CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

フロントフォークのオイルシールを抜く

2007-04-30 05:37:36 | 修理
やっとフロントフォークのオイルシールを抜く気になりました。
絵のようにします。けっこううまく描けているなと思っています。これでなるほどと思えるでしょう。番線は長くなったら、まんまかあたりに鉄棒を差込んで、ぐるぐる回すと、どんどん縮まっていきます。
ところでこの台を使用する前に必ずやらなければならないことがあります。
試しに引っ張ってみることです。簡単に抜けることがあったら、と思うとこんなに、ややっこしいことは、とてもできないでしょう。
でも絶対にやってはならないことがあります。それは、力持ちの友人にランチをおごり、それから二人で綱引きのように、引っ張りっこをすることです。
小学校の理科で「テコ」とか「しごと」とかで習いましたよね。友人がロボコックのような人でも「柱」以上のしごとはできません。そうです、片方を柱に固定して二人して引っ張るのが正解です。私の失敗談ですもうひとつ忘れていました、オイルは必ずよーく抜いておきましょう。そして、くれぐれも「おおきなかぶ」の絵本のように、しりもちをつかないようにしてください。
サービスマニュアルの専用工具は、この仕掛けの上の部分が長いボルトになっていて、これを締めこんでいくように、なっています。
つぎにオイルシールの上にピストンリングの逆のような薄いストッパーがあります。これを抜くには先のとがったペンチのような工具を使いますが、形状をよーく見ると針金とプライヤーでも抜けることが分かります。挑戦してみるのもおもしろいですよ、でもインナーチュウブに傷をつけないように注意してください。
さて、これだけ遊んでも、まだまだ楽しいことがいっぱいあります。フロントホークって、こんなに楽しいものだったのか、と思いますよ。
オイルシールのはめ込み、そしてフレームへの取り付け、どちらも専用工具なしで組み付けるのは、クイズを解くようなたのしさです。
では次回にします。
 
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1 コメント

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Unknown (らぁ~man)
2007-05-03 00:06:18
リアアクスルシャフトがインナーチューブのトップボルトのネジ径とピッチが同じなんでアクスルシャフトで簡単に持ち上げられますよ。
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