アイビスサマーダッシュのキモ~その3
父ノーザン系・ナスルーラー系を狙え!!
こちら↓

過去8年で、ロベルト系は1頭も馬券に絡んでおらず、親戚筋のデヴィルズバッグ系がいるものの、SS系もまた1頭もいない。また、ミスプロ系を含むネイティヴダンサー系は母父で3-0-1であるものの、父では1頭もいない。
ただ、カルストンライトオのお蔭で目立つマンノウォー系は、昨年3着に来ているので、この系統が出てきても、おそらく人気にはならないだろうから、一応マークしておいた方がよいかもしれない。
◆ノーザン系:父3-4-3/母父2-5-5
・父ダンチヒ系:1-3-0
・母父ノーザンテースト:1-0-2
・ニジンスキー系:父1-1-1/母父1-1-1
・母父ストームバード系:0-2-1
・父ヌレイエフ系:0-0-3
◆ナスルーラー系:父2-3-3/母父2-1-1
・父バクシンオー:1-1-1
・父ネヴァーベンド系:1-1-1
=つづく=
父ノーザン系・ナスルーラー系を狙え!!
こちら↓

過去8年で、ロベルト系は1頭も馬券に絡んでおらず、親戚筋のデヴィルズバッグ系がいるものの、SS系もまた1頭もいない。また、ミスプロ系を含むネイティヴダンサー系は母父で3-0-1であるものの、父では1頭もいない。
ただ、カルストンライトオのお蔭で目立つマンノウォー系は、昨年3着に来ているので、この系統が出てきても、おそらく人気にはならないだろうから、一応マークしておいた方がよいかもしれない。
◆ノーザン系:父3-4-3/母父2-5-5
・父ダンチヒ系:1-3-0
・母父ノーザンテースト:1-0-2
・ニジンスキー系:父1-1-1/母父1-1-1
・母父ストームバード系:0-2-1
・父ヌレイエフ系:0-0-3
◆ナスルーラー系:父2-3-3/母父2-1-1
・父バクシンオー:1-1-1
・父ネヴァーベンド系:1-1-1
=つづく=
アイビスサマーダッシュのキモ~その2
コーナーがないのに、何故だか外枠有利と云われている新潟芝1000m直線コース。
なんやらかんやらと理由はあるようだが、本当のところは幾ら考えても分からないので、過去8年の枠番出目を。

確かに7枠・8枠が優勢だが、その隣の6枠は全くの不振である。
また、中枠の5枠が外枠並みに活躍しているのが面白い。
で、この枠番による有利不利を語る時は、出走頭数を考慮しないと意味がないので、馬番別成績を調べてみた。

18頭立てで行なわれた07年、08年では8枠16番、18番が連対しているものの、全体的に見れば14頭立て以上では、云われているほど外枠有利とは思えない。
現時点では今年は何頭立てになるのか分からないので、14頭立て以下なら外枠鉄板扱い、それ以上だったら外枠にちょっと重視くらいでいいのでは?
=つづく=
コーナーがないのに、何故だか外枠有利と云われている新潟芝1000m直線コース。
なんやらかんやらと理由はあるようだが、本当のところは幾ら考えても分からないので、過去8年の枠番出目を。

確かに7枠・8枠が優勢だが、その隣の6枠は全くの不振である。
また、中枠の5枠が外枠並みに活躍しているのが面白い。
で、この枠番による有利不利を語る時は、出走頭数を考慮しないと意味がないので、馬番別成績を調べてみた。

18頭立てで行なわれた07年、08年では8枠16番、18番が連対しているものの、全体的に見れば14頭立て以上では、云われているほど外枠有利とは思えない。
現時点では今年は何頭立てになるのか分からないので、14頭立て以下なら外枠鉄板扱い、それ以上だったら外枠にちょっと重視くらいでいいのでは?
=つづく=
SS系、非SS系に限らず切れ味不足の馬を狙え、というのが新潟大賞典のキモ。
というわけで、まずは新潟大賞典血統傾向過去7年↓

で、お次は08年開催と今開催の芝2000mの血統傾向↓

レースの血統傾向からは非SS系中心だが、コースのそれでは切れ味不足のSS系が中心となる。
このような場合は、レース傾向を重視するのが基本なので、頭には非SS系を狙うことにする。
というわけで…
◎ ⑬アーネストリー…グラスワンダー×トニービン
同馬の前走は日経賞4着。日経賞といえば先週の春天で1、2着となったのが日経賞組のマイネルキッツとアルナスラインだ。日経賞組はレベルが高いのではないだろうか?と思って、着差を調べてみると、4着は4着でも3着とは0.9秒、勝馬から実に1.1秒差をつけられている。これでは◎の後押しを求めることにはできない。
だが、血統構成だけでも◎の根拠は充分である。
グラスワンダーの2勝は、『三匹目のドジョウ』を狙って今年も出てきたオースミグラスワンによるものだが、同馬はリピーターなので印を打っても面白くないので、【2-0-1】の母父トニービンを決め手とした。
○ ⑩ダイシングロウ…ダンスインザダーク×ジェイドロバリー
レース傾向ではSS系は目立たないが、父ダンスは新潟芝2000m外回りが大得意。
押さえは内から順に…
△ ①ダイバーシティ…ジャンポケ×スルーオゴールド
父ジャンポケはトニービン直仔で、母父は3着2回のエルカミーノの母父と同じスルーオゴールド。
ジャンポケ産駒は⑭トーセンキャプテンもいるのだが、今回が休み明けなので切る。
△ ⑥ニホンピロレガーロ…アドマイヤベガ×ニホンピロウィナー
父は鈍足サンデーのアドマイヤベガで、その母父はトニービンである。
アドベガ産駒は、ここでは実績№1の②アドマイヤフジもいるのだが、トップハンデ馬は過去10年で2頭しか連対していないので、これも切る。
△ ⑫サクラオリオン…エルコン×ダンチヒ
この血統構成は02年1着のキングフィデリアと同じ。
△ ⑯トウショウウェイヴ…ステイゴールド×ニッポーテイオー
父は昨年の新潟芝2000m外回りで3勝。
尚、オースミグラスワンダーと同じくリピーターのマンハッタンスカイは、リピーターに手を出すのは芸がないと個人的に思っているので切る。
=つづく=
というわけで、まずは新潟大賞典血統傾向過去7年↓

で、お次は08年開催と今開催の芝2000mの血統傾向↓

レースの血統傾向からは非SS系中心だが、コースのそれでは切れ味不足のSS系が中心となる。
このような場合は、レース傾向を重視するのが基本なので、頭には非SS系を狙うことにする。
というわけで…
◎ ⑬アーネストリー…グラスワンダー×トニービン
同馬の前走は日経賞4着。日経賞といえば先週の春天で1、2着となったのが日経賞組のマイネルキッツとアルナスラインだ。日経賞組はレベルが高いのではないだろうか?と思って、着差を調べてみると、4着は4着でも3着とは0.9秒、勝馬から実に1.1秒差をつけられている。これでは◎の後押しを求めることにはできない。
だが、血統構成だけでも◎の根拠は充分である。
グラスワンダーの2勝は、『三匹目のドジョウ』を狙って今年も出てきたオースミグラスワンによるものだが、同馬はリピーターなので印を打っても面白くないので、【2-0-1】の母父トニービンを決め手とした。
○ ⑩ダイシングロウ…ダンスインザダーク×ジェイドロバリー
レース傾向ではSS系は目立たないが、父ダンスは新潟芝2000m外回りが大得意。
押さえは内から順に…
△ ①ダイバーシティ…ジャンポケ×スルーオゴールド
父ジャンポケはトニービン直仔で、母父は3着2回のエルカミーノの母父と同じスルーオゴールド。
ジャンポケ産駒は⑭トーセンキャプテンもいるのだが、今回が休み明けなので切る。
△ ⑥ニホンピロレガーロ…アドマイヤベガ×ニホンピロウィナー
父は鈍足サンデーのアドマイヤベガで、その母父はトニービンである。
アドベガ産駒は、ここでは実績№1の②アドマイヤフジもいるのだが、トップハンデ馬は過去10年で2頭しか連対していないので、これも切る。
△ ⑫サクラオリオン…エルコン×ダンチヒ
この血統構成は02年1着のキングフィデリアと同じ。
△ ⑯トウショウウェイヴ…ステイゴールド×ニッポーテイオー
父は昨年の新潟芝2000m外回りで3勝。
尚、オースミグラスワンダーと同じくリピーターのマンハッタンスカイは、リピーターに手を出すのは芸がないと個人的に思っているので切る。
=つづく=
新潟大賞典では勝ち切れないSS系ですが、参考までに今開催の芝2000m外回りの血統傾向を見てみようと思いましたが、開幕週は一鞍しか行なわれておらず、しかも、今週は本番の一鞍のみなので、昨年行なわれた同コースの全レースの血統傾向を。

新潟大賞典の血統傾向とは打って変わり、昨年はSS系が全11R中【7-9-8】で、全11Rにおいて父SS系2頭が必ず3着以内に入る大活躍。今開催は一鞍のみだが、それでも母父SSが2着、父SS系が3着になった。
大賞典の血統傾向では不振のSS系だが、これを見る限り全く無視するのは危険で、軽視してはよいものの注意を払わざるを得ない。
なかでも、前回見たように『切れ味不足』や『長距離型』のSS系には、特に注意を払うべき。先週の3着父は、スパッと切れる脚を使えない、所謂『鈍足サンデー』のマーベラスサンデーだ。
この『鈍足サンデー』がキモだということは、昨年大活躍したダンスインザダークによって裏付けされる。
ダンスインザダークの最大の売りは切れる脚がない代わりに、良い脚を長く小出しに使える=良い脚の航続距離が長いということ。これは母父ニジンスキーに負うところが多い。同様に1-0-1のスペシャルウィークも母父ニジンスキー系マルゼンスキーなので、また然り。さらには、母父ニジンスキーも散見される。
一方、大賞典と新潟記念で活躍が目についたグレイソブリン系も目にすることができるが、ニジンスキー系と同じ『スピード持続型』のナスルーラ系ネヴァーベンド系の活躍が目立つ。
新潟大賞典の血統傾向と合わせて考えると、新潟芝2000m外回りでは、SS系・非SS系に限らず、一瞬の切れ味よりもダラダラとした脚しか使えない代りにバテない(=スタミナがある)スピード持続型血統が狙い目だといえるのではないだろうか。
=つづく=

新潟大賞典の血統傾向とは打って変わり、昨年はSS系が全11R中【7-9-8】で、全11Rにおいて父SS系2頭が必ず3着以内に入る大活躍。今開催は一鞍のみだが、それでも母父SSが2着、父SS系が3着になった。
大賞典の血統傾向では不振のSS系だが、これを見る限り全く無視するのは危険で、軽視してはよいものの注意を払わざるを得ない。
なかでも、前回見たように『切れ味不足』や『長距離型』のSS系には、特に注意を払うべき。先週の3着父は、スパッと切れる脚を使えない、所謂『鈍足サンデー』のマーベラスサンデーだ。
この『鈍足サンデー』がキモだということは、昨年大活躍したダンスインザダークによって裏付けされる。
ダンスインザダークの最大の売りは切れる脚がない代わりに、良い脚を長く小出しに使える=良い脚の航続距離が長いということ。これは母父ニジンスキーに負うところが多い。同様に1-0-1のスペシャルウィークも母父ニジンスキー系マルゼンスキーなので、また然り。さらには、母父ニジンスキーも散見される。
一方、大賞典と新潟記念で活躍が目についたグレイソブリン系も目にすることができるが、ニジンスキー系と同じ『スピード持続型』のナスルーラ系ネヴァーベンド系の活躍が目立つ。
新潟大賞典の血統傾向と合わせて考えると、新潟芝2000m外回りでは、SS系・非SS系に限らず、一瞬の切れ味よりもダラダラとした脚しか使えない代りにバテない(=スタミナがある)スピード持続型血統が狙い目だといえるのではないだろうか。
=つづく=
SS系が勝ち切れない新潟大賞典。
その大賞典と施行時期は違うけど、同じ外回り2000mで行なわれるのが夏の新潟名物の一つである新潟記念。
同じコースである以上、そこには何らかの関連性があるはずだ。
ということで、まずは新潟大賞典の血統傾向を再掲↓

で、こちらが新装開店となった01年以降の新潟記念血統傾向過去8年↓

【3-1-3】と新潟大賞典よりも父SS系は活躍しているが、得意のはずの芝中距離で、この成績というのはイマイチ。
一方、大賞典のポイントの一つであるグレイソブリン系は、新潟記念でも活躍しているのだが、これはある程度の説明は簡単につく。
まず、そもそもグレイソブリン系が直線平坦なローカルが得意だということ。
新潟は多少の凸凹はあるものの、ホームストレッチはほぼ平坦に近い。
次に、馬場改修によってHSが659mと、それまで日本一の直線の長さを誇っていた府中(525m)を遥かに凌ぐ長さとなり、最後の坂を除けば非常に府中に似たコース形態になったこと。
『府中のトニービン』という格言があるように、トニービンを代表とするグレイソブリン系は府中が得意なので、府中とそっくりのニュー新潟で活躍するのは容易に想像がつく。これからは、『新潟のグレイソブリン系』も忘れない方がよさそうだ。
以上のことから『グレイソブリン系』が必須なのは間違いないのだが、問題はもう一つのキモである父SS系の不振である。
と、二つの重賞の血統傾向を改めて見比べてみると、父SS系の中にある共通点を見つけることができる。
それは、フジキセキを除くSS二代目は、マンハッタンカフェ、アドマイヤベガ、ステイゴールドと、どちらかというと切れ味不足でダラダラと脚を使うタイプのSS系だということ。
どうやら解決の糸口が見えてきたようだ。
=つづく=
その大賞典と施行時期は違うけど、同じ外回り2000mで行なわれるのが夏の新潟名物の一つである新潟記念。
同じコースである以上、そこには何らかの関連性があるはずだ。
ということで、まずは新潟大賞典の血統傾向を再掲↓

で、こちらが新装開店となった01年以降の新潟記念血統傾向過去8年↓

【3-1-3】と新潟大賞典よりも父SS系は活躍しているが、得意のはずの芝中距離で、この成績というのはイマイチ。
一方、大賞典のポイントの一つであるグレイソブリン系は、新潟記念でも活躍しているのだが、これはある程度の説明は簡単につく。
まず、そもそもグレイソブリン系が直線平坦なローカルが得意だということ。
新潟は多少の凸凹はあるものの、ホームストレッチはほぼ平坦に近い。
次に、馬場改修によってHSが659mと、それまで日本一の直線の長さを誇っていた府中(525m)を遥かに凌ぐ長さとなり、最後の坂を除けば非常に府中に似たコース形態になったこと。
『府中のトニービン』という格言があるように、トニービンを代表とするグレイソブリン系は府中が得意なので、府中とそっくりのニュー新潟で活躍するのは容易に想像がつく。これからは、『新潟のグレイソブリン系』も忘れない方がよさそうだ。
以上のことから『グレイソブリン系』が必須なのは間違いないのだが、問題はもう一つのキモである父SS系の不振である。
と、二つの重賞の血統傾向を改めて見比べてみると、父SS系の中にある共通点を見つけることができる。
それは、フジキセキを除くSS二代目は、マンハッタンカフェ、アドマイヤベガ、ステイゴールドと、どちらかというと切れ味不足でダラダラと脚を使うタイプのSS系だということ。
どうやら解決の糸口が見えてきたようだ。
=つづく=
新装なった02年以降の新潟大賞典血統傾向過去7年↓

◆リピーターはエルカミーノ、オースミグラスワンの2頭。
◆父SS系が0-2-2と全く勝ち切れていない。
◆父ロベルト系:3-1-0だが、オースミGが2勝
◆父ノーザン系:3-4-0と最大勢力を誇る。
・ヴァイスリージェント系:1-1-0
・ノーザンテースト系:0-2-0(アンバーシャダイ)
・ダンチヒ系:父、母父で各1勝
◆母父では2-2-4のナスルーラ系。
・グレイソブリン系:2-1-1(父で3着2回)
・ボールドルーラー系:0-0-3
と、こまごま書いてみましたが、新潟大賞典のポイントは『勝ち切れないSS系』と『グレイソブリン系の活躍』にあるような気がする。
特に前者については、芝中距離においては父SS系は欠かせない昨今の重賞において、この傾向は珍しい。
その辺の根拠を突き止めれば、自ずと的中馬券を手に入れることができるのではないだろうか。
=つづく=

◆リピーターはエルカミーノ、オースミグラスワンの2頭。
◆父SS系が0-2-2と全く勝ち切れていない。
◆父ロベルト系:3-1-0だが、オースミGが2勝
◆父ノーザン系:3-4-0と最大勢力を誇る。
・ヴァイスリージェント系:1-1-0
・ノーザンテースト系:0-2-0(アンバーシャダイ)
・ダンチヒ系:父、母父で各1勝
◆母父では2-2-4のナスルーラ系。
・グレイソブリン系:2-1-1(父で3着2回)
・ボールドルーラー系:0-0-3
と、こまごま書いてみましたが、新潟大賞典のポイントは『勝ち切れないSS系』と『グレイソブリン系の活躍』にあるような気がする。
特に前者については、芝中距離においては父SS系は欠かせない昨今の重賞において、この傾向は珍しい。
その辺の根拠を突き止めれば、自ずと的中馬券を手に入れることができるのではないだろうか。
=つづく=