湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

京都旅行、番外編〜金平糖について〜

2018-07-03 13:56:11 | 旅行
一昨年公開された邦画『本能寺ホテル』
綾瀬はるかさんや、堤真一さんなど
好きな俳優さんが出演されてます。

綾瀬はるかさんが
京都の街で『金平糖』を買うシーン

その金平糖は、映画に重要な役割を果たしていく。

じつは、この映画は、奇想天外なSF映画


信長公のいる、しかも『本能寺の変』が
起きる日に、彼女(綾瀬はるか)は、その時代にタイムスリップしてしまうと言うお話。


その映画にでてくる『金平糖』は、
日本で唯一、金平糖専門店の
『京都 緑寿庵清水』の現物ってなわけで。


史実、信長公がポルトガルの宣教師からもらった金平糖がいたく気に入って
日本の各所に広まるときに
京都、その緑寿庵清水の初代当主の方が
作り始めて、試行錯誤ののちに
出来上がったものが今の店に繋がっているらしい。


そんな金平糖を
映画でみて、食べてみたいものだと思っていたら、、、。


なんと、今回の旅のお土産にと伏見のお友達から頂いたではありませんかー。


金平糖が、桐箱に入ってるー。
それだけで、感激しちゃう。


昔、子供の頃に見たイガイガの砂糖の塊って言うわけでなく
上品な小ささ。
今では、季節の果物の味があったり
ブランデー、キャメル、チョコレート、いちごみるく、コーヒー、紅茶などなで
多種多様な味の金平糖があるそうだ!


そして
金平糖ができるまで、2週間を要するなんて、ビックリ。
職人さんの手間暇を思えば
一粒一粒が貴重な金平糖
悪どさのない上品な甘さ。
まるで砂糖の宝石のよう。










最後に、
伏見のお友達が色々と
持たせてくれたお土産の中に
京都 駿河屋の『蒸し羊羹』があった。


駿河屋と言うのは、和歌山にもあって
友達は、和歌山出身の私が懐かしいだろうと
これを選んでくれたようだった。


じつは、うちの母が長い間、
駿河屋さんの工場で働いていたのです。


渡された時、感激してしまい
有難いやら、嬉しいやら。
その偶然に涙が出そうになった。


どこかで繋がっていくものなのか。


感謝の中に、有り難さと懐かしさ。


不思議なご縁を感じたとともに
その友達の心遣いと優しい気持ちが
甘いお菓子にほどよくとけて
ことさら、美味しく感じたのでした。


今回の旅は
各地、寄った場所で、それぞれに頂いたものは、どれも厳選されたもので、
これを食べておかないとと言われるような
ステキなものばかり。
帰宅しても、楽しみが尽きない。


そんな旅の後からの楽しみ方も
計算されたような
頂いた人の顔が、ふと浮かぶような、お品ばかりだった。


先に食べちゃったものは
写メさえ撮るのを忘れたほど。


有り難く、 嬉しく、いと お菓子(笑)










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