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はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

トレーダーの不正取引

2008-01-25 21:46:27 | Weblog
フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルの
31歳のトレーダーが株式先物取引の損失を隠すため
架空取引などの不正取引をしていたらしい。
ソシエテ・ジェネラルはこの不正取引で
49億ユーロ(7600億円)の損失を計上した。

ニック・リーソンによる架空取引で
ベアリングス社が倒産した時でも損失は当時の為替で
1600億円程度だったというから損失の大きさが分かる。

そんなになるまで見つけられない銀行の組織、
内部監査制度に問題があることは明らかだけど、
そういうことをしてしまう状況にあるトレーダー
の心理状態のほうが興味がある。

ニック・リーソンのケースは学生時代に
金融の授業で取り上げられ、架空口座による取引
というものをそのとき初めて知った。
今回のトレーダー、ジェローム・ケルビエルが
具体的にどのような取引をしていたのか
まだ情報は公開されていないけれどちょっと興味がある。

どんな話が後ろに隠れているのか。