☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

朝日杯FSの法則

2013-12-10 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2014
■血統傾向■*過去22年

2年前の朝日杯FSはアルフレードで盛り上がったのだが、アルフレードはいったいいつ復帰するのやら…
既に帰厩しているそうだが、復帰戦は有馬記念と同じ日に阪神で行なわれるギャラクシーS(ダ1400m)という情報もある。
そのままダートに転向するのだろうか?まあ、ベルシャザールがダートへ転向してJCDをかっさらっていった例もあるが、2歳王者かつNHK2着馬がダートに転向するとなると、とてつもなく寂しさを感じてしまう今日この頃。

で、朝日杯FS。
ミホノブルボン(91年)、ナリタブライアン(93年)、バブルガムフェロー(95年)、グラスワンダー(97年)と勝ち馬には、綺羅星の如く名馬が名を連ねる伝統の朝日杯FSだが、今年を最後に来年からは阪神に移行となるそうだ。

SSのファーストクロップがデビューしたのは94年。いきなりフジキセキが2歳王者に輝き、続く95年もバブルガムフェローが制し、SS時代の到来を誰もが確信した。
だが、それ以降はサッパリで、00年メジロベイリー1頭のみしか勝っておらず、二代目SS系産駒にしても06年ドリームジャーニーしか勝っていない。
03年以降の過去10年で見てみると、父SS系は【1-2-5】と近年でもやっぱり大不振だが、これには理由がある。
「西高東低」といわれて久しいが、関西馬がわざわざ手間暇かけてお金をかけて東上したとしても、枠順によって大きな有利不利の差が激しい中山芝1600mで、外枠を引いたら目もあてられない。よって、クラシックを狙う有力なSS系は、この朝日杯FSよりも翌週に行なわれるラジオNIKKEI2歳Sに回るケースが多いからに他ならない。そして、このことが朝日杯FSとラジニケを入れ替えた理由だと言われている。
しかし、父SS系は不振だが、母父SSは目下5連勝中を含む【6-1-1】で、昨年は母父SSが1着~3着を独占した。

SS系以外で目立つのは、【1-2-0】のキングカメハメハと昨年1着、3着になったローエングリンが属するサドラーズウェルズ系。同系は、一昨年3着のレオアクティヴの母父にも入っており、2年連続で馬券になっている勢いは見逃せない。

■出目■


<枠番>

「外枠不利」が定説の中山芝1600m。朝日杯FSにおいても、それは当てはまる。
過去22年で、1枠~4枠が【15-9-15-113/152】に対し、5枠~8枠が【7-13-7-142/169】で、内枠有利だということがハッキリ示されている。
もっと細かく見てみると…
1枠・2枠:9- 3-8-52/72
3枠・4枠:6- 6-7-61/80
5枠・6枠:6-10-1-67/84
7枠・8枠:1- 3-6-75/85
となり、外枠でも7枠と8枠の成績が極端に悪くなっていることがわかる。

<馬番>

最多の5勝をあげているのは1番【5-0-2-15】、次いで4勝の3番【4-2-3-13】(アルフレードも3番だった)。そして3勝の4番【3-1-3-15】と8番【3-2-0-17】。
一度も馬券になっていないデスナンバーは大外の16番【0-0-0-13】だ。

■人気■

過去22年で、1番人気は【10-6-4-2】で、馬券率は90.9%とダイヤモンド級の堅さを誇る。馬券圏外に消えたのは、07年スズジュピター(5着)、10年サダムパテック(4着)の2頭のみ。
ただ、91年~02年の過去12年では【8-4-0】と勝率100%、連対率はなんと驚きの100%で、まさに鉄板だったのだが、03年以降の近10年では【2-2-4】と勝率20%、連対率40%に落ち込んでおり、勝ち切れなくなっていることには注意しておきたい。
なお、11番人気以下は【0-0-0-103】と、一度も馬券になったことがなく、朝日杯FSは実質10頭立ての競馬だ。

■コース傾向■

先週まで合計5鞍が行なわれたが、父SS系は【2-4-2】と、やや勝ち切れない印象。気になるところでは、2連勝があるチチカステナンゴ、父、母父合計で【1-2-1】のキングマンボ系。
本番前までに、土曜日3鞍、日曜日に1鞍が組まれているので、慌てない慌てない。

また、今開催の出目は、5レース中4回2着の3枠と3回3着の6枠が目立っている。ただ、どちらも1着はないので、頭には置きにくいか。