わたしの住むエリアは断水のためお手洗やお風呂が使えない状態で、震災から10日後の3月20日に上下水道が復旧しました。16日より福岡に避難しましたが、それまでの断水生活について、お役に立てればと思いテーマ別で記録に残しておきます。今後のために揃えたいアイテムや知識などご参考になりましたら幸いです。
備え
震災前にわが家にあった水は、
・お風呂の残り湯 ← 洗濯用と何かあった時のために、浴槽には常に水がある状態。
・バルコニーにあるペットボトル ← 植物用に。お風呂の残り湯や、洗顔時に水→ぬるま湯に変わるまでの水が勿体ないのでチビチビペットボトルに溜めてました。
普段は一気にペットボトルをお風呂場へ運んで残り湯を移せるよう(写真右)バケツに入れていたので、地震でもペットボトルは倒れませんでした。。ちなみにお風呂の水を移す時は漏斗を使ってます
・飲料水ペットボトル ← 災害用にストック
あとは、浄水ポットにあったお水。
お風呂の残り湯については、小さなお子さんがいる家庭ではお風呂にたまった水で溺れてしまうリスクがあるので使用後は水を抜いた方が良いと思います。
おトイレ
お水が出る地域のスーパーマーケットで使わせてもらったり、マンションにも仮設トイレがありました。でも仮設トイレはキャパを超えるとやっぱり異臭がして私は吐きそうになってしまいやめました。その後、家庭のトイレでも5-6ℓの水を一気に流し込めば流れることを教えてもらい、1日の終わりに流しました。使用したトイレットペーパーは詰らないようにゴミとして捨てました。流し方は、各トイレメーカーのホームページで断水時の説明で掲載されていると思います。簡単に説明すると(わが家の場合)、5-6ℓの水をバケツに貯めて一気に流しみます。水圧が必要なので勢い良く流し込むのがポイント。ハネ防止にトイレの周りに新聞紙を敷くとよい。成功すると♪ボッコン♪と聞こえます。2-3ℓほどの水を足して終了。計7ℓの水を使うのは、断水時には痛手です。残り湯とバルコニーのお水が大変役立ちました。歯磨きで口を濯いだ水も貴重な水、なんでもかんでもバケツにためて7ℓを確保。(流し方例:INAX)
しかし、よくよく考えてみたら下水道が損傷していたら、詰る原因!?と思って2回程流してしまったのですがやめました(その後福岡に行くことになりました)。下水に損傷がない場合にやってみてください。あとは使いませんでしたが ↓ こんなものもあるので用意しておくといいです。
お手洗いに行きたくないから....と水分を摂らずにいると脱水症状になる可能性もあるので注意しましょう。
節電のため、ざーーっと書きました。誤字脱字ご容赦ください。
まずは備えとお手洗いについて書きました。
復旧に奮闘して下さった方々には頭があがりません、本当にありがとうございます。
断水になって、私たちは優れた技術や多くの方々のおかげで安心した生活が出来ているのだと改めて強く実感しました。
復旧後も節水モードは続いています。