ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

私は奇跡を待ち望む

2016年12月29日 | 信仰
今年の特徴は、何といっても英国のEU離脱やアメリカのトランプ大統領誕生など、ポピュリズムの台頭だった。こんなまさかのニュースが続くと、何だか非常に奇妙な感覚になる。

私が生まれるかなり前、ナチスの政権奪取をもっとも民主的なワイマール憲法下で許したドイツのような、歴史の逆戻りの感である。私たちはとうに、偏狭な日和見民族主義、ミーイズムをずいぶん高い代償を払って卒業したはずではなかったのか。結局のところ、民族と民族、国と国とが自己主張をし続けるなら、必ず戦争への道を歩むことになる。しかしすぐにはそこまでは行かないだろうし、今すぐあわてる必要はない。しかし聖書はそんな不幸な時代だからこそ人々が、苦しみからの救いを求め、福音に耳を傾けるようになると預言している。

ところでこの日本ではクリスチャンの人口比率は1%未満。おそらくは、0.2%がいいところだ。先進国であり、宗教が自由な日本は、迫害されているはずのどんなイスラム国よりもクリスチャン比率が少ないという。面白いことにこの割合は、ユーラシア大陸の東西端に位置する(ユダヤ人の)イスラエルと日本ぐらいだと言う。しかし事情は全然異なる。

キリスト教への知識が乏しい日本人は、三位一体のような正しいキリスト教とそれを否定する異端との見分けがつかない。だからある意味、キリスト教への偏見を植え付けるのに成功されてしまった。
ユダヤ人は違う。彼らは何千年もユダヤ教という伝統を守り抜いて、迫害を乗り越え、子々孫々の今に生きている。

しかし私が祈っていることは、両国に共通していることだ。しるしと不思議、いやし。要するに私は神の奇跡を待ち望んでいる。神の奇跡は人類の歴史上、顕著な五つの時代があった。最大のものはイエス・キリストと弟子の時代。捕囚の時代。エリヤとエリシャの時代。モーセとヨシュアの時代。ノアの時代。そして最後の六番目としてこれから起こる、未曾有の混乱と戦争、刈り取りの世界的なリバイバルの時代に。

神は日本とイスラエルをこのままされるはずがない。必ずリバイバルを起こしてくださる。その時、神はご自分を信じる者を通して、ご自身の栄光を現される。私はこのことをいつもいつも祈っている。 ケパ





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