11月20日は先生の日。
と言っても、日本は既に、21日になってしまったが。
何の先生かは関係なく、なんでもかんでも先生と呼ばれる人に対して花束を贈る。
私も、本日、会社で開催している☆史上最強の日本語教室~初級者コース☆の生徒から花束を貰った。

ちなみに、コースは、もちろん無料です。
決してN●V●のようにチケット制は導入してませんので。
念のため。
みんな、勉強熱心の生徒達。
全員、高校や大学に行きたくても家庭の事情により、行けなかった生徒達が殆ど。
学力が低いウンヌンは、決して本人の能力ではない。
そういった環境に恵まれなかっただけなのだ。
全ては、そういった本人を取り巻く環境、ひいては、社会の仕組みのせいだと思う。
だから、みんなは学ぶと言う事に関しては、非常に意欲的だ。
それが、例え、日本語をマスターした後に、もっと好条件の会社に移ってやろうといった下心があっても構わない。
そりゃ、ずっと居て欲しいのはヤマヤマだが、それは、本人が決めることだ。
でも、その会社で、「どこで、日本語を習ったの?」と面接で聞かれた時には、堂々と「●●●●●で習いました。」と、今の会社名を言ってほしい。
それは、語学だけではなく、全てにおいて。
と、思う一方で、高校の校長先生だけは許せない。
ハイフォンも従業員数千人規模の大手企業が数社進出してきていて、今じゃ人材確保で、各社火花を散らしている状況だ。
そんな中で、各社の社長はもちろん、人事担当者は各高校を回り、卒業生を自社に斡旋してくれるように日参している。
それに対して、校長先生は、まるで、昔のどこかの国の元総理大臣のように
『ヨッシャ、ヨッシャ!任しとき!』と応えてくれる、なんとも頼もしい先生だ。
んが!実際に斡旋されてくる人材は、どう見ても、高校生には見えない人物も多々見かける。
どうやら、生徒ではなくて、自分の周囲にいる人たちを、就職斡旋料を取った上で、送り込んできているようだ。
こういった汚職は、何もこの国に限った事ではない。日本だって同じ事、否、もっと汚い事をやっている。それが、表に出てこないだけなのだ。あるいは、表面化しても、そんなことは日常茶飯事で、鈍感になっているかのどちらだ。
ということで、生徒のみなさんへ
折角、一緒にゼロからやってきたんだから、日本語覚えたからといって、他の会社に移らずに、ずっと一緒にやっていって貰えないだろうか?
決して悪いようにはしないから。
いや、マジで!
ダメですか?生徒のみなさん?
=おしまい=