湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

保存式と上書き式 Part②

2018-07-17 21:15:37 | 日記
娘が家を出て12年になる
ちょうど、片付けしなきゃいけなくなって
部屋を片付けていた

ファイルが沢山出てきた

好きな人ができるたび
彼女はファイルに詩をかき置いていた


ん?
女の恋は上書き式
男の恋は保存式(ファイル式とも言われる)、、、の、はず。


沢山のファイルを目の前にして
彼女の恋はファイル式だったのかと
考えてしまった



ファイル式だと
思い出した時にファイルは開かれる
思いを確認し、今の恋と
比べたりするのでしょう
前の人との色んな出来事を
新しい人に同じことを求めたりするのかな
データ化されていくファイルだとしたら
分析されて、研究されたりして
男性は、ファイル化されたものを取り出して
そうして、あちこちに
散らばったファイルを
ひとつひとつ大切にしていくのだろう

なんだか複雑な感じかもしれない



女性が言われる上書き式だと
前は消され
今が一番最高になる
比べはするが今が一番だと信じるから
ファイル化する必要もないでしょう
潔いのは今を大切にしょうとする現れなら
女性の方が過去にとらわれず強いということか。


娘の詩を読みながら
変わっていく姿を想像してた


家に置いて行ったままということは
彼女にとっては
もう要らぬものということではないか。


上書きされたものを胸に秘め
しっかりと大地を踏みしめていそうだなぁ


そんなものを見つけたり
読んだり、懐かしんだり


思いのは他、時間がかかって
汗をたくさん、かいてしまった。


太陽が雲に隠れ
涼しいうちにと思ったのが
間違いの元


少し、暑さにバテてしまった。




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