瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

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居場所あるいは故郷に帰る

2015-02-03 09:29:59 | 随想
「で、四十をすぎて」と彼女はいった。「あとは、静かに平和に、なんて思っていたわけよ」(中略)「それからね、生きて行く、というより、午後四時の太陽を浴びながら心静かに老いて行く、そういうのが希望だった」 これは関川夏央「通俗だけど泣けちゃう」(「やむにやまれず」所収)からの引用。「午後四時の太陽を浴びながら」なんぞ気分がよくでてる。 あたしも四十を過ぎた頃こんな気分で、そろそろ人生たたみにかかろう . . . 本文を読む
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