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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

吾輩は・・・

2007-07-29 02:56:41 | ネコたちの法則
吾輩はチョビである。
あ!吾輩と書いちゃったけど、女の子です。
だから、アタイに改めます。
名前はあるが、目が見えない。


全く見えないわけではないが、ほとんど見えない。
ぼんやりと、『あー何かあるなあ』という感じで輪郭しか見えない。
目が見えないから捨てられたのか、産まれてすぐに捨てられたから目が見えなくなったのかは分からない。

捨てられてすぐに、拾われた。
まさに捨てる神あれば拾う神ありだ。
『人間、あきらめてはいけない』とよく聞くが、ネコもそう簡単にあきらめてはいけない。

拾われてすぐに病院に連れて行かれた。
が、産まれたばかりなので手術に耐えうるだけの体力などあるはずもなく、目薬だけを貰って帰ってきた。

後に聞く所によると、病院の先生曰く『おそらく、脳の方に細菌が回ってしまい長生きは出来ないだろう』との見立てだったようだ。

生まれてスグに捨てられ、スグに拾われ、スグに病院へ連れて行かれ、スグに死んでしまっては、
なんだか急ぎすぎた人生のようで、なんだか虚しかった。
だから、長生きするようにガンバってみた。
そんな心持のお陰か、今年の11月24日で3歳になる。
本当に産まれた日は分からないが、拾われた日を誕生日にする事にした。
まあ、一度は失くした命なので、いわば第2の人生の始まりを誕生日にしたということだ。

病院から家に連れて帰られて驚いた!
相撲部屋に拾われたのかと思った!
な、な、なんとそこには朝青龍が住んでいたのだ!
















よく見ると、ネコだった。
名前はコテツと言う。てっきりオス猫かと思ったが、れっきとしたメスであった。
彼女もまた捨て猫だったようだ。この家に拾われてきてかれこれ8年くらいになるそうだ。
最初はなんてふてぶてしい猫かと思ったが、やはりそこは捨て猫同士。

お互いの境遇を慰めあい、


肩、じゃなかった、お尻と顔を寄せ合い一緒に寝るようになった。


また、時には励まし合いながら次第に打ち解けていき、


その内、自分の子供のように可愛がってくれるようになった。


ヒマな時は猫パンチを繰り出してみるのだが、目測を誤り、なかなかパンチが届かない。
コテツは舌を出して余裕のポーズだ。

やはり目が見えないアタイにとって、パンチを確実にヒットさせるのは難しい。




そんな幸せ一杯の第2の人生を送っていたアタイだが・・・

まさか、こんな人生、否、猫生が待ちうけていようとは、お釈迦様でもわかりゃしめえ・・・







<次回、怒濤の急展開!チョビの運命は如何に?乞う!ご期待!>


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
かわいい(*^_^*) (KOZO)
2007-07-30 12:16:54
早く更新してください。
いいにゃー、大きくなりましたねぇ
返信する
ほのぼの (ご近所)
2007-07-31 11:32:10
いいご主人様にめぐり合えてよかったですね。
続きが楽しみです。
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