またまた水遊びです。(遊びすぎ )
今回は琵琶湖。
場所は琵琶湖の西側の真ん中あたり。
車で50分ほどで到着。
早速、水の中へ。
お姉ちゃんは箱めがねで一生懸命に湖底探索、おとうとは箱めがねの順番待ち。(上の写真)
私は購入したばかりのカヌーで湖上探索。
このカヌーは二人挺で、塩化ビニール製。(空気を入れて使います。)
本格的なカヌーではないのですが、素人の私には充分です。
ボートと違って、前を向いて漕げるのがgood。
ちょっとだけカヌーイスト気分。
カヌーで湖面へと漕ぎだすと、スピードは出ないものの、なかなかの気持ちよさ。
今はまだ太陽が暑いけど、少し涼しくなったらもっと気持ちいいかも。
子供たちの評判も上々。
エンジンを使わない人力というのが、ゆったりとしていて私にピッタリです。
ふと、カヌーから湖を覗くと、水底に水草が・・・
水生植物好きの私は思わず、「お~」と感嘆の声。
下の写真は、娘の箱めがね越しに撮ったものです。
ネジレモです。
いわゆるスクリュー・バリスネリア。
ショップに売ってますね。
学名は「Vallisneria asiatica var. biwaensis」です。
最後の biwaensis に biwa とあり、これは琵琶湖固有種であることを示しています。
これが自然の姿なんだなーと思うと、ワクワク感がどんどん増していきます。
これを見つけたのをきっかけに、もう完全に水草探索モードに・・・
波打ち際には、いろんな水草が流れ着いてました。
で、やっぱり持って帰りたくなってしまいました。
どこの水槽に入れるのか、ちゃんと育つのかも分からないのに、1回エンジンがかかってしまうと、もう止まりません。
せっせと水草探し。
さすが琵琶湖です。
何種類かを見つけることが出来ました。
で、バットに並べてみました。
これでは、少し分かりにくいですね。
ひとつひとつを見てましょう。
クロモ。
クロモはオオカナダモ(アナカリス)と似ています。
見分け方は・・・
クロモは、オオカナダモよりも1ヶ所から出ている葉っぱ(輪生)の数が多いです。
クロモが5~7枚、オオカナダモは概ね4枚。
ちなみにコカナダモは3枚。
なので、クロモは葉っぱが密に付いているように見えます。
その他に、クロモの葉っぱはギザギザがはっきりとしています。(下の写真)
イバラモ。
葉っぱも茎もギザギザ。
作り物の様に堅い質感。
ヒロハノエビモ。
柔らかい感じのする水草。
フサモの仲間。
ネジレモ。
根っこの所にランナーが出てました。
以上5種類の水草を見つけました。
さすが琵琶湖
状態もまあまあ。
思いがけない収穫でした。
さーて、この水草、持って帰ってどうするかな
何も考えてなかったけど・・・
まあ、何とかなるでしょう
っていうか、何とかします
うまく育てば、水槽に日本の水景が再現できるかも。
で、日本産淡水魚を泳がせて・・・なんて考えながら、気分良く帰途についたのでした。
次回はその後についてです。
※ 種名の分からないものは図鑑で調べたのですが、もしかしたら間違っているかもしれません。その時は分かり次第、訂正していきたいと思います。
click.click.click.