そう君、サッカーを始めて3カ月。
週末に初めての試合に参加しました。
4月にスタートした現チームのメンバーたちは、7月に親善試合を経験済みらしいのですが
そう君は9月加入なので、試合デビューがいきなりの本大会。
この大会というのが、年中さんのみで構成される全8チームで優勝を争うというもの。
予選は4チームづつ、2つのブロックに分かれての総当たり戦。
ブロック首位となったチーム同士が優勝決定戦、2位同士が3位決定戦を行う。
年中さんルールという事でポジションは決めず、ゴールキーパーもなし。
みんなで攻めて、みんなで守るという、ちょっと微笑ましい感じの試合なのでした。
こうなるといきおい、ピッチ上の全員がボールめがけて密集!のおしくらまんじゅう状態。
ちょっと違う競技になっている感も否めず・・・(笑)
朝、早めに入った競技場で初めての芝生のグラウンドにテンションが上がり、
オーバーウォーミングアップ気味のそう君。
2試合目辺りから、早くもエネルギー切れか?
しかしチームメイトの頑張りで、2勝1引き分けという好成績で予選を終えました。
これはもしかして、ブロック1位通過!?と期待するも、得失点差で惜しくも僅差でブロック2位。
メダルを賭けて3位決定戦に回るという展開となりました。
そしてその3位決定戦。
先制されて残り時間も少なくなる中、
なんと!ゴール前の混戦からそう君がボールをゴールに押し込み、同点!!
親バカながら、感極まる一瞬でした。
ゲームは同点のままタイムアップ。
・・・どうなるの? 延長戦? それとも両チームとも3位?
と、親たち応援団が騒然とする中、宣告されたのは・・・
「PK戦」

・・・今まで、PKの練習なんてした事無かったと思うんですけど。
さあ、誰が蹴る? となったところで
PK戦のオソロシサを知らない、無邪気な5歳児たち・・・
オレが!オレが! と全員が手を挙げて立候補。
「・・・決められねぇ~」と、苦悶の表情を浮かべるコーチ(笑)
結局そう君は応援要員にまわり、チームの命運はチームメイトたちに託される事に。
結果は・・・残念ながら敗退。
PKというものを、良く分かっていない様子のメンバーたち。
負けたという事実は理解しても、まだ実感していないように見受けられました。
実際、一番悔しそうにしていたのは、コーチでした。
(こんな事ならPKの練習、させておくんだった~・・・てとこかな)
むしろその後の表彰式、最後の対戦相手が3位でメダル獲得。

負けた自分たちには無し。
負けるってこういう事なんだ・・・と実感したのはその時だったんじゃないのかな。
この時の気持ち・・・いつまでも忘れずに持ち続けてほしいなと思います。
そう君やチームメイトたち、良く頑張った!
そして、いい経験したな・・・と思いました。
写真は試合開始前、開会式の時になぜかガッツポーズ?をするそう君。
気合だけは十分だったんですがねぇ~。
白抜き文字で読みづらい中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。