瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

自己家畜化

2022-09-28 11:15:00 | 随想
自己家畜化ってのを知りました。以下、Wikipediaからの引用。自己家畜化(self domestication)とは、野生生物が人間との共同生活に適応する過程のことであり、とくに人間が直接家畜に適した形質を選抜して繁殖させること(人為選択)なしに、それが達成されていることを指す[1] 。犬や猫は部分的にはそのように進化した、あるいは進化し . . . 本文を読む
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希望の在り処

2022-09-22 09:57:00 | 随想
前項でも書いたように、あたくしには世界が善くなるようには思えないんですけど、あたくしとは正反対に考える人も当然いるわけでして。スティーブン・ピンカー著「人はどこまで合理的か」(草思社)ってぇ本の書評を読みました。本は読んでませんよ。読んだのは書評ね。2021年刊行の全米ベストセラーだそうです。で、これには合理性を使うことで世界がより良いものになるって主張がなされているよ . . . 本文を読む
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「自分さえ善ければ」主義

2022-09-19 14:36:00 | 随想
その人がそのようであるってぇのはどうしようもなくそうなのであって動かしようもないんでしょうなあ。変わらんのですよ、人ってぇのは。現にあたくしはこういうこと(このブログ記事全般の内容)をグダグダ考え続けてるわけですし、若い頃からずっとね。ちっとも変わらない。そりゃ変わる部分ももちろんありますけど土台ってぇますか根本ってぇますか本質ってぇますか、その人を動かしてるOSは変わ . . . 本文を読む
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声なき声

2022-09-16 15:42:00 | 随想
前項で全部込みって書きました。好きなことだけっていかないのは皆さんご承知のとおり。ま、嫌なことから学ぶことも多いわけで、嫌なことは嫌なことなりに必要だったりもします。とはいえ、嫌なことにそうそう付き合ってばかりもいられませんねえ。嫌なことを乗り越えれば成長するって場合もありますが、乗り越える前に嫌なことに潰されることだってあるわけでして。潰されちゃかなわない。三十六計逃げるに如かず、です。ま、逃げ . . . 本文を読む
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神社に参詣するとき

2022-09-10 11:13:00 | 随想
神頼みってぇ言葉がありますけど、神様ってぇのは頼み事を請負う存在じゃないと思いますがねえ。実際、お願い事をしても叶わないでしょ? それはそのような存在じゃないからですよ。叶わないと、神様っているの? といってみたり、神様どうして叶えてくれないの? となじったりしますが、それは神様は願いごとを叶えてくれる存在だ、という考え方をするせいで、その考え方がおかしい . . . 本文を読む
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美と愛と幸運と(そして長めの“追記”)

2022-09-05 10:56:00 | 随想
以前にも書いたような気もしますけど、ま、歳をとると繰り言が多くなるものでして。物を大切に扱わないのを見ると不愉快になりますなあ。乱暴に扱う、粗雑に対する、無駄にする。どれも醜い行為。なので不愉快。何故醜いのか。その行為には愛がないからです。愛があれば自ずと大切に丁寧に接するものです。丁寧な所作は美しい。「美しい」は「愛」の別の云いです。人に対する接し方も同じこと。傲慢な人は醜い。相対する人を大切に . . . 本文を読む
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仮住まい

2022-09-01 13:56:00 | 随想
生きてもせいぜい100年。この世は100年の仮住まいです。仮住まいは「借り」住まいでもあります。一時的に借りてるだけ。死んだらすべてを手放すわけですから。あの世に持っていけるものなんてありません。これこそ自分だ、と思っているこの肉体さえね。「借り」モノだから「借り」てる間は好き勝手して、あとは知ったこっちゃないのか、「借り」モノだからこそ大切に使って次の「借り」手にいい状態で受け渡すのか。「借り」 . . . 本文を読む
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