チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

耳鳴りがよくなった!

2011年09月30日 | 最近の治療体験から
先日、腰や肩が痛いので、昨年何度か治療し、よくなった患者から
「耳鳴り」はどうかと電話があったので、原因により効果は様々だが
鍼灸治療の「適応症」だから、やってみたらどうかと、勧めてみました。

次の日、治療に来たので聞いてみたら
一ヶ月ほど前から、突然耳鳴りが起こり、耳鼻科で診察を受けたが、
「原因不明で治しようがない、とりあえず、薬を」と言われ、
服薬しているが全然効果がない・・・・

と言うのです。

いろいろ問診してみると
仕事が急に忙しくなり、首肩のコリがひどくなり、腰もまた痛み出したので、
またそろそろ、鍼治療を受けようかとも思っていた、ということでした。

これは、首肩の筋緊張が取れれば、「耳鳴りもOKだ」と治療を始めました。

この患者は、
耳鳴りのする左の手首の外側(外関)と、
腰の治療のために両下肢の「ふくらはぎのツボ」(飛揚)とに
鍼を刺して置いたら、
数分して、耳鳴りが殆どなくなってしまいました!

翌日、耳鳴りは8割は治り、少し残っていると再来。

今度は、前日の「手足」に加え、
耳の下と前に中国針を3本刺して10分位、置針しました。

これで、完治!

鍼は耳鼻科領域にも有効です!

私が教えた「素人ハリ」で無痛分娩大成功!

2011年09月04日 | 最近の治療体験から
このブログの「治療体験」に何度も出てきたSさんは
8月31日
第2子を「ハリの無痛分娩」で無事安産しました。

最初の子は
5年前、私が入院前「円皮針」と言うハリを「仙部」のツボに刺しておきました。

すると、陣痛が始まって5時間くらいして
自分では、いつ生まれたか分からないくらいラクに生まれてしまったので
「ぜひ次の子も」ということでした。

今度は、私の手元に「円皮針」がなかったので、
「デスポ」の「管針」をあげて、「ツボ」を教えました。

9月1日に、彼女の義父が治療に来て
「昨日、朝の5時半にこれから病院に入院すると電話があり、
6時半に陣痛が始まり、分娩室に入ったと連絡があり
7時5分に男の子を無事出産したと知らせが、あった」
と言っていました。

昨日(3日)、本人から報告の電話がありました。

「6時半頃陣痛が始まったので、ご主人にツボとハリの刺し方を教えて
ハリをしてもらったら、急に生まれそうな感じがしたので
すぐに先生に連絡して分娩室に入り、準備ができると殆ど同時に
アット言う間に簡単に生まれてしまった!」と喜んでいました!

もっともっとたくさんの人に
こんな「ハリの凄さ」を知ってほしいですね!