛い。皆さんも辛そうでした。
・・文楽の場合は観るというより「聴く」という方が当たっているかもしれません。
やはり、太夫さんの語りが大事というとこです。
私も若いときは人形に目を奪われてましたが、最近は語りに惹かれてます。
最近は、語りが字幕になって舞台の両脇に出ますので、わかりやすくなりました。
とはいえ、人形の所作は気になるし、字幕は見たいし、忙しい
頑張れば1日で通しで観られる貴重な興行ということもあってか満席
しかも男性が多い。女子トイレより男子トイレの行列が長いという珍しさ
太夫も三味線も人形遣いもベストメンバーがそろっているので大満足
以前は気付かなかった太夫の謡い方、三味線の音の違いなど興味深い
今回は歌舞伎も一~三部まで全部観るので、
いい機会なので相違など見たいなと思っていました
第一部
大序 鶴ケ岡兜改めの段
恋歌の段
歌舞伎での幕開きの趣向はちょっと似てましたが軽く。
二段目 桃井館本蔵松切の段
三段目 下馬先進物の段
腰元おかる文使いの段
殿中刃傷の段
裏門の段
四段目 花籠の段
塩谷判官切腹の段
城明渡しの段
人形でも十分感情移入できます
明渡しの場では歌舞伎のほうが役者が花道に並ぶので迫力がありました。
五段目 山崎街道出会いの段
二つ玉の段
六段目 身売りの段
早野勘平腹切りの段
第二部
七段目 祇園一力茶屋の段
ここでは人物ごとに大夫がついてずらーと(上手に)並び壮観
平右衛門役の太夫だけ下手にはみ出した形で、床本なしで歌うのが面白い
・・・・・以下は、今回歌舞伎ではまだ観ていませんので楽しみ。
(九段目と十一段目は過去に見たことがあります)
八段目 道行旅路の嫁入り
歌舞伎では前半におかる勘平の恋の道行があり、
文楽では後半に母娘の道行
訂正
歌舞伎でも母娘の道行があります
舞踊劇でセリフがなく、
同じ浄瑠璃で謡われますので、個人的には人間が踊る方が好きかな
九段目 雪転しの段
山科閑居の段
十段目 天河屋の段
この場は省略されることが多いそうです。
「天河屋義平は男でござる」初めて聞いたかも。
十一段目 花水橋引揚の段
討ち入りの場面はないのですね。歌舞伎ではそこが盛り上がる場面ですが
多くの段では、登場人物を全部太夫が一人で語るので本当に大変そう
しかし、素晴らしい演技力で聴かせてくれる
今回三味線の正面の席でした。
人によって三味線の音色が違うこともはっきりわかって面白い
個人的に、山科閑居の後半の鶴沢藤蔵さん、音がすごく重くて大きくて魅力的
途中で糸が切れたの初めて見ました。すぐに架け替えてました
・・長唄の場合は替え三味線と取り換える気がします・・
人形は、前から、勘十郎さんが贔屓。
加古川本蔵、寺岡平右衛門と渋い役どころ
おまけのつぶやき
しかし・・最近文科省?人間国宝の指定をケチってないですか?
歌舞伎でもそうですが、亡くなっていくばかりだから寂しい・・
文楽でも仮名手本忠臣蔵が上演されています
歌舞伎では三部に分けて3か月連続で上演されていますが
文楽のほうは今月だけで、1日に二部に分けて朝10時半から夜9時まで
私は1日掛かりではとても無理なので、日を分けて、一部、二部観に行きました
それでも疲れた、腰が痛い。皆さんも辛そうでした。
・・文楽の場合は観るというより「聴く」という方が当たっているかもしれません。
やはり、太夫さんの語りが大事というとこです。
私も若いときは人形に目を奪われてましたが、最近は語りに惹かれてます。
最近は、語りが字幕になって舞台の両脇に出ますので、わかりやすくなりました。
とはいえ、人形の所作は気になるし、字幕は見たいし、忙しい
頑張れば1日で通しで観られる貴重な興行ということもあってか満席
しかも男性が多い。女子トイレより男子トイレの行列が長いという珍しさ
太夫も三味線も人形遣いもベストメンバーがそろっているので大満足
以前は気付かなかった太夫の謡い方、三味線の音の違いなど興味深い
今回は歌舞伎も一~三部まで全部観るので、
いい機会なので相違など見たいなと思っていました
第一部
大序 鶴ケ岡兜改めの段
恋歌の段
歌舞伎での幕開きの趣向はちょっと似てましたが軽く。
二段目 桃井館本蔵松切の段
三段目 下馬先進物の段
腰元おかる文使いの段
殿中刃傷の段
裏門の段
四段目 花籠の段
塩谷判官切腹の段
城明渡しの段
人形でも十分感情移入できます
明渡しの場では歌舞伎のほうが役者が花道に並ぶので迫力がありました。
五段目 山崎街道出会いの段
二つ玉の段
六段目 身売りの段
早野勘平腹切りの段
第二部
七段目 祇園一力茶屋の段
ここでは人物ごとに大夫がついてずらーと(上手に)並び壮観
平右衛門役の太夫だけ下手にはみ出した形で、床本なしで歌うのが面白い
・・・・・以下は、今回歌舞伎ではまだ観ていませんので楽しみ。
(九段目と十一段目は過去に見たことがあります)
八段目 道行旅路の嫁入り
歌舞伎では前半におかる勘平の恋の道行があり、
文楽では後半に母娘の道行
訂正
歌舞伎でも母娘の道行があります
舞踊劇でセリフがなく、
同じ浄瑠璃で謡われますので、個人的には人間が踊る方が好きかな
九段目 雪転しの段
山科閑居の段
十段目 天河屋の段
この場は省略されることが多いそうです。
「天河屋義平は男でござる」初めて聞いたかも。
十一段目 花水橋引揚の段
討ち入りの場面はないのですね。歌舞伎ではそこが盛り上がる場面ですが
多くの段では、登場人物を全部太夫が一人で語るので本当に大変そう
しかし、素晴らしい演技力で聴かせてくれる
今回三味線の正面の席でした。
人によって三味線の音色が違うこともはっきりわかって面白い
個人的に、山科閑居の後半の鶴沢藤蔵さん、音がすごく重くて大きくて魅力的
途中で糸が切れたの初めて見ました。すぐに架け替えてました
・・長唄の場合は替え三味線と取り換える気がします・・
人形は、前から、勘十郎さんが贔屓。
加古川本蔵、寺岡平右衛門と渋い役どころ
おまけのつぶやき
しかし・・最近文科省?人間国宝の指定をケチってないですか?
歌舞伎でもそうですが、亡くなっていくばかりだから寂しい・・