先週、新しい首輪を着けて上げたばかりのおまけが、また首輪を失して来ました。
昨夜、外でおまけがウー、ウーと唸っていたので、
よそのネコが縄張りに入って来たのを怒っているのだなと思いましたが、
子供の喧嘩に親が出て行くのも大人げないと、放っておいたらこの結果です。
ミルコも野良ちゃんが縄張りに入って来ると飛び出していって、ウー、ウーと怒っていますが、
首輪を失すほどの喧嘩はしません。
たぶん、このメス猫はうるさい奴だ、相手をするのは面倒だと、野良ちゃんの方で逃げて行くのでしょう。
その点、おまけは本気で喧嘩をしてくるので、毛をむしり取られて頭に禿を作ってきます。
マーブル柄のセルロイドは厚さが０．１８ミリと薄いので、
大きなものを作るのには適していません。
そこで厚みのない熱帯魚を成形してみました。
初めは金型の焼き具合の調子がつかめずに失敗していましたが、
だんだんうまく出来るようになりました。
後日、熱帯魚に彩色してみます。
沢田さんという若い人が、セルロイド人形の製作の様子を撮影したいと訪ねてきました。
沢田さんはブリキやセルロイドのような廃れてしまった玩具に興味があって、
昔の職人を訪ねてその製作過程を記録に残しておきたいと言います。
失われて行く仕事を映像記録に残して置くことは大いに結構なことなので、
私も協力させてもらうことにしました。
実はメールの行き違いで、沢田さんが今日は来ないものと思って、
私は午前１０時過ぎまで寝床の中にいました。
起きてきたら沢田さんが門の外で待っていたのであわてました。
早速、身支度をしてセルロイド生地を裁断する様子をビデオ撮影してもらいました。
次にミーコの彩色と手足の取り付けの録画記録。
裁断したばかりのセルロイドはすぐには成形できないので、
メタノールに半日、浸けてしなやかにします。
セルロイドが柔らかくなるまで時間が掛かるので、
その間、沢田さんをセルロイドハウス横浜館に案内し、
館内のセルロイドコレクションを見てもらいました。
夕方、戻って来てプレス場に火を入れて、
セルロイドの成形の様子を撮影してもらいました。
今日、撮影した記録はメディアに載せるわけではなく、
沢田さんの個人資料として残して行くそうです。
セルロイドハウス横浜館に展示されている、１３年前に私が初めて作ったミーコたち
新しいクレジットカードが届かないのでカード会社に問い合わせました。
そうしたら１ヶ月前に新しいカードを書留で送ったとのことで、
郵便局の配達記録があると言われました。
日本郵便のサイトで確認したら私の誕生日の日の午後に配達されていました。
書留で来た郵便物ならすぐに開封していたと思うけれど、その記憶がまったくありません。
家の中のめぼしいところを探してみても新しいカードは見つかりません。
カードが不正に利用された形跡はないそうなので、家のどこかにあるのでしょう。
カード会社から来る郵便はたいてい保険か、ローンの案内なので、
封を開いても中身を確認せずにゴミ箱に捨てる習慣があります。
もしかして、もしかしたらゴミとして捨ててしまったのかも知れません。
おまけはよく喧嘩をして首輪を失くしてきます。
昨日も首輪を失くして帰って来ました。
これで今年三回目です。
おまけはこの顔ですから首輪がないと野良と間違われそうなので、
早速、新しいカラーを買ってきて、着けて上げました。
今日の家弁
野菜の天ぷら（ナス、ゴボウ、インゲン、春菊）、葉唐辛子の佃煮
「婦人公論」から取材を受けました。
編集者さんとイラストレーターさんが来られて、
ミーコを作ったいきさつやセルロイドのことを聞かれました。
今日の取材は、１２月６日発売の婦人公論の、
「近況・心境」というコラムのページに載ります。
婦人公論といえば、Ｂ４サイズでお堅い内容の雑誌だったはずですが、
頂いた雑誌はＡ４サイズと大きくなり、内容も読みやすい記事が満載です。
時代とともに雑誌の内容も変わっていたのですね。
取材に来たイラストレータのイソノヨウコさんのＨＰです。
イラスト入りの絵日記になっています。
http://www.1938.jp/isono/
ミーコの洋服屋さんに新しい着物を４点、アップしました。
http://www.celluya.com/page16.htm
小指が曲がったためにいつも包帯をしています。
日常生活や仕事では不便は感じませんが、
パソコンのキーを打つときはちょっと困っています。
ネコの餌が好きで、ケージから出して上げると一目散に走って食べに行きます。
このところ気落ちしていて、憂鬱な日が続いていましたが、
おまけとミルコがいつもそばにいてくれるので、大いに慰められました。
おかげで気鬱の病は失せたようなので、
ネコたちにお礼をしなければと思っています。
松戸市立博物館で開催中の「プラスチック展」に、
セルロイド産業文化研究会のメンバーと行って来ました。
http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/tenji/index.html
最初のプラスチックということで、セルロイドの展示コーナーもあります。
さすがに博物館の展示です。
私のところで作られた製品が美しく飾られていました。
縁起物とその金型
花持人形とyukoさんペイントのクマのガラガラ
ミーコ、ももちゃん、ゆめちゃん
小説の中で扱われているセルロイド
ダーは縄抜けの名人で、ちょっと目を離した隙にハーネスをすり抜けて外へ逃げて行きます。
庭先を見て回りましたが、姿が見えないので探すのをあきらめて出かけようとしたら、
玄関先にヒョッコリ顔を覗かせたので、ジャストタイミングで捕獲し外出が出来ました。
ダーは福の神の化身なので、逃げられたらツキが落ちて困ります。
フェレットはクー、クーといびきを掻きます。
ねこ元気の袋はダーの遊び道具です。
逃がした魚の大きさが鯨ほどもあったので、
昨夜は口惜しくて寝付きが悪かったです。
悔やんでも元には戻らないので、
前向きにまたチャレンジしようと思っています。
今週の家弁
銀ダラ、がんもどき、カブの葉と油揚げの炒め煮
肉じゃが、紫蘇昆布の佃煮
サケ、カブの浅漬け、ナスの煮付け
