湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

夏、真っ盛りだけど。

2018-07-22 18:34:47 | 日記
誰かが
『夏の終わりの線香花火が寂しい』と書いてた

かつて
吉田拓郎さんも、
さだまさしさんも、
そして、今は亡きNSPの天野さんも
そうした曲を書いていたっけー。


けれどね
季節のおわりと結びついて
寂しさが増えるのよ、きっと。


季節の移ろいは
寂しさをともなう
何かが変わろうとすることへの
寂しさかもしれない。


春だけは
暖かさを待ちわびる先に
嬉しさがあるけれど。



線香花火はねー、
火玉を相手にあげられるのよ
小さな火玉の人に
自分の火玉をあげられる


ほかの花火にはないこと


命尽きるとも
その短い命でも、ほんの少し
相手を輝かせることができる


長い短いは
大差のないこと


空に花開く大輪の花でさえ
単体では、ほんの数秒の出来事


線香花火ほど
小さくても
手元で、
大好きな人の真横で
数十秒輝ける



幸せの感じ方だと思う
あんなに
限られたホッコリとした時間はないと思う


私は好きよ、線香花火。


って、言いながら
思いながら


今日も
お月様と星を眺めてばかりいる私。







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