瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

日常の断片(職場にて)

2022-10-31 19:13:00 | 随想
職場の近くにお菓子(ケーキ)屋がある。なかなかの人気で行列が出来る。2時間待ちだったりするそうな。あたくしは食べ物……に限らないけど行列に並ぶのは嫌。なんにつけ執着がないんでしょうな。そんなにしてまで欲しいものなんてない。時間のほうが惜しい。だから2時間待ちの行列に並ぶなんて話を聞くと、暇な人たちなんだなあ、としか思わない。で、職場の人たちもあたくしと同じく行列に並ばな . . . 本文を読む
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必然とか運命とか

2022-10-27 16:18:00 | 随想
モンティ・ホール問題は確率論の話としてはおもしろいけど、実際「生きる」ってことで言えば確率論じゃない気がします。確率が高いから起こるわけでもなく、低いから起こらないってわけでもない。高い低いに関係なく起こるべくして起きる。そんな気がします。ようは必然ですね。人生は確率じゃなくて必然。と書くと、じゃ人生はあらかじめ決まっているの? ってことになる。運命通りにことが進んでいるだけA . . . 本文を読む
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日常の断片(本、梨木香歩、近藤ようこ)

2022-10-23 08:38:00 | 随想
本の整理をする。買うばかりで読まないので何がどこにあるのやらさっぱりわからない。梨木香歩「家守綺譚」(新潮社 2004年)ってのが出てきた。買った覚えがない。何を思って買ったんだろう。ともかくも読んでみる。これはいい。あたくしの好物。梨木香歩……覚えがあるようなないような。で、調べてみる。ああ「西の魔女が死んだ」を書いた人か。それなら読んだ……ような気がする。ほかには… . . . 本文を読む
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「生きる」こと、それだけで良し

2022-10-16 21:17:00 | 随想
前項で「生きる」ってぇことが謎過ぎるって書きましたけど、なんだか解らないってのは落ち着かないもんでして、とりあえずせめて「生きる意味」くらいはないとなんとも据わりが悪い。そもそも「在る」ってぇことにことさら意味があるとも思えず、だから「生きる」にも意味はないんでしょうけど、あたくしは意味なく生きられるほど強くもないんで「生きる意味」を欲してしまうんですね。あたくしの事情で欲している「意味」ですから . . . 本文を読む
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生きる戸惑い

2022-10-11 21:38:00 | 随想
何ごとかを始めるにあたっては動機ってもんがあるわけですが、こと「生きる」に限ってはそんなものありゃしませんねえ。気がついたときには生きているんですから。わけがわからないうちに始まっちゃってる。結局いまだにわけがわからないまま続いてます。おそらく死ぬまでわからないままでしょう。死んだら死んだで「死」がわからなくなりそうですが。ま、その時「死」について考える「自分」がいるのかどうかもわかりませんけどね . . . 本文を読む
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前項の続きのようなもの

2022-10-06 09:41:00 | 随想
前項で「正しい」ってのは相対的だと書きました。なので賛否も相対的なのはあたり前で、両論あるのが普通です。両論あるから折り合いをつけましょうって考え方をする人もあれば、そんなこと知ったことか、と自分の「正しさ」を推し進める人もある。世の中にごたごたは絶えません。それはいろんな人がいて、いろんな在りようが許容されているってことでもあります。いろんな在りようが許容されず「これだけ」しか認められなければ世 . . . 本文を読む
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正義の危うさ

2022-10-02 21:48:00 | 随想
最近、ふと「正義」ってのは危なっかしいなあ、なんぞと思いまして。おそらく正義については哲学者とか法律家とかって人たちがさんざん考えてることでしょうから、あたくしがふと考えた程度のことは他愛もないことでしょうけど。で、ま、印象でしかありませんが「正義」ってのは暴力的である、ト。たぶん子供のころ見たヒーローものによる刷り込みでしょうが「正義の味方」は暴力によって「悪」をねじ伏せるんで。なので、「正義」 . . . 本文を読む
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