チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

パニック障害の患者さんをフォローした。

2012年06月28日 | 最近の治療体験から
数日前、患者さんの健康保険請求申請の事務をしていたら、

「パニック障害」があり、一応安定しているが
しばらく毎月1度は、健康管理もかねて治療に来ていた患者さんが
今年に入って全然来院してないので
ちょっと心配になり、電話してみました。

すると、治療に来ていないのは、体調もよく
上の子供(この子は私の”無痛分娩”の鍼が成功し超安産だった。)が
小学生になったので、専業主婦をやめ、仕事を始めたためで
「何か具合が悪くなったら、すぐに鍼に行きますよ。」
と言われ安心しました。


以前に、このブログに書いたことがありますが、
ご主人は8年前、結婚式の前日「急性腰痛」になり、
病院に行ってもどうしようもなく、
結婚式にはとりあえず「車椅子」で出席し
それから「入院」ということになっていました。
ところが、婚約者のお父さんに鍼治療を薦められ
半信半疑で私のところへ治療に来て
「水溝(鼻の下のツボ)」1本の鍼で完治!

翌日の「結婚式」は、全くなんの障害もなく行われました。
腰の激痛で「車椅子・結婚式」のことは、
前日参加者みんなに伝えたあったので、
驚きの話題で盛り上がったということでしたが・・・・・


あれ以来、ご主人は一度も腰は痛まないそうです。
数年前、肩が痛いので一度、鍼をしましたが、
それも全くないとのことでした。


それに、やはり以前このブログにかきましたが
震災後の墓石修繕で腰を痛め
これから「入院」するのだが、その前に鍼をしてみたいと
7月のある夜中の10時過ぎに治療に来た
石材屋さんである義理ののお父さん
これは、両下肢のふくらはぎの「飛陽」の2本でOK!
(教科書的には膝裏の「委中」を使うが、このケースはここは反応なく、
「飛陽」に激しい圧痛があった。私は、教科書は無視する。)


翌日、ほとんど痛みは取れたと治療に来ましたが
3日目には、
午前中仕事をしてみたらなんともなかったが、念のためと・・・・・

お正月には、元気な姿で挨拶に来てくださった。

その義理のお父さんも、
相変わらず忙しい仕事に張り切って精を出されているそうでした。

本当に電話してよかったと思いました。