先述の国際交渉の授業で
ユーロビッド、という賭けを教わった。
しくみ
・主催者は10ユーロ用意する。
・参加者は1ユーロ刻みでこの10ユーロを競り落とそうとする。
・最終的に1番高額な価格を言った人がその価格で10ユーロ
を競り落とせる。2番目に高額な値段を言った人は
自分が言った価格を支払う(つまりまるまる損をする)。
結果どうなるか。
9ユーロ、とTが言った時点でこのせりは
終わるかと思われた。
が、ここで主催者が一声、10ユーロの人?
10ユーロ!とGが答えた。
困ったのは9ユーロといったT。
11ユーロで競り落とさなければ9ユーロ損をする。
しかし、そうすればきっとGが12と言うだろう。
つまりこのせりにはきりがない。
そう気づいたTはGが10、といった時点で下りた。
賢明な判断だ。
このせりを紹介してくれた先生によると、
大抵の人は9でやめる、ということができずに
20とかまで競ってしまうらしい。
ほとんどの人が競りを始めた時点では
この競りの落とし穴に気づかずにいたのは興味深い
(私もそのひとり)。
知り合いをなくす覚悟があるなら、
この競りを主催すれば
きっとあなたも楽にお金が得られましてよ。
ユーロビッド、という賭けを教わった。
しくみ
・主催者は10ユーロ用意する。
・参加者は1ユーロ刻みでこの10ユーロを競り落とそうとする。
・最終的に1番高額な価格を言った人がその価格で10ユーロ
を競り落とせる。2番目に高額な値段を言った人は
自分が言った価格を支払う(つまりまるまる損をする)。
結果どうなるか。
9ユーロ、とTが言った時点でこのせりは
終わるかと思われた。
が、ここで主催者が一声、10ユーロの人?
10ユーロ!とGが答えた。
困ったのは9ユーロといったT。
11ユーロで競り落とさなければ9ユーロ損をする。
しかし、そうすればきっとGが12と言うだろう。
つまりこのせりにはきりがない。
そう気づいたTはGが10、といった時点で下りた。
賢明な判断だ。
このせりを紹介してくれた先生によると、
大抵の人は9でやめる、ということができずに
20とかまで競ってしまうらしい。
ほとんどの人が競りを始めた時点では
この競りの落とし穴に気づかずにいたのは興味深い
(私もそのひとり)。
知り合いをなくす覚悟があるなら、
この競りを主催すれば
きっとあなたも楽にお金が得られましてよ。