とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

真夏の納骨

2005年08月06日 | 日常
ついに納骨。
二つ並べてお経を詠んでいただきました。
真言宗のお寺ですが、お坊さん5人で合唱、合奏。
なかなか荘厳に。
本尊が薬師如来だそうで、病気に縁の深かった母も
これで安心できるでしょう。

それから、お墓までお骨や卒塔婆を持って移動。
陽も真上に高く、汗が思いっきり流れる中、
お経に、せみ時雨が伴奏のよう。

墓石の周りの木が随分と茂っていました。
以前とっても大きな木があって、日陰になっていたそうですが、
大きくなりすぎて切ってしまったとか。

比較的に緑の多い墓地なんですが、
やはり、ここにずっといるようには思われません。
特に暑がりの母はきっと木陰に移動してることでしょう。

納骨が済むと、(死の49日後)いよいよ浄土へ上って、修行するんだそうで。
で、気の遠くなる時間が過ぎると、心がけの良い人は、生まれ変われるそうです。

こんな話を普段は本気にしませんが、残されたものの
気持ちが、こんなことを想像することで安らぐということでしょう。
義妹と、いまごろ両親にあってるよね、なんて会話を。
本当に合えるのなら、いいね。
特に、母は娘時代に両親を失っていて、いつも懐かしがっていたから。