チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

チャレンジ鍼灸師の歩み・・・①

2011年05月28日 | 私の歩み
私は、何故鍼灸師になった

私が鍼灸師に志した44~5年前、第2次世界大戦の傷跡も癒えず、思想の混乱も激しく、また新たな戦火の危機もくすぶりを感じさせていた。

私は物理学徒として上京し、皇居前でのメーデー事件に遭遇し、学業放棄して、青春の情熱を社会変革運動に燃やし、挫折した。
医学への志を実現する事で学業復帰をはかろうと、医学コースへの再受験に挑戦したが果たせず、10年あまりを20くらいの仕事を転々とし、夢を追い続けた。

しかし28歳の時、生保外務の仕事をしていた母の勧めもあり、セールスマンとして転身すべく、帰郷した。

漢方医の木村左京先生,興野鍼灸師との出会いは、衝撃であった。諦めていた医学への情熱が、現代医学とは全く異なった生命観に基づいて築かれた鍼灸医学に触れ、再燃した。

しかも、当時は全くその価値は評価されておらず、募集人数に満たぬ鍼灸学校には誰でも入学できた。

私は、再び、新たな人生目標に挑戦すべく上京した。あんま治療所に、住み込み、手ほどきを受けながら生活し、入学に備えた。

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