最近の患者の激減はショックだ。
数年前の毎日の大勢の患者はどうしているのだろう。
先日、10年くらい前に、「ぎっくり腰」を起こして、
整形・柔整・整体・鍼灸など、あちこち回って治療を受けたがどうしても治らないと、
私の患者に紹介されて治療に来られ数回で完治した患者さんが、こられた。
その後、
2~3年のあいだに数回やはり「腰痛」で来診されたが、
それから全然、来られなかった。
あれからずっと、なんともなかったが、
4~5日前に「こごんで」仕事したら、なんとなく腰が重い感じがしたが
たいしたことはないと放置していた。
その後、仕事で重いものを持ち上げ「ぎくっ」とした感じがしたが
その時は、それだけで腰はなんともなく、
帰りの運転中、右の臀部に鈍痛を感じていた。
ところが、治療にこられた前夜から、その右臀部が「激痛」となり
体を曲げることができなくなった・・・・・・
本人は「腰」は重いが痛みは少なく、「右臀部」だけに激痛を感じると言うが
勿論ポイントは「腰の神経根のレベル」
治療は、
腰の痛みを治すため、両下肢のふくらはぎの「飛陽」と
第1~2腰椎のすぐ右脇を押すと「激痛」を訴えたので、
そこに、わが「快浅刺法」でただ1本の針を置いた。
刺したとたんに針の周りが赤くなり、
本人も「温かくて気持ちがいい」といった。
なんとなく「針が重い感じ」がしたら知らせてと
数分そのままにしてから
針を抜いた。
それで、OK!
痛みが出たら「明日も続けるよう」にと返した。
その翌日から治療には見えなかった。
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