イザベラ・バード著 時岡敬子訳 講談社学術文庫
下巻はバードさんが蝦夷に行って、アイヌの集落を訪れるのが読みどころです。
アイヌの人々と触れ合いバードさんは、秘密のアイヌの神を見せてもらいます。
それは源義経を祀った社でした。
ここがどんでん返しというか、ドラマでいったらクライマックスです。
アイヌの神が義経って、想像を超えています。
こんなエピソードもバートさんが記録に残したから今に伝わっているのです。
源義経は北海道に渡り、大陸に行ってジンギスカンになったという伝説はどこから来ているのかと思っていましたが、この本も根拠の一つだったようです。