チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

鍼灸業界誌「医道の日本」・2012年『新年のことば』投稿文

2011年11月23日 | 鍼灸医師制度への取り組み
          栃木 中川求真堂  中川節
「鍼灸医師制度」を確立しよう!

鍼灸が現代の医療制度の中で
正当に位置づけられる道はただひとつ。

それは、現在の「鍼灸師」制度を根本から変えることです。

今、「鍼灸科」をもつ正式に認可されている「大学」は
20校近くあります。

従って、鍼灸に従事する「資格」には
大学卒 と 専門学校卒があります。

この「二重構造」は固定してはならないと思います。

早急に「大学卒の鍼灸医師制度」を確立する必要があります。

「経過措置」を明確にし、現在の「二重構造」を廃止すべきです。

日本鍼灸師会は、
現行法からの「鍼灸師法」の分離・単独法制定を目標に
設立されましたが、60年を経過した現在まだ実現できません。

しかし、これは今までの運動の経緯から考えれば、
可能性は絶対にないと思います。

これまでの動きと一切かかわりない
全く次元の異なる制度を確立する運動目標・・・
むしろ、
ここにこそ「活路」があります。これが「鍼灸医師」制度です。