かりおかの実験室

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電動カムスイッチの製作実験 - その5 -

2015年07月12日 | 製作

”スイッチをポンと押す(ON-OFFする)とカムが1回転して止まる”
という電動カムスイッチの製作実験の続きです(^_^)

それだけでもいろいろなスイッチングが実現できそうですが、
”1つのカムスイッチの動作が終了したら、次のカムスイッチが動く”
という連鎖的な動作をさせることができれば、応用範囲はもっと広がりそうです(・_・)b  (・o・ )!ナルホド

というわけで製作してみたのがこれですっ(`_´)/
連鎖機能付き電動カムスイッチ
~(←ドラえもんな感じで)

といってもどうってことないです。
リレーの1回路を使って、コンデンサに蓄えられた電気の放電を次の電動カムスイッチのトリガー信号にするだけです。

このリレーは、G5V-2(オムロン)。通常は1-2が導通1-3は切断、動作すると1-2が切断1-3が導通となります。(同様に4-5が導通4-6が切断から、4-5が切断4-6が導通になります。)
・サイリスタのゲートにトリガをかける。
・サイリスタがONになるとリレーが動作。 モーターに電気が流れカムが回転する。 同時にコンデンサが充電される。
・マイクロスイッチが押下されるとサイリスタのA-K間が短絡され サイリスタはOFFとなるがカムの回転は継続する。
・カムが1回転してマイクロスイッチが戻る。リレーが復帰する。 モーターが止まる(モーターの端子間が短絡されるので、ショートブレーキがかかります。) コンデンサに充電された電気が次の電動カムスイッチのトリガとなる。

2つのユニットを直列に接続したら、思惑通り順番に動かすことができました。



2つのユニットを相互に接続すると・・・

カムが交互に回転し、半機械式のマルチバイブレータ?といった動作をさせることができました。

カムをこのようなものにしてみると・・・


片方が1/4回転すると、他方が半回転するという動作になりました。

これらの電動カムスイッチの連携に加え、各々の回転軸に連動するカムとマイクロスイッチを重ねれば、スイッチングのバリエーションは飛躍的に増やすことができます。

どうでしょう?
もはやスイッチングの数もタイミングもアイディア次第。カムの形状を考えるだけで、いろいろなものに応用できそうですよっd(゜∀゜d)

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