瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

踊ろう♪

2016-10-25 11:43:05 | 随想
どんな商売にしろなかなかに商魂たくましく、いろんなことを仕掛けてくる。 その仕掛けに気がつかずに踊らされるのは面白くない。しかし踊らされるのが面白くないからと言って、その手のことに近づかないのも、それはそれで世の中に背を向けているようで面白くない。 仕掛けに気がつきながら、あえて踊ろう。 気がつかないまま踊らされているのかもしれないが、それを承知で、あえて踊ろう。 自ら踊ることを選択したのだもの . . . 本文を読む
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中庸、あるいは成熟

2016-10-20 11:11:25 | 随想
右に振れれば反動で左に振れる。 左に振り切れれば、また右へ。 揺れることでバランスを取っている。社会も個人も。 バランスを取っているとも言えるが、揺れることでしかバランスを取れないとも言える。バランスを取るなら揺れないことが理想である。右でも左でもない。中庸である。 しかし中庸は難しく、結果、揺れることでバランスを取る。これでは社会も個人も落ち着かない。安定を欠き不安が蔓延する。不安は揺れ幅を大 . . . 本文を読む
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友情と愛情

2016-10-19 11:57:52 | 随想
友情と愛情の差はなんなのかしら。 同性か異性かの違い? そうかしら。 同性に対する愛情もあるし、異性に対する友情もある。 区別する必要がそもそもあるのかしらね。 ようするに、どっちにしたって愛だもの。 . . . 本文を読む
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モノを見る立ち位置

2016-10-19 11:29:15 | 随想
その内側に居ればそれが当たり前になる。外側から見ればおかしなことでも内側に居ればおかしなことだとは思わない。 では外側に居ればその物事はよく見えるのか。といえば、そうでもない。外側から見えることは所詮しれている。内側だからこそ見えることもある。 内側、外側、どちらに居れば物事はよく見えるのか。 実はどちらでもない。 見ようとしなければ、どちらにいたところで何も見えはしない。 結局は物理的な自 . . . 本文を読む
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近道、遠回り

2016-10-16 15:39:27 | 随想
目的地がはっきりしている場合。ルートには近道と遠回りがある。 どちらがいいかは決まっていない。 効率を求めるなら近道がいい。 行程を楽しむなら遠回りがいい。 急がば回れ、という言葉もある。回り道のようでいて実は最短距離である、ということもあり得る。 考えていることにまとまりがなくて申し訳ないが、どの道のりがいいとは一概に言えないということである。目的地があっても、だ。目的地がないならなおさら . . . 本文を読む
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書く効用

2016-10-14 11:03:23 | 随想
出すと入るというのはお金のこととしてよく聞く。しかしこれはお金のことばかりではなく、どんなことにでも言えることでもある。 たとえばこのように書くこと。書くことは考えを頭から出すことと言っていい。出せば次の考えが浮かぶ。出せば入るということとは正確にいえば違うのかもしれないが、ニュアンスとしては同じである。 前回、言葉が意識を導く話をしたが、自分の言葉遣いを可視化する上でも書くことには意味がある . . . 本文を読む
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言葉が導く

2016-10-10 15:29:33 | 随想
言葉はほとんど無自覚に遣われる。だから無意識を反映する。無意識は言葉に変換され、言葉として顕現することで無意識は意識される。しかし意識されるということも、おそらく意識されてはいない。 例えば、無意識に自分を卑下しているとする。無自覚に遣われる言葉は単語にしろ言い回しにしろ、随所に卑下するニュアンスが漂う。無自覚に遣っている言葉だから自分ではそれに気付かない。気付かないまま言葉にされることで自らを . . . 本文を読む
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生きる力

2016-10-07 11:30:51 | 随想
本を読んでいたら、こんなことが書いてあった。 死ぬのが怖いというその気持ちが原爆をつくる 確かにそうだ。 恐怖が攻撃という行為になり、その究極が原爆である。恐怖という感情は我々自身を全滅させ得る兵器を作り出してしまった。恐怖は自滅への道である。 ならば、我々を生かすためには歓びを根源とすればいい。歓び、楽しむことが我々の生きる力である。 周りを見渡せば、我々の生活を豊かにしている . . . 本文を読む
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頼み、頼まれ

2016-10-05 10:19:39 | 随想
他(ひと)に頼みごとをするのをためらう人がいる。迷惑をかけるわけにはいかない、といって。そうやって何もかも一人で背負いこんでつらそうにしている人がいる。頑張り過ぎてる人がいる。 立派な態度だとは思うが、少々勘違いをしているとも思う。その頼みごとは本当に迷惑をかけることになるのか? 迷惑をかけるとは相手が嫌がるということである。その頼みごとは相手に嫌がられることなのか。あんがい、人は頼みごとを嫌 . . . 本文を読む
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核なき世界

2016-10-04 10:22:31 | 随想
核の廃絶の話をすると、それは無理、と即答するのが一般であろう。現実的ではない、と。 しかし無理と思えばそれ以上先に進まないのが当然である。無理だと思えることを如何にして可能にするのか。それを考え始めた時その先が見えてくるのである。 だいたい現実的とは何か? それは現在の在り方の肯定である。肯定というと積極的なニュアンスがあるが、核兵器に関しては不承不承認めるといったところか。仕方なく是認する。 . . . 本文を読む
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