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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









ライオットアクト2
梅雨が終わって、すっかり暑い夏がやってきた。
暑い夏には、熱いゲーム。ということで、Xbox360用ゲームソフト「ライオットアクト2」だ。
ちなみに私は前作「ライオットアクト」はプレイしていないので、このシリーズは「ライオットアクト2」が初プレイなのだ。

●ライオットアクト2とは?

ライオットアクト2は、Ruffian Gamesが開発し、マイクロソフト社が販売している Xbox360 用のゲームソフトだ。遺伝子操作で誕生した正義の味方 “エージェント” が活躍する、いわゆるFPS系のアクションゲームとなっている。FPS系以外のゲームの特徴を示すタグとしては、箱庭系、GTA系、バイオハザード系、爽快感、浮遊感、などなど。Ruffian Games という開発スタジオ自体が、Grand Theft Auto という PCゲームを開発していたメンバーからスピンアウトした会社 (Realtime Worlds) から、さらにスピンアウトした会社らしい。

ちなみに、このゲームは、YouTube に動画が多数アップされて紹介されているので、どんな雰囲気かはそちらを検索していただくとよいと思う。

ここでは、ライオットアクト2 のデモ版、すなわち最初のミッションを紹介しているビデオがあったので、こちらを紹介しておきたい。




こんなところがあのゲームに似た感じ

さて、ライオットアクト2 を開始すると、まず始まるのがキャラクターメイキング。
4つのスーツと4つの顔から合計16種類の組み合わせでキャラクターを作ることができる。ちなみに、初回限定だとこのスーツを追加でダウンロードすることができるぞ。
ついでに言うと、ゲームレベルは、デリケートを選択しておけば、HALO の「Easy」と同じで、一定期間敵に当たらないとシールドが自動回復してくれる。

この辺りが、洋ゲーだなあと思いながら進めて行くと、

「診断プログラムの起動」

と称して、照準システムの方向を選択する必要がある。
この辺りは、私自身は、HALO で初体験したシステム。今なお さまざまなゲームで健在だ。

ゲームはそのままチュートリアルに入る。
続いて武器の取り扱い。

チュートリアルに登場する敵は、バイオハザードのゾンビだ。しかし、ゾンビとは呼ばれておらず、フリークという名前で呼ばれている。設定はウィルスに感染した一般市民らしい。うはあ、設定もバイオと一緒だ。(^^; ただし、相手の動きは素早い。というか、遠慮なくこちらに迫ってくる感じだ。歩き回りながらじゃないと、すぐに敵に攻撃を受けてしまうし、銃の照準もそんなに簡単には当たらない。

洋ゲーらしく、武器はもちろん落ちているものを拾う。
HALO ばりに、落ちている武器の側に行って、Xボタンを押すと、武器を交換したりすることができる。同じ武器なら弾薬を補給することができるぞ。このあたりも、HALO とほぼ同じシステムだろう。

進んで行くと、次のチュートリアルは、照準を合わせて撃つ、という訓練だ。
左側のボタンで照準を合わせてロックオンしたら、後は右指で連射すれば、必ず相手に当たるというシステム(ロックオンシステム)だ。ただ、芸が細かいのは相手のロックオン・フォーカスには 5カ所、すなわち 頭、両手、足、胴体とあって、それらも選択できる点だ。それぞれ当たった場所によって効果が違うらしい。例えば、右手を撃つと、相手は死なないが攻撃してこなくなる、などだ。
これは、自分的には目新しかったが、操作の方法としては、先月紹介した「アラン・ウェイク」に似たプレイ感覚となっているぞ。

次のチュートリアルに進むと、今度は肉弾戦だ。
近接戦闘ということで、Bボタンを連打しまくれば、それだけで周りの敵を倒してくれるという仕組みだ。しかも、相手はワラワラとよってくるので、Bボタンを連打さえしていれば、簡単にコンボが決まる。うわ、このプレイ感覚は、三国無双か、Ninety-Nine-Nights じゃねーの、と思いながら、プレイ。チュートリアルをここまで進めてみたが、何気に、この Bボタン連打が最も爽快だった。

そしてチュートリアルの最後は、ジャンプによる移動。
とにかく助走して飛ぶ。
ギリギリでもいいから、しがみついて、さらに上に登る、を繰り返して行く。
そんなにタイミングに関する難易度は高くないのだが、同時に、タイミングがぴったり合うと、思わぬところにしがみつけたり、新しいルートを開拓できる気がした。

こんなところが「ライオットアクト2」

さて、チュートリアルを始めると、何となくデジャヴ感漂う「ライオットアクト2」なのだが、実際にプレイをはじめてみると、そのプレイ感覚は、HALOとも、バイオハザードとも、もちろんアラン・ウェイクとも別物だ。最後に、その辺りを紹介しよう。

最も違いがあるのが、「ライオットアクト2」の成長システムだ。
他のゲームと異なり、全部で 4-5つくらいのアビリティがそれぞれにパラメータを持っている。
例えば、近接戦闘のアビリティがある。近接戦闘、すなわち Bボタンで敵を倒すと、自分のシールドが強くなり、近接戦闘における新しい技が使えるようになる。例えば、落ちているものを拾って投げつけることができるのだが、死体だけでなく、車のタイヤや、バス停のポール、などを、持ち運んで投げたりできるようになる。

同様に、銃で敵を倒すと、銃の取り扱いアビリティが向上する。レベルがあがると、据え付けられているタレットの銃を外してそのまま利用できたりする。イメージは、HALO そのままだ。

移動に関しては、ちょっと違う成長システムだ。マップ中にはアビリティオーブという緑色のオーブが多数落ちている。全部で 500個あるらしい。これを拾うと移動のスキルがあがる。具体的には、ジャンプ力が高くなったり、移動が速かったりするらしい。

その他にもシークレットオーブや、車に乗って追いかけると、運転のスキルがあがるオーブ等など、パラメータの上げ方が独特と言っていい。自分のキャラクターをどのように成長したいか考えながら、プレイして行くとよいわけだ。

次の特徴が、プレイ中にずっと話しかけているエージェンシーの男だ。
これが四六時中話しかけてくれる。
最初のうちは、静かに指示を聞いてプレイしているのだが、そのうちに、市民を跳ねれば攻撃してくるし、戒められる指示も、時にはムカつく。しかし、よくも悪くもここまで一緒に声で応援してくれるのは特徴的だ。

「ライオットアクト2」の舞台になっている街は、プレイ初期からどこへでも行けるのも特徴の一つだろう。目の前のミッションを投げ出して、全然別のマップを歩き回っても良い。時間制限はないので、基本的に自分の行きたいところには、2Dマップ上はどこへでもいける。問題は、建物や屋根の上に行きたい時だ。目の前に見えているのに、そこまでたどり着けないなんぞは結構ザラ。
ほとんどの建物は封鎖されていて中に入れないため、どこをどうたどると目的の場所に到達できるのか、がわかりにくいのであった。どういうわけか、このゲームには、その辺りを解説してくれる親切な Wiki や攻略サイトもなかったりして、…おそらく、そういう苦労を感じる人がいないんだろうなあ、と自分の弱さを痛感させられる。

一方で、行き詰まった時に、攻略対象とは異なる場所で、オーブを集めて、移動力が高くなった後、再度拠点制圧に頑張るというスタイルもよいのではないか、と感じた。ちなみに私も2つ目のミッションがクリアできずに、この方法でジャンプ力を高めてから、再チャレンジしたところうまくクリアすることができた。

ちなみに町中は走って移動することもできるし、間違って海に落ちれば、海の中を泳いで移動することもできる。落ちている車はたいてい乗ることができて、乗るとノリノリのBGM を聞きながらドライブすることができる。しかし、車に乗っていても、結構な頻度で攻撃を受けて、車自体が爆破されてしまうのは…びっくりだ。なんて治安の悪い街なんだ。

この移動に関するアビリティが高くなった後は、「ライオットアクト2」のプレイ感覚がぐっと変わってくる。ビルの屋上にあがっては、他のビルの屋上に飛び移ったり、看板の上に登ったりと、どんどん視界が開けてくる。高層ビルの屋上から街を見下ろすのは、非日常的な感覚があるが、まさにあの体験がゲーム中でできる。しかも、こちらは安全に飛び降りたり、駆け上がったりできるのだ。

ということで、初日はとりあえず2時間くらいプレイ。
そして、行き着いた中ボスっぽいイベント = ビーコンを守り抜く、がどうしてもクリアできなくて、いったんそこで投げ出してしまった。また時間のある時に続きをプレイしてみよう。
[ 日記 ] / 2010-07-26 07:05:06 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




     




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