琵琶湖の水草を採取 して約10日。
水槽に湖の中を再現したく、ベランダに水槽を設置しました。
水槽のデータ 30cm水槽、無濾過、照明器具無し、生物無し、底床は大磯礫、換水は2回/週に2/3ほど。
その後、何か変化はあったのでしょうか?
上の写真は9月1日の様子。
下の写真は9月9日の様子。
これでは分かりにくいですが、砂利に水草を挿しただけ、という印象がだんだん無くなってきました。
枯れた葉っぱもほとんどありません。
何とか育ってくれている様子です。
フサモ。(すぐ下の写真)
中央の丈の高い草。
伸長率が良く、目だってきました。
すぐに右に(南に)傾いてしまいます。
きっと、明るい方を目指しているのでしょう。
ヒロハノエビモ。
フサモのうしろで水面近くを水平方向になびいている草。
実際に琵琶湖でも長く伸びて、水面でなびいていました。
これは枯れてはいなのですが、あまり変化が無いようにみえます。
草自体の成長速度が遅いのかもしれませんね。
イバラモ。
前面に植えました。
いちばん最初に枯れるかなーと思っていたのですが、茎から発根しているのを見つけました。(赤い←のところ)
根っこは、下へ下へと伸び、礫の中へ。
新しい葉っぱは見られませんが、きっと根っこを張ってから、葉っぱを出すのでしょう。
クロモ。
いちばん多く採ってきた水草です。
これは新しい葉っぱも根っこも出てきました。
クロモの部分だけを切り取ってみると、ちょっとした茂みのようです。
根っこは、イバラモと同様に茎の途中から出て礫の中へ。
クロモを直立になるように植えても、すぐに横になってしまうのですが、その横に(水平方向に)なった茎から根っこが出てます。
すぐ下の写真のように、1本の茎から何本もの発根を確認したのですが、なんかテントを張った時にロープとペグで地表に固定しますが、そんな感じがしました。
これは想像ですが、実際の自然の中で、荒い波がきても礫から抜けないように、流されないようにするための手段なのかなーと思ったりもします。
他に栄養不足で根っこを張り巡らすということも考えられますが・・・
とにかく、今のところはあまりきれいには見えないです。
ただ、すぐ上の写真のようにもっと新しい葉っぱが上へ上へと伸びてくれたら、いい感じになるのでは、と思っています。
ネジレモ。
普段ショップで目にしているものよりも太短い気がします。
これも成長してますよ。
根っこが張ってきました。
ネジレモの根っこ。
だいぶ深いところまで伸びました。
これで一安心です。
このように採取してきた水草たちは、ゆっくりとですが、枯れずに成長しているようです。
もう少し成長したら、植えなおしてレイアウトも考えないと・・・
テーマは「みずうみの中」です。
水草の配置が難しそうですが、ぜひ挑戦したいと思っています。
ところで、この水槽を眺めていると、ガラスに動く物体が・・・
いつの間にか巻貝が入ってました。
右巻きだったのでモノアラガイだと思います。(ちなみに左巻きならサカマキガイ)
きっと水草に付いていたのでしょう。
このまま放っておいて、湖の中を再現する際に、そこの生物としての役目を果たしてもらいましょう。
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