アイビスサマーダッシュのキモ~その2
コーナーがないのに、何故だか外枠有利と云われている新潟芝1000m直線コース。
なんやらかんやらと理由はあるようだが、本当のところは幾ら考えても分からないので、過去8年の枠番出目を。
確かに7枠・8枠が優勢だが、その隣の6枠は全くの不振である。
また、中枠の5枠が外枠並みに活躍しているのが面白い。
で、この枠番による有利不利を語る時は、出走頭数を考慮しないと意味がないので、馬番別成績を調べてみた。
18頭立てで行なわれた07年、08年では8枠16番、18番が連対しているものの、全体的に見れば14頭立て以上では、云われているほど外枠有利とは思えない。
現時点では今年は何頭立てになるのか分からないので、14頭立て以下なら外枠鉄板扱い、それ以上だったら外枠にちょっと重視くらいでいいのでは?
=つづく=
コーナーがないのに、何故だか外枠有利と云われている新潟芝1000m直線コース。
なんやらかんやらと理由はあるようだが、本当のところは幾ら考えても分からないので、過去8年の枠番出目を。
確かに7枠・8枠が優勢だが、その隣の6枠は全くの不振である。
また、中枠の5枠が外枠並みに活躍しているのが面白い。
で、この枠番による有利不利を語る時は、出走頭数を考慮しないと意味がないので、馬番別成績を調べてみた。
18頭立てで行なわれた07年、08年では8枠16番、18番が連対しているものの、全体的に見れば14頭立て以上では、云われているほど外枠有利とは思えない。
現時点では今年は何頭立てになるのか分からないので、14頭立て以下なら外枠鉄板扱い、それ以上だったら外枠にちょっと重視くらいでいいのでは?
=つづく=
はじめまして。
仰る通りに、内が荒れて外の方が走りやすいという理由はあると思います。
ですが、確かに01年~05年までは、インが荒れてくる連続開催の3回新潟2週目に行なわれていたので、この理屈は当てはまると思います。
が、06年以降は2回新潟開幕週に行なわれているので、内・外の芝状態の優劣はそれほど顕著ではありません。
にもかかわらず、7枠・8枠が絡んでいるます。
なぜか?
競馬オヤジたちによると、実は芝の荒れは関係なくて、本来、馬は真っ直ぐ走るわけではないとのこと。これは、馬に限らず人間においても同じなのです。
ご自身が、ラインの引かれていない100mトラックを走るとすれば、間違いなく右にヨレ左にヨレることは容易に想像がつくでしょう。
別に走らなくても構いません。普段、我々が真っ直ぐ歩いているのは、それは錯覚であり、真っ直ぐ歩いていたとしても、そこには必ずガードレールや、側溝などの直線状のものを頼りにして歩いているのです。
ということは、ジョッキーにとっても何かしらの基準となるものがあった方が、馬を真っ直ぐに走らせ易いのはお分かりでしょう。
じゃあ、それは一体何なのかというと、それは『埒』なのです。
よって、各ジョッキーは、スタートを決めて外埒沿いに馬を走らせたいのです。となれば、自ずと外埒に近い外枠埒を頼りにすれば、自ずと真っ直ぐ走るようになるわけです。
でも、この理屈にも欠点があります。
だったら、何も外埒じゃなくても内埒でもいいはずです。
ということで、実は外枠有利というのは、たかだか過去8年分のデータだけでは、サンプル数が少なすぎるので、現時点では外枠有利の傾向が出ているものの、この先回数を重ねるに連れて、各枠の出目は平均化されていくのは間違いないので、あまり外枠有利にはこだわらなくてもいいと思います。
この件を検証する方法はただ一つ。
01年以降の新潟直線芝1000mコースの枠番出目の統計を調べる以外にありません。
もし、データをお持ちの方がいらっしゃれば、是非ともコメントお願いします!
んが、この理屈に欠点があります。
そう