チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

整形外科医は、治らないと簡単に言い切るが・・・・・

2013年02月13日 | 最近の治療体験から
先日(2月初旬)、右の手首が数週間前から痛んで、車運転にも困り、
今朝は右手でつかんだ「湯飲み茶碗」を落としてしまった。
と旧知の患者が治療に来ました。

最初は、手首を回したり屈伸するときに痛んだが、
現在は使用時でなくても痛んで気になる、とのことです。

発症時に、「整形外科医」に診察していただいたが、
骨は異常なし、自然に痛みの取れるのを待つしかない、
特に治療法はないと言われ、貼付薬をくれたが全然痛みはとれず、
漸次ひどくなってきたので、
「ハリしかない」と思って治療に来たといっていました。

手首の痛点は特定できないから、
これは「手首の問題ではない」と考えて
頚椎の両側を丹念に触診したところ、
明確な圧痛の左右差を感じる部位があったので、
そこに水平刺をしてみました。

すると、手首の屈伸時の痛みは、少し緩解し、
最大痛点が特定できるようになりました。
それで、反対側の手首の最大痛点相当部に直刺し、
少し「刺した痛み」を感じるようにハリを捻りながら、
痛む手首をいろいろに動かして貰いました。
これで、かなり痛みが和らいだようでした。

しかし、
次の日まだ内外に回旋するときに、手首の小指側に広範囲に痛みがでると
治療に来ました。

今度は、肘の問題があると考え、
肘の小指側外側のツボ(小海)に水平刺で
数分置鍼し、時々いろいろに動かしてみて貰いました。

これで一応OKでした。その後の経緯が楽しみです。

この患者さんは、以前、かなりひどい腰痛で整形外科にかかり治らずに
ハリでよくなったことがあります。

それで、先生に「ハリで楽になり完治した」ことを話しましたが、
全く無視されたそうです!


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鍼治療 (ちるみぃ)
2013-02-13 22:43:54
鍼治療、素晴らしいですね
西洋医学のペテンに負けず、頑張ってください
さらっと日本最高の情報を置いていきます

リチャード・コシミズ
http://richardkoshimizu.at.webry.info/

ちるみぃ
http://blog.goo.ne.jp/kill_me_deadly/
返信する

コメントを投稿