この日のドッグランは、ピアにとってはちょっとした試練でした。
手始めが、
写真を撮っている私の脇の下にもぐりこんでは 何度もシャッターの邪魔をするので
「ピア、じゃま！」と叱られ お尻を叩かれました。
私に叩かれることなんてめったにないので ショックだったピア
しょんぼりして しばらくひとりベンチの下でグレていました。
甘えていたのに可哀そうなことをしたと反省して 「よしよし」をしてやると
喜んで機嫌を直したのですが、まだちょっと尾を引いていたようです。
みんなにおやつをやっていると 群がった子達の中で、ピアとフィーちゃんのガウガウになりました。
ピアは興奮すると手近の子にガウることがあります。
デュークもシェリも 「はいはい」とばかり 気にしないのですが
（デュークなんて 噛み付いてるピアやウィンディをぶら下げたまま歩くし～）
誰もがそんなわけではない。
もともとちょっと相性の悪いピアとフィーちゃん、この日 本格的なガウガウになりました。
笑えるのはそこへ 「なんだなんだ、やめなよ」
と割って入った野次馬レオ君。
「うるさいわね！」
ぼかすか ぼかすか。
「じゃましないでよ！」ぼかすかぼかすか。
両方からガウられて あえなく退散。
コリーもシェルティも アゴの力は弱いので がなり声のわりには お互い唾がつくだけなのですが
こんなことをやっていては立派なワンコとはいえません。
バーバラさんの指導で 急遽 喧嘩をしない、というトレーニングを。
両犬にリードをつけて 近づけます。
興奮の収まっていない両犬、たちまちまたガウり始めると すかさずリードで引っ張りあげて
ちょっと可哀そうだけど苦しい思いを。
２，３回、ガウっては引っ張り上げられ
バーバラさんいわく 「喧嘩すると苦しいことになる、と一致させる」。
何度か繰り返して、顔を寄せても歯を剥かずに目をそらせるまでになりました。
来週、復習のために またリードをつけて両犬を お見合いさせてみなければ。
前々から一度ピアのこの悪いくせを直さなくてはと思っていたので
良い機会になりました。
迷惑かけたフィーちゃん、レオ君、ごめんね。
ご協力、ありがとう。