爽やかな初夏から、あっという間に梅雨に入り、とうとう台風のシーズンに突入しました。
今回の台風も各地で様々な被害を引き起こしました。
台風や地震による被災地の早期復興を願うばかりです。
さて、こうも天気が悪い日が続くと、外で遊ぶことの出来ないうちの子供たちは、だんだんと腐っていきます。
そこで台風が過ぎ去った次の日、雨があがったので、子供たちを散歩に連れ出しました。
目的地は神社の川。
ここでも2回ほど紹介したことがあります。
神社まではまっすぐな道路が一本。
この道路自体が参道になっていて、車で鳥居をくぐることが出来ます。
また、道路の両側に植栽(桜・紅葉)、さらにその外側に小径が続き、お寺が並んでいます(ここは比叡山のふもとなので、たくさんのお寺が並んでいるのです)。
こんな感じ。。。
お寺-小径-植栽(桜・紅葉)-道路-植栽(桜・紅葉)-細流-小径-お寺
小径です(紫色の字の部分です)。
木々のトンネル、細流、苔むした石垣、ほのかな線香の匂い・・・なかなかいい雰囲気の小径でしょう?
こんな小径を色白の和服美人としっぽりと歩いてみたいものです。
で、途中の甘味処で上品な和菓子とお茶なんぞを・・・
失礼、妄想してしまいました。
ちなみに「しっぽり」とは。。。
- しっとりと全体的に十分ぬれるさま。また、雨が静かに降るさま。
「春雨に―(と)ぬれる」 - 男女間の愛情のこまやかなさま。
「―(と)ぬれる」 - 情がこもっていて静かなさま。しんみり。
「ひと精出してあとでの煙草(たばこ)―と先づやりませうぞや/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
脱線してしまいました。
話を戻します。。。
えっーと、そうそう、この小径を子供たちとゆっくりと歩いた訳です。
細流・・・もちろん、すぐに覗きましたよ。
この行動は、もはや本能なのかもしれません。
早速、見つけました
サワガニです。
水際の植物です。
葉っぱがバコパみたいだったので撮ってみました。
ニホントカゲも久しぶりの日向ぼっこを楽しんでいました。
もうすぐ目的の神社の川です。
普段はこんな感じで(去年の夏の様子)、水深も浅く(深くても15cmぐらい)、小さな子供たちも安心して遊べる場所です。
さて、台風のあとは・・・
わっー
これはすごい流れです。
おそらく大人でも流されてしまうでしょう。
実は、この水量の違いを子供たちに見せるのが目的だったのです。
天気によって、こんなに様子が変わることを知って欲しかったのです。
この流れに呑まれてしまうと、きっと琵琶湖まで流されるでしょう。
そんな危険さ、恐さを知って欲しかったのです。
毎年、夏になると水の事故は必ずと言っていいほど起きています。
日本で水の事故が起きると、親やマスコミなどが、「ここに柵が無かったから事故が起きたんだ!」と責任の所在を国や自治体に求めます。
すると、川が立入禁止になったり、海での遊泳区域が狭くなったりします。
その後、自然を壊してまで親水公園を作り、「自然に親しみましょう!」なんてことを言っている。
人工物が自然
つくづく矛盾だらけのおかしな国です。
元々自然とは危険なものなのです。
それを知ったうえで、遊ばないといけません。
自然をもっと知り、いろんな体験をし、自分あるいは親が責任を持って、遊ぶこと(遊ばせる)が大事だと思います。
怪我をするのも、命を落とすのも自分(あるいは親)の責任です。
うちの子供たちにはおおいに川や海や湖で遊んで欲しいのです。
そのために危険なこと、やってはいけないことを少しずつでも教えていこうと思っています。
click.click.click.click.
初めての方でもお気軽にコメントを下さい
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。
ありますよね~
例えばキャンプ場。
でも我が家のような『にわかキャンパー』には
丁度良い施設が沢山出来て嬉しいですけど
でも時々、近所の田んぼから迷い込んだカエルを見つけ
自然の生き物と戯れる娘を見ると『来て良かった~』と思います。
千里の道も一歩からです(遠いな~ 笑)
子をもつ親の身としては、大変考えさせられる内容でした。
確かに、子供の安全は第一義的には親の責任だと思いますね。ただ、明らかに危険な箇所には適切な事故防止策を取ってもらいたいと(親として)思います。
それにつけても、細流も小径も、いい雰囲気ですね。夏を暑さを忘れられそうです^^
一匹そのままの鯖を見て驚いている人とかいますから、
大人が子どもに自然の事を教えられなくなってきている
気がしています。
山や川もそうですが、何が自然の本当の姿なのか、
しっかりと大人も見ていかないといけませんね。
先日湖西を旅(?)しましたが、琵琶湖の周りには自然がたくさんあって、こんな所に住んでみたいなーと思わせる場所がたくさんありました。
この記事を読んで、私もまったく同意見です。
私は人工の公園などはあまり好きではありません。
自然の川や、自然をうまく活用した公園が好きです。
でも、私の妻は後者が嫌いなようで、いつも出かける時に対立しています(笑)。
何でもそろっていて便利ですからね。
で、そんなところにもカエルや昆虫たちは棲んでいます。
そういう小さな生き物と触れあうことから始まり、自然について考えたり、勉強したりするきっかけになればいいですね。
ただ単に川や池などを立入禁止にするのではなく(子供は立入禁止の場所に入りたくなるのです。。。)、水辺での遊び方、してはいけないこと、どれだけか危険かなどの教育(机上論ではなく、まとまな大人による実技的な)が必要なのでは?と思います。
実際に遊んでみないと、何が危険かは分からなかったしますからね。
少しぐらい怪我をしても、そこから学べることも多いです。
しかし、こんな小路を女の人と歩きたいものですねぇ^^
そのお気持ち、よく分かりますよ。
自然…今は環境整備の分野もいろいろ進んでいますね。
建設関係者や造園業者もビオトープ管理士の資格を取ると、仕事の幅が増えますものね。
それは、社会全体が楽な方へ、楽な方へときてしまったことが要因のひとつになっているのでは?と思います。
魚を丸ごとさばくよりは、骨なし切り身を買った方が楽ですし、辞書を片手に調べ物をするよりは、ネットの方が早いし・・・
でも、そういうことによって物事の本質が忘れ去られているような。。。
自然や自然観についても、同じ事が言えるのではないかと思います。
物事の本質は大事にしたいものです。
でも、奥さんとの間にそんな対立があったとは・・・
頑張れ!いたっきーさん!
琵琶湖周辺はいいですよー。
どんどん遊びに来て下さい!
よく耳にするのですが、こんな雰囲気なんだろうなーという想像しかなく、ほんとの意味を知らなかったので、調べてみました。
大人の恋という感じですね。
あこがれちゃいます。
環境整備。
ビオトープ管理士って、結構難しいらしいですね。
勉強してみたい気持ちはあるのですが、なかなか始められないです。