☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

グッドラックHの法則

2012-12-23 11:00:00 | 長距離血統の法則
■血統傾向■*過去9年(以下同)

03年~06年の間、父SS系は一度も馬券になったことがなかったが、07年以降の過去5年では【3-2-3】と活躍し始めている。但し、09年と11年は父SS系が1着~3着を独占したが、10年は一頭も3着以内に入っているように、その年によって偏りが見られる。
父SS系以外では、ノーザンダンサー系全般と【3-2-1】のグレイソブリン系に注目する手か。

■人気■

1番人気【1-1-1】、2番人気【3-1-0】、3番人気【0-2-1】と、信頼は置けなさそう。
4番~9番人気以下も合計で【5-5-4】と結構馬券になっており、どこからでも入れる。但し、10番人気以下は2回しか馬券になっていないので、無理穴狙いは禁物か。

■年齢■

3歳:7-3-3
4歳:2-3-3
5歳:0-2-2
6歳:0-1-1
3歳馬が圧倒的に優勢。

■斤量■

52kg:1-0-0
53kg:1-1-0
54kg:4-1-5
55kg:1-6-2
56kg:1-1-2
57kg:1-0-0
中心は54kと55kgの重くもなく軽くもない斤量。
なおトップハンデは過去9年で、【1-0-1-9】と2頭しか馬券になっていない。

■コース傾向■

今年の中山芝2500mのコース傾向からは、なんといってもステイゴールド。
同産駒は、4頭出走する。
2ロードアイアン…母父アジュディケーティング
8グレードマーシャル…母父トニービン(浅田次郎の馬)
10レオプレグレス…母父ヒシマサル
12マイネルメダリスト…母父アサティス(昨年2着)

というわけで…
◎7シャドウパーティー…キングズベスト×デザートプリンス
〇13クリールカイザー…キングヘイロー×サッカーボーイ

出走馬中の2頭の3歳馬。頭はこの2頭のどちらか。
シャドウは、堀厩舎が有馬記念に向けてムーアのために用意した馬。

▲12マイネルメダリスト…ステイゴールド×アサティス
前走1000万下で3着だが、当時はヤラズ気配が漂っていた。平場より賞金が高いここに照準を合わせていたのは明白。


有馬記念の法則4

2012-12-23 08:00:00 | 長距離血統の法則
一晩寝ても、絞り切れない今年の有馬記念。
もう少し雨が降って、重馬場にでもなってくれれば道悪血統で勝負する手もあったのだが、今日は雨は降らなさそう。
こんなときはオカルトに頼るに限る。オカルトとはいっても、実際にそうなっているのだから、ある意味血統傾向といってもいいかもしれない。
■オカルト~グッドラックHとのリンク■
有馬記念の二つ前に、同じコースで行なわれる有馬記念当日の名物レース・グッドラックハンデ(以下GLH)。
このレースは、騎手にとってもファンにとっても大事な一戦。
騎手は本番前の予行演習、ファンは騎手の位置取りや勝ち馬がどこを通ったのか?などを見極める。そして何よりも重要なのが、そこで3着以内に入った馬の血統や、その血統構成。なんせ03年以降、GLHで3着以内に入った馬の血統や血統構成を持つ馬が、有馬記念で馬券になっているのだから。

【03年】
<GLH>
1着ストレイラルホーク(父ロベルト系シルバーホーク)
2着ショウナンアカツキ(父サクラチトセオー)
3着トウカイトニー(父トニービン)

<有馬>
1着シンボリクリスエス(父ロベルト系クリスエス)
2着リンカーン(母父トニービン)

【04年】
<GLH>
1着トウショウナイト(母父リボー系ジャワゴールド)

<有馬>
2着タップダンスシチー(父リボー系プレザントタップ)

【05年】
<GLH>
1着マイネルアムンゼン(父ウイニングチケット)

<有馬>
1着ハーツクライ(母父トニービン)
3着リンカーン(母父トニービン)

【06年】
<GLH>
2着エプソムアルテマ(母父ノーザンテースト系アスワン)

<有馬>
3着ダイワメジャー(母父ノーザンテースト)

【07年】
<GLH>
1着エフティカルロス(アグネスタキオン×ナスルーラ系トニービン)

<有馬>
1着マツリダゴッホ(SS×ナスルーラ系ベルボライド)
2着ダイワスカーレット(父アグネスタキオン)

【08年】
<GLH>
2着アサティスボーイ(母父サドラーズウェルズ系オペラハウス)

<有馬>
2着アドマイヤモナーク(父サドラーズウェルズ系ドリームウェル)

【09年】
<GLH>
1着ベルヴェットローツェ(父ダイタクリーヴァ)
2着マイネルーチェ(父スペシャルウィーク)
3着フェニコーン(マンハッタンカフェ×ノーザンダンサー系ヌレイエフ)

<有馬>
1着ドリームジャーニー(父ステイゴールド)
2着ブエナビスタ(スペシャルウィーク×ノーザンダンサー系カーリアン)
3着エアシェイディ(SS×ノーザンダンサー系ノーザンテースト)

【10年】
<GLH>
3着ネコパンチ(ニューイングランド×ノーザンダンサー系ダンシングブレーヴ)

<有馬>
2着ブエナビスタ(スペシャルウィーク×ノーザンダンサー系カーリアン)

【11年】
<GLH>
1着コスモロビン(ゼンノロブロイ×ミスプロ系ジェイドロバリー)
2着マイネルメダリスト(父ステイゴールド)

<有馬>
1着オルフェーヴル(父ステイゴールド)
3着トゥザグローリー(ミスプロ系キングカメハメハ×SS)

というわけで、勝負馬券はGLHの結果を見てから決めることにする。

有馬記念の法則3

2012-12-23 01:11:11 | 長距離血統の法則
■人気■*過去24年

過去24年で、1番人気は【9-7-1-7】で、勝率37.5%、連対率66.7%、複勝率70.8%と、まずは及第点。これを02年以降の過去10年で括ると【5-3-0-2】となり、勝率50%、連対率80%となり、その信頼度はちょびっとだけ上がる。過去10年で馬券圏外に飛んだのは、02年ファインモーション(5着)と07年メイショウサムソン(8着)の2頭。
また、過去10年では2番人気は【3-0-0-7】で、頭ってヒモなしタイプで、3番人気は【0-1-2-7】で、勝ち切れないキャラがクッキリと浮かび上がる。
10番人気以下は、過去24年で【2-3-7-120】で、勝率1.5%、連対率3.8%、複勝率9.1%と、結構馬券になっているイメージ。過去10年で見ても5頭が馬券になっている。
1番人気から薄目へ流す。これが有馬記念の馬券のセオリーなのかもしれない。

■オリンピックイヤー■
オリンピック(夏季)の年の有馬記念は荒れる、といわれているのだが、これはオカルトでもなんでもなくて、実際に荒れている。
88年(ソウル)こそ、1着オグリキャップ(2番人気)、2着タマモクロス(1番人気)、3着サッカーボーイ(3番人気)と、上位人気3頭で決まったが、それ以降のオリンピック開催年では、波乱の結末となっている。

92年(バルセロナ)…1着メジロパーマー(15番人気)
96年(アトランタ)…3着マイネルブリッジ(14番人気)
00年(シドニー)…3着ダイワテキサス(13番人気)
04年(アテネ)…3着シルクフェイマス(9番人気)
08年(北京)…2着アドマイヤモナーク(14番人気)

5回のうち4回で、二桁人気の馬が馬券圏内に飛び込み波乱を演出している。果たして、ロンドンオリンピックが開催された今年の結末は如何に?

■ドベ人気とブービー人気■
オリンピックイヤーで馬券になった二桁人気の馬のうち、メジロパーマー、マイネルブリッジ、アドマイヤモナークの3頭は、実はドベ人気かブービー(BB)人気だった。
そして、このドベ人気あるいはBB人気の馬は、オリンピックイヤーかどうかにかかわらず、結構馬券になっているのだ。
<ドベ人気かBB人気の3着以内馬>
91年1着ダイユウサク(14番人気/15頭)
92年1着メジロパーマー(15番人気/16頭)
96年3着マイネルブリッジ(14番人気/14頭)
01年2着アメリカンボス(13番人気/13頭)
02年2着タップダンスシチー(13番人気/14頭)
08年2着アドマイヤモナーク(14番人気/14頭)
10年3着トゥザグローリー(14番人気/15頭)

そして、この7頭のうち01年のアメリカンボス以後の4頭は、前回の投稿で書いた大穴血統のリボー系を5代以内に内包しているのだ。
01年2着アメリカンボス…父キングマンボの母母父プルーヴアウト/母母母父キートゥザミント
02年2着タップダンスシチー…父プレザントタップ
08年2着アドマイヤモナーク…父ドリームウェルの母父アレッジド
10年3着トゥザグローリー…父キングマンボの母母父プルーヴアウト

今現在のドベ人気はネヴァブション、BB人気はオウケンブルースリだが、本番までこの順番は変わらないはず。まずは、この2頭からの馬連総流しを買っておく。ネヴァブションからだと最低でも420倍、オウケンブルースリからだと最低でも360倍。
とりわけオウケンブルースリは、母母母父にリボー自身が入っているので、グッと期待は高まる。
この作戦は毎年お遊びで買っているのだが、08年はおかげさまで3万馬券を引っ掛けることができて、本線馬券の負けを取り戻してもなお稼ぐことができた。
「有馬記念は夢を買え」との言葉もあることだし、今年も夢を見させてもらいます。

有馬記念の法則2

2012-12-22 19:00:00 | 長距離血統の法則
■大穴血統■
有馬記念には大穴を開ける血統が存在する。
その存在に気付いたのは5年前の有馬記念。これは良い法則を見つけたと思い、マツリダゴッホを本命にしたまでは良かったが、相手に選んだのが「ロベルト系5年周期の法則」によるタニギム産駒のウオッカとレッドランサム産駒のロックドゥカンブの2頭で、失敗。
だが、その後も性懲りもなく、その後も買い続けているのだが、最近では08年のアドマイヤモナークが2着に入り、ダスカとの馬連約3万馬券を獲ることができた。
その大穴血統とは、リボー系である。キモは父、母父の字面ではなく、5代以内にリボー系を内包している馬。
昨年、一昨年と3着に入ったトゥザグローリーも該当する。
しかし、これも一つ問題がある。それは、毎年該当馬が結構出走してきて、絞り切れないことだ。
今年の出走馬中では、キングマンボの孫にあたるロズキン、エイフラ、ルラシ、トグロの4頭、BT産駒のスカイディグニティ、BTを母父に持つビートブラック、グラスワンダー産駒のアーネストリー、母父フォーティナイナーのトレイルブレイザー、ダンスインザダーク産駒のダークシャドウ、母方に内包しているオウケンブルースリと、出走馬16頭中10頭が5代以内にリボー系を内包しており、絞り切れない。

■コース傾向■
今開催は当該コースは一鞍しか行われたいないので、参考までに今年の当該コースの傾向を。

ここまで当該コースは8レース行なわれているが、野芝の秋開催も含めて【3-1-2】と目立つのがステイゴールド。
各年のステイ産駒の出走頭数は分からないが、有馬記念前までで08年は3着1回、09年は1勝2着1回、10年は1勝3着1回、11年は2着1回と、もともとステイ産駒はこの中山芝2500mを走ることは知られているが、今年はいつになく活躍している。8頭出走しているSS系の中では、やはりステイ産駒を選ぶべきなのか。

出走馬中のステイ産駒は、1番人気のゴールドシップ、中山芝【3-2-0-0】とパーフェクト連対の中山専用機・ナカヤマナイト。
ナカヤマナイトは中山芝コースを得意としており、なんだかマツリダゴッホの雰囲気が漂うのだが、結構、人気になっているのが気に入らない。
ならば、「第3のステイ産駒」オーシャンブルーとなるのだが、母父ダッシングブレードは、かつてはイナリワンを輩出したこともあるナスルーラ系ネヴァーベンド系なのだが、推すには根拠に乏しい。
ちなみに血統予想家の亀谷敬正の本命はオーシャンブルーの模様。

■枠番■*過去24年



過去24年で、着度数で言うならば【5-3-3-35】と11回馬券になっている4枠。次いで【4-4-2】と10回馬券になっている1枠。
近年では不利といわれている外枠だが、7枠は【3-3-4-38】で、1枠と同じく10回馬券になっている。
また、水上学が近頃しきりに指摘している「枠番を足して14以上」になる6枠-8枠、7枠ゾロ目、7枠-8枠、8枠ゾロ目の組み合わせは、90年以降一度も発生したことがないことも覚えておいた方がよさそう。馬場が高速化された01年以降では「枠番を足して6以下」の組み合わせが7回もあるとのこと。

■馬番■*過去24年

取り立てて優劣は見られないように思うが、過去24年で一度も馬券になったことがないデスナンバーは大外の16番。ただし、16頭立てになったのは過去24年で8回しかなく、サンプル数が少ない。
そのデスナンバーに入ったのは、ノリのルルーシュだ。

有馬記念の法則

2012-12-22 17:17:17 | 長距離血統の法則
早いもので、今年も2回目の年末がやって来た。
競馬をやってると年末は一年に2回あるようんい感じられる。最初の年末はダービー、そして、もう一つが有馬記念である。

昨年の馬券成績は、回収率113%と辛うじてプラスだった。とは言っても、これはPATでの成績。実際には現場にも数回通っているので、その時の負け分、行き帰りの交通費、指定席代、飲食代を含めると、完全なマイナス。
で、今年はどうかというと、先週までの回収率は、なんともトホホな40%…。これに現場での負けなどを加えると、いったい幾ら負けているのやら、考えるだけでも恐ろしい。一発逆転でプラスに転じさせることができない額ではないが、よほどの大穴を獲らない限りは無理。
毎年のように思うのだが、年末の大一番で馬券を獲ると、なんとなくその年の負け分を一気に取り戻した気分になる。実際には勝ちにはなっていないのだが、そんな気分にさせてくれるのもまた有馬記念である。

■血統傾向■*88年~11年の過去24年

昔ロベルト、今SS系。
これが、ここ20年間の有馬記念を表すキーワード。
今は昔。かつてロベルト系が一世を風靡していた時代があった。
94年、史上5頭目の三冠馬ナリタブライアン(父BT)が、同年の有馬記念を制し四冠を達成。翌95年もBT産駒のマヤノトップガンが1着になり、BT時代の到来を告げた。一年おいて97年にはクラシックの栄冠には一歩届かなかったシルクジャスティスが勝ち、悲願のG1初制覇を達成。そして、98年、99年はBTとは枝が異なるが同じロベルト系のシルバーホーク産駒のグラスワンダーがV2を果たし、02年、03年は、これまた枝が異なるクリスエス産駒のシンボリクリスエスが連覇を達成し、94年~03年の10年間で8勝をあげる黄金時代であった。
しかし、今ではその産駒を有馬記念で見かけることが少なくなったロベルト系だが、今年は、BT産駒のスカイディグニティとグラスワンダー産駒のアーネストリーの2頭が出走する。また、母父も含めれば、母父にBTを持つビートブラックも該当する。

その間、もう一方の雄であるSSは、96年にマーベラスサンデーが2着になり、SS産駒として初めて馬券になった。そのマーベラスサンデーは、翌97年も惜しい2着に敗れた。以降、98年3着ステイゴールド、99年2着スペシャルウィークと、馬券にはなるものの勝てずじまいで、00年は一頭も馬券に絡むことができなかった。
SS産駒として初勝利をあげたのは01年のマンハッタンカフェまで、待たなければならない。これを機にSS産駒の逆襲が始まるかに思われたのだが、シンボリクリスエスに阻まれ2連敗を喫した。
が、04年にゼンノロブロイがSS産駒として2勝目をあげたのを皮切りに、目下、怒涛の8連勝中を継続中で、01年から10年で9年連続3着を記録した。
過去10年での父SS系の成績は【8-5-8】と、もはや他の系統が付け入る隙などない。過去10年で父にも母父にもSS系の血を持たないのは、前出のシンボリクリスエス、タプダンスシチー(02年、04年各2着)、08年2着アドマイヤモナーク、11年2着エイシンフラッシュの4頭しかいない。近年の有馬記念は、まさにSS系の天井天下唯我独占状態である。

二代目SS系種牡馬で複数回馬券になっているのは、ダイワスカーレット(07年2着、08年1着)の父アグネスタキオン、09年、10年連続2着のブエナビスタの父スペシャルウィーク、そして09年1着ドリームジャーニー、11年1着オルフェーヴルの父ステイゴールドの3頭のみ。
この3頭のうち、タキオンを除く2頭はステイゴールドが98年3着、スペシャルウィークは99年2着と、かつて有馬記念で3着以内の実績がある。親子で馬券になったとことがあるのは、この2頭の他には、マーベラアスサンデー(96年、97年各2着)とシルクフェイマス(04年3着)親子がいる。
今年のSS系産駒は、ステイゴールド産駒3頭、ゼンノロブロイ産駒2頭、ダンスインザダーク、マーベラスサンデー、ミスキャストが各1頭の合計8頭出走するが、このうち父が有馬記念で馬券になったことがあるのは、前出のステイゴールド、マーベラスサンデー、そしてゼンノロブロイの3頭。

SS系の配合相手では、母父ノーザンテースト(以下NT)が目につくが、これはエアシェイディ(06年、07年各3着)、ダイワメジャー(08年、09年各3着)とダイワスカーレット(07年2着、08年1着)の兄妹の3頭によるもの。
そして、このNT系を持つ馬は、昔から有馬記念とは相性がいいのだが、88年3着サッカーボーイ(母父NT)、90年2着メジロライアン(父アンバーシャダイ)、95年3着サクラチトセオー(母父NT)、97年3着エアグルーヴ(母父NT)、98年2着メジロブライト(母父メジロライアン)と、なかなか勝ち切れない傾向にある。(とはいっても、勝ち切るのはSS系とロベルト系の2系統しかないのだが。)
今年の該当馬は母父にNTを持つスカイディグニティ一頭のみ。

SS系以外ではマークしておきたいのは、過去10年で【1-2-1】の母父トニービンと、ここ2年で馬券になっているキングマンボ系の二つ。但し、この2系統もNTと同様に、有馬記念とは決して相性が悪いわけではないのだが、勝ち切れないケースが昔から多い。

まず、トニービンをはじめとするグレイソブリン(以下GS)系は、過去24年で【1-4-4】と、勝ったのは05年のハーツクライ1頭のみ。
今年は、アーネストリー(母父トニービン)、ジャングルポケット産駒のダイワファルコンとオウケンブルースリ、そして母父ハイエストオナーのルルーシュの合計4頭が該当する。

キングマンボ系は【0-2-2】と、昨年、一昨年と2年連続で3着のトゥザグローリー(父キングカメハメハ)、昨年2着のエイシンフラッシュ(キングズベスト)、そして、91年のテロ馬券の片棒を担いだアメリカンボス(父キングマンボ)の4頭いるが、一頭も勝ったことがない。
今年は、ヴィンテージ世代を形成していた「マンボカルテット」の4頭(ローズキングダム、エイシンフラッシュ、ルーラーシップ、トゥザグローリー)が揃い踏み。

というわけで、血統傾向からは出走馬16頭全てが該当する今年の有馬記念だ。
ただし、決して手を出してはならない馬がいる。
それは、目下4番人気と穴人気に推されているダークシャドウだが、はっきり言ってこれは養分、というかカモ。
なんせダークシャドウの父ダンスインザダークは、中山は走らない。唯一、買っていいのは野芝開催の秋の中山、しかもマイル戦のみである。有馬記念に限定すれば【0-0-0-13】と、これまで一度も馬券になったことがない。
いくらマスコミが渾身の仕上げなどと煽ろうとも、努々踊らされるなかれ。

ラN杯2歳Sの法則【結果】

2012-12-22 17:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
【結果】
◎キズナ…3着(2番人気)
★アドマイヤドバイ…5着(6番人気)
ディープ産駒のキズナを引いたのは正解だったが、7頭立ての3着ではお金にならない。

■血統傾向更新■

「3強」の一角を崩した「弟4の馬」はアドマイヤドバイではなく、「やんちゃ坊主」のバッドボーイだった。
アルフレードと境遇がよく似たエピファネイアが1着となり、父SS系の6連勝はならなかったが、2着、3着は父SS系のマンハッタンカフェとディープインパクト。とはいっても7頭中5頭が父SS系ならば、そうなるわな。

馬券を獲った方も、獲れなかった方も、この3頭の今後には要注目。
なお、3番人気で6着に敗れたラウンドワールドは、メッキが剥がれた模様。となると、今年の札幌記念組はたいしたことがないということなのか。

■コース傾向更新■

2レース連続で父が非SS系の馬が1着。潮目が変わったか?
この仇は、明日、明後日の2鞍で討つ。

というわけで、さあ有馬記念!!

=おしまい=

ラN杯2歳Sの法則

2012-12-22 12:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
先週行なわれたG1・朝日杯FSよりも、格は2枚落ちるG3のラジオNIKKEI杯2歳Sであるが、その注目度となると、朝日杯FSを上回る。
それもこれも、朝日杯FSよりもラN杯の方が、翌年のクラシックに直結するからだ。ここで、3着以内に好走した馬からは、数多のクラシックホースやクラシックで馬券対象になる馬が誕生しているのだ。
【ラN杯3着以内⇒クラシック3着以内】
00年1着アグネスタキオン…皐月賞1着
00年2着ジャングルポケット…皐月賞3着、ダービー1着
01年1着メガスターダム…菊花賞2着
01年2着マチカネアカツキ…ダービー3着
02年1着ザッツザプレンティ…ダービー3着、菊花賞1着
03年1着コスモバルク…皐月賞2着
03年2着ハイアーゲーム…ダービー3着
04年2着ローゼンクロイツ…菊花賞3着
04年3着アドマイヤジャパン…皐月賞3着、菊花賞2着
05年該当馬なし
06年1着フサイチホウオー…皐月賞3着
06年2着ヴィクトリー…皐月賞1着
07年該当馬なし
08年1着ロジユニヴァース…ダービー1着
08年2着リーチザクラウン…ダービー2着
09年1着ヴィクトワールピサ…皐月賞1着、ダービー3着
10年1着ダノンバラード…皐月賞3着
11年2着ゴールドシップ…皐月賞1着、菊花賞1着

00年以降、05年と07年以外は毎年ラN杯3着以内の馬が翌年のクラシックで馬券になっている。
また、04年4着シックスセンス(皐月賞2着、ダービー3着)、06年5着アサクサキングス(ダービー2着、菊花賞1着)、07年8着フローテーション(菊花賞2着)、09年4着ヒルノダムール(皐月賞2着)、10年4着ウインバリアシオン(ダービー2着、皐月賞2着)と、 4着以下に敗れた馬からもクラシックで馬券になっている馬が結構出ている。
今年は7頭立てで、穴っぽいところは狙えそうにないが、馬券から離れても必見のレースであることは間違いない。

■血統傾向■*過去6年

過去6年で父SS系が【5-3-5】と大活躍。07年以降は5年連続1着、3着を継続中で、08年、10年、11年は1着~3着を独占した。もはや父SS系はクラシックに欠かせない血統であることは周知のじじつであるが、そのクラシックに直結するラN杯においても必須血統なのは必然的なことである。

父SS系で複数回馬券になっているのは、ネオユニヴァース【2-1-0】、ディープインパクト【2-0-1】、フジキセキ【1-0-1】の3頭。
父SS系の配合相手別では、母父ノーザンダンサー系【3-0-1】、母父ミスプロ系【2-0-0】、母父ナスルーラ系【0-1-4】の3系統にほぼ分類できる。着度数では母父ナスルーラ系が最多の4回だが、一度も勝ったことがない点に注目。

■コース傾向■

当該コースは先週までで計6鞍行なわれた。
父SS系が【4-3-4】と、レース傾向同様に大活躍している。なかでも【3-1-1】のディープインパクトが狙い目。

「3強」のうちのラウンドワールドとキズナがディープ産駒だが、問題はどちらを引くか?ということ。
◎6キズナ…ディープインパクト×ストームキャット
過去6年で3勝をあげているSS系×ノーザンダンサー系の血統構成で、ディープ×ストームキャットの配合は、2日の5R(新馬戦)で1着になっている。

一方、ラウンドワールドの母父はナスルーラ系トニービン。ナスルーラ系は上述のように勝ち切れない傾向で、母父トニービンは2着、3着各1回。コース傾向でもSS系×トニービンは3着2回で、うち1回はディープ×トニービンである。
また、残る「1強」のエピファネイアであるが、父シンボリクリスエスはレース傾向では一度も馬券になったことがなく、レース傾向でも母父で1着が1回あるのみである。一頭切るなら、この馬。
だが、個人的には切るに切れない事情がある。
というのも、エピファネイアは愛馬アルフレードに似ているからに他ならない。
ノーザンファーム生産馬で馬主はキャロットファームのシンボリクリスエス産駒。そして、なんと誕生日はアルフレードと同じ2月11日なのである。クラシックに手が届かなかったアルフレードの代わりに、是非とも頑張ってほしいものだ。

■お宝血統■
「3強」に恐れをなして回避馬が続出し、蓋を開けてみれば7頭立て。だからといって、「3強」で決まるほど競馬は甘くない。こんな時は得てして「第4の馬」が飛び込んでくるもの。

実は、このラN杯では父、母父といった字面だけでは分からないお宝血統が存在する。その名をヘイローという。SSの父としてつとに知られているが、ヘイローからはタイキシャトル、ロージズインメイの父であるデヴィルズバッグや、キングヘイローの母グッバイヘイローが出ていることでも有名である。
そして、このヘイローのクロスを持つ馬が、07年以降、毎年馬券になっているのだ。
<3着以内に入ったヘイローのクロスを持つ馬>
07年3着メイショウクオリア…3×4(父父父×母父母父)
08年1着ロジユニヴァース…3×5(父父父×母母父母父)
09年1着ヴィクトワールピサ…3×4(父父父×母父母父)
09年3着ダノンシャンティ…3×3(父父父×母母父)
10年1着ダノンバラード…3×3(父父父×母母父)
11年1着アダムスピーク…3×4(父父父×母父母父)

10年、11年は該当馬が1頭しかいなかったが、その1頭が見事に1着になった。
今年も該当馬は1頭のみ。
★5アドマイヤドバイ…アドマイヤムーン×SS
父アドマイヤムーンの母父はSS。つまり本馬はSSの3×2のクロスを持つ。ということは、必然的にヘイローの4×3を持つことになる。
しかし、フサイチコンコルドがキャリア3戦目でダービーを制した時は「奇跡の配合ノーザンダンサー系の3×3」と話題になったものだが、SSの近親クロス3×2を持つ馬が出走してくるとは、時代は変わったものである。

朝日杯FSの法則【結果】

2012-12-18 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
痛恨の出遅れ。
馬じゃなくて、自分が。
最強師匠、偶然番長、黒シャツと現場で待ち合わせしていたのだが、目覚めた時は既に集合時間の30分前。
なんとか指定席には入れたものの、1Rは見だったが、お三方は堅いところをキッチリと仕留めて出足上々。
早起きは3万円の得とは、このことだ。これでスッカリ勝ち波に乗り遅れた。
で、事件が発生したのは3レース。
なんと偶然番長が三連単27万馬券をゲット!!これで早々と仕事は終わり。
そして、続く4レースで偶然番長に必殺技を伝授された最強師匠が、今度は三連単13万馬券をゲット!!
朝っぱらからいきなり二人合計40万円を見せつけられた日には、馬が馬に見えなくなるのは当たり前。で、二人のツキにあやかろうと5レース以降は必殺技を繰り出すものの、カスリもせず挙句の果てに、わけのわからん6レースの新馬戦でマークカードを塗り間違えて7千円も突っ込む始末。これで当たればラッキーこの上ないが、そうは世の中甘くない。
結局、本番前に弾が尽きそうになったので、投下資金を押さえるために「プク」に切り替えた8Rで、ようやく初日が出た。が、その威力は必殺技の半分以下…なんともチグハグな一日で、結果ボロ負け。
しかし、午前中に40万円とは恐れ入りました。お昼も夜の忘年会もすっかりご馳走になりました。ありがとうございました♪
毎年、ダービーと有馬記念は出来るだけ現場に見に行くようにしているが、この朝日杯FSは3年連続の現場観戦となった。それもこれも最強厩舎のリアルインパクト、アルフレード、そしてフラムドグロワールが出走したからに他ならない。最強厩舎は4年連続出走、偶然番長厩舎は初出走を目指して、来年も良い馬を仕込んどいてくださいね。

【結果】
◎ゴットフリート…3着(3番人気)複勝280円
△コディーノ…2着(1番人気)複勝110円
☆フラムドグロワール…4着(5番人気)
★テイエムイナズマ…13着(9番人気)
△ネオウィズダム…10着(12番人気)

■血統傾向更新■

記録づくめの今年の朝日杯FSだった。
2頭出走していたローエングリン産駒が1着、3着。3頭出走していた母父SSが1着~3着を独占し、これで母父SSは5連勝となった。
勝ったロゴタイプの勝ちタイムは、04年マイネルレコルト、11年アルフレードと同じレースレコードタイの1.33.4。
ノーザンファーム生産馬は5頭出走していたが、2着、3着。
圧倒的1番人気に支持されながらも2着となったノリは、これで18年連続でG1・2着という珍記録を達成。
なお4頭出走していた父SS系は、フラムドグロワールの4着が最高。やっぱり朝日杯FSでは、父SS系は相性が悪い。

■コース傾向更新■

過去22年で初めて勝ち馬が出た7枠14番だが、実は先週は不利と言われる中山芝1600mでは、7枠がずっと馬券になっていた。
土曜日は2鞍行なわれたが、勝ち馬はいずれも7枠の馬。そして本番当日の2Rで2着、5Rで3着、そして本番で1着。2Rと5Rのヤネはいずれもウイリアムズ。これで本番前の予行演習は完了。しかもダイワメジャー産駒が2Rで3着、5Rで2着になったのを受け、フラムドグロワールは鉄板と読み、ゴットフリート、コrディーノの3頭立ての勝負。パドックで見た限りでもこの3頭。せっせと勝負馬券を買い足したのだが…
まさかロゴタイプの頭は、買ってなかった。7枠の流れは分かっていたので、三連複では引っ掛けたのだが…ローエングリン産駒のゴットフリートを本命にした以上、同じローエングリン産駒のロゴタイプは買わざるを得ない。が、三連複で引っ掛けたものの、まさか頭まで突き抜けるとは。これがあるから、やっぱり偶然番長が推奨する必殺技で買っておかなければならない。

=おしまい=



朝日杯FSの法則3

2012-12-16 01:28:24 | ダービー馬を探せ!2013
今日は04年の「ROCK OPERA」以来8年ぶりに、偶然番長&黒シャツと武道館に行って来た。お目当ては、永ちゃんの年末恒例のライブ「JAMMIN ALLNITHGT」だ。
今年は、夏のデビュー40周年記念のワンナイトライブ「BLUE SKY」に次ぐ二度目だが、今日は流石の永ちゃんも寄る年波には勝てないのか、ライブ3日目で疲れがたまってるのか、夏に比べると調子が悪かったような気がしたのは、気のせいか。
というこちらも、いい年になってるので、お互い様。周りを見渡しても、同年輩や先輩の方が圧倒的に多くなってきているのも事実。

それはさておき、明日は早起きして現場に集合なので、サラリとコース傾向を更新しおきます。
■コース傾向更新~5回中山芝1600m■

土曜日は2鞍行なわれた。
父SS系は【1-0-2】で、中心視すべきなのは変わらないが、最終レースでは、ミスプロ系を持つ馬が1着~3着までを独占したのが気になる。
明日は、本番前に2鞍組まれているので、その結果を踏まえてから勝負馬券を決めたい。

ところで、圧倒的1番人気のコディーノだが、その理由の一つには、09年の覇者ローズキングダムに被っているキャラがあると思う。
ノーザンファーム生産馬で、馬主はサンデーレーシング。血統構成はロズキンと同じキンカメ×SSで、東スポ杯1着から参戦というローテーションも同じなのだから、ロズキンをイメージするなという方が無理と言うもの。

が、かつての勝ち馬にキャラが被っているのはコディーノだけではない。
◎3ゴットフリート…ローエングリン×SS
清水成駿の〇、仕掛け人・上田の★、そして水上学の$なので、そこそこ人気になっているのが気に入らないが、これは買わずにはいられない。なんせ、昨年の覇者である愛馬アルフレードに何から何までも似ているからに他ならないからだ。
まず、その名前からしてアルフレードとゴットフリートと、韻が似ていて、どちらも馬名の意味はオペラ関連から名付けられており、ロズキンとコディーノ同様にどちらもノーザンファーム生産馬であるが、馬主は庶民用の一口馬主クラブのキャッロットファーム。
また、そのローテは、アルフレードが新馬1着(中山芝1600m)⇒きんもくせい特別1着に対し、ゴットフリートは新馬1着(中山芝1800m)⇒きんもくせい特別と、酷似しており、きんもくせい特別ではどちらも上がり3Fを32秒台で差し切った。
アルフレードのヤネはウイリアムズだったが、ゴットフリートはスミヨンに乗り替わりと、ここぞという時の外人騎手への乗り替わり。そして、なんと言ってもゴットフリートの枠番は、アルフレードと同じ2枠3番である。
血統傾向的にも、アルフレードと同じ母父SSで、母父SSは目下4連勝中。ゴットフリートの父ローエングリンはサドラーズウェルズ系だが、同系は一昨年3着のレオアクティヴの母父オペラハウスと09年2着エイシンアポロン(母父サドラーズウェルズ)の2頭が馬券になっている。また、土曜日の最終レースの2着はローエングリン産駒である。

★4テイエムイナズマ…ブラックタイド×ダンチヒ
父はディープインパクトの全兄。
京王杯2歳S組の3着以内馬がよく馬券に絡むことは、前回書いたが、今年に限っては、エーシントップとファブリーデイは、ちょっと人気になり過ぎで、危険な人気馬のように思える。京王杯2歳Sで、先行して押し切った2頭であるが、実は当日は内が伸びる馬場であったことを考えると、巷間言われてるほどにはレベルは高くない。となると、そこで出遅れて終始外、外を回り、1番人気を背負ってた分、早仕掛けでマクリを打ったものの、伸びあぐねた本馬が狙い目ではないのか。前走9着というのは前走データでは不利ではあるが、人気急落のここは絶好の狙い目だ。

☆12フラムドグロワール…ダイワメジャー×BT
父SS系は朝日杯FSの血統傾向では不振だが、母父BTはかつては相性が好かった系統で、コース傾向では父SS系が中心というのが頼り。

△2ネオウィズダム…ネオユニヴァース×グレープツリーロード
コース傾向で複数回馬券になっている父が根拠。

△5コディーノ…キングカメハメハ×SS
強いのは百も承知だが、コース傾向ではキングマンボ系を持つ馬は勝ち切れていない。土曜日の最終レースでも母父エルコンドルパサーは3着だった。

今の時点ではこんな感じだが、最終判断は明日の当該コースの2鞍を見てからということで。
明日早いのでもう寝ます。





ディセンバーSの法則【結果】

2012-12-16 00:17:56 | 中山の法則
【結果】
★ブリッツェン…3着(7番人気)複勝310円
惜しい!相談役が2着に粘ってくれれば、獲れてたのに…
とはいて、skaizerさんにとっては、勝てはしなかったものの幾ばくかのお金を咥えて帰って来てくれたので、おめでとうございます♪

■コース傾向更新~5回中山芝1800m■

SS系が中心で良さそうだ。

=おしまい=