以前なら怒ったであろうことに、いつからか悲しむようになりましたなあ。もちろん今でも怒ることはありますけどね。
ま、どちらがいいではありませんが、悲しむほうがハタ迷惑にはなりませんわな。
怒るってぇのは対象になんらかの働きかけをします。怒りをぶつけるって言い方をするように対象に作用を及ぼすのが怒りです。
悲しみってぇのは自己完結です。悲しみにくれるっていうでしょ。自分一人、うじうじするのが悲しむっ . . . 本文を読む
引き続きネタを募集しています。ネタってぇか、考えるヒントかしら。考えるきっかけってぇか。ま、そんなようなもんです。ホント、ぼんやりと毎日を過ごしてましてねえ。なんも考えちゃいません。それでもいいような気もしなくもありませんが、ま、せっかく知性のある人類という種に生まれついたのだから、ちっとは考えることもしないとね。 . . . 本文を読む
どんなことにしろ独占するってぇのは要するに幸せの独り占めってぇことです。
しかしですなあ、幸せってぇのは一点集中させるより拡散させたほうが濃厚になるってぇもんです。物質だと集中させるほうが濃厚になりますがね、幸せってぇのは物質じゃありませんから。幸せは物質とは違う法則の下にあるんですな。
共有したほうが独占するより幸せです。多くの人が幸せになるほどに幸せは増幅し濃厚になっていくのです。
自分一 . . . 本文を読む
あたくしは天才に間近で接したことはありませんけど、間近にいたら楽しいでしょうなあ。
ま、天才を間近で見ることは自分の無能を思い知らされることになるわけですが、そんなことはどうでもいいですね、あたくしは。
自分の無能に傷つくってぇことは自分が何かを創り出さないと気が済まないってぇことです。創り出せないことを思い知らされるから天才の存在が残酷になるんです。それは自分を中心点にして考えてるってぇことで . . . 本文を読む
何が正解か迷ったとき、考えてみても仕方がありませんな。考えたあげく迷ってンですから。そんなときは頭より心に訊いてみたほうがいい。私たちには美を感じる心があります。その心に従えばいい。美しいことが正解なのですから。 . . . 本文を読む
夢を叶えるってぇ本だの記事だのをよく目にしますねえ。世にその手の言葉が氾濫してるってぇことは叶えたい夢がある人が多いってぇことですな。その多さに感心します。あたくしは別にそんなものありませんから。
裏を返せば現状に不満があるってぇことでもありますな。現状に満足してれば夢なんぞと言い出すこともありませんからね。夢を叶えたい人が多いってぇのは現状に不満がある人が多いってぇことでもあります。
その不満 . . . 本文を読む
他者のことは解らない。ま、解らないからこそ他者なんですがね。解るようならそれは他者じゃありませんから。
解らないところに他者が存在する意味があります。解らない他者を解かろうとしますからね。解かろうとする、そのことが自分を豊かにします。自分以外の存在について考えることが世界を拡げますから。
とはいえ、解かろうとしても結局のところ解り合うにはいたらない。他者は他者、自分は自分です、どこまでいっても . . . 本文を読む
これからの時代はこれだッ、なんてぇ言い方をしたりしますけど、そこで提示されるものなんてぇのはちっとも新しくありませんな。新しい生き方だの新しい価値観だの新しい幸せだの、いろんな新しいをこれだッてぇ言ってますけど、どれも古臭い。だって、あれは古いからこれが新しいって言ってるだけですからね。あれにしろこれにしろ、その基盤となる発想は同じだもの。発想が同じなんだからちっとも新しくないのは当然。古い、古い . . . 本文を読む