hirolandの雑記帳

2006年にスイスで結婚。スイス生活5年目で、気付けば3児の母。子育てや日々の生活についての日記です。

大晦日の過ごし方

2012-12-31 | スイス生活
クリスマスが一年で一番大きなイベントのスイス。
年越しとお正月は味気ないもので、新年を迎えた気分がなかなかしません。
日本のお正月はいいなあ、と思いながら毎年過ごしてます。

日本からスイスに仕事で来る友達が、今年も持って来てくれた年越し蕎麦。
乾麺でなく生そばを食べれるなんて、本当に感謝です。涙
子供達はざるそばが好きなので、ざるで。大人は鴨を入れて鴨南蛮風。

夜は近所の友達の家に招待してもらったので、お昼にそばをいただきました。
おかげで、年末気分がもりあがった!!

夕方から友達の家へお邪魔しました。
古い建物で、同じ建物内には機関車が保管されているという特別な家。


内装もすごくオシャレで毎回みとれてしまいます。


夜ご飯はパスタ。ソースを何種類も用意してあって、おいしかった!


夜ご飯後は、ティッシュボンベの時間♪
大晦日には、こんな卓上クラッカーをするのがスイス流の過ごし方。


中からはおもしろグッズが飛び出してきます。


窓の向こうはすぐ駅だから、電車も目の前。
これは子供にとってはパラダイスだな。

駅が近いとうるさいんじゃないかと思ってしまうけど、スイスの電車は静かだし発車前のベルも鳴らないので
気にするような騒音はありません。

寝るだろうと思っていた子供達も、みんなゲームに夢中になって起きていて
なんと年越しカウントダウンんも一緒にしました!

ハッピーニューイヤーと言いながらシャンパンで乾杯。
子供はジュースで乾杯。
その後はみがきしてパジャマに着替えさせて、花火の音が落ち着いた頃に私たちも家に帰りました。


忘年会

2012-12-30 | スイス生活
先日、お友達に誘ってもらい、今年もお疲れさま!の女子忘年会に行ってきました。
素敵ママさんの提案で、まずはプライムタワーPrime Towerのバーへ。
126mのこのビルが、チューリッヒで一番高いビルなんです・・・いや、スイス一高いんだよね??
東京の方からすれば、びっくりでしょうが。

36階だてのタワーで、35階にバーとレストランがあります。
つまり、スイスで一番高い建物にあるバー!!(標高の高い山の上には、いくらでもレストランがありますが)
 
バー内の照明が明るすぎて、肝心の夜景が見えにくいという、なんともスイスらしい残念な部分もありましたが。笑
高い建物がほとんどないスイスで、特別感はありました!


その後、これまたオシャレなレストランに移動して。


タコとパパイヤのサラダ。おいしかった~!!


メインは鴨のオレンジソース。
こちらも美味しかったです。




この日は朝洗濯を干してる時に、腰を痛めて、昼間はほぼ横になっていた私。
ローランドは一日子供達の相手をしてくれて、夜もすべて家の事をこなしてくれて感謝しないと。
日本語でたくさんおしゃべりして、楽しい忘年会でした♪



スイスでは、全くそんな気配がしないのですが、明日は大晦日。
夜はスイス人友達の家でスパゲティーパーティなので、本当に大晦日の気分がしないだろうけど、
お昼には絶対にそばを食べて、雰囲気を味わおうと思います。
今年もお世話になりました。
皆様も、どうぞ良いお年をお迎えください。

2012年クリスマス

2012-12-25 | スイス生活
今年のツリーはこんな感じでした。

12月中旬になると、街にもみの木売り屋さんや現れます。
今年はなんと、私が買いに行って!自分の身長より高いもみの木を!!バスに乗って持ち帰って来た!!!!!
ローランドがめいと近くの花屋さんに買いに行ったんだけど、今年はすでに良いもみの木が売り切れていて。
ちょうどその後、夜にスーパーに買い物に行った私は、その帰りにとてもきれいなもみの木を見つけてしまい、
頑張ってかついで来たわけなんです・・・頑張ったよ!

去年ローランドが買って来たのは、びっくりするくらい大きくて、天井に届いてしまった先端を切らないといけないほど。笑
張り切り過ぎて、どんだけ大きいのを買って来たのよ!と思っていたので、
今年は私が選ばせていただきました~。

今年仲間入りした、はりねずみと赤いキノコも飾りました♪



子供達はもちろん大喜びで、ナオは初日にすでに2つのオーナメントを割り(泣)、先が思いやられましたが。

夜はろうそくに灯を灯します、ナオが触ろうとすると大変だから短時間だけですが。
柔らかなろうそくの光が、とてもきれい。

クリスマスイブの夜は、せっせと翌日の準備。
我が家で家族が集まってのクリスマス会なので、ケーキ担当の私はチョコレートケーキを作り、
メレンゲきのこちゃんも焼いてみました。

初めて作ったけど、簡単だったし、来年は雪だるまとかも出来そうかな。

出来上がりはコチラ。
今度はこの抹茶バージョンを作ってみたい!



25日。大人7人、子供7人が我が家に集合なので、テーブルも増やして並べて。


アペロはローランド担当。

メインはお義母さん、義姉2人も持ち寄ってくれて、食べきれないほどの料理が並びました。

お腹いっぱいで動けない大人達を前に、お姉ちゃん夫婦の娘ちゃん達がダンスを披露してくれました♪



そしてお待ちかねのプレゼントタイム!
ツリーの下にあふれるほどのプレゼントを、みんなで渡し合って開けます。
子供達がずっと待ち構えていた時間。


大人達は、さらにワインを飲み(ワイン担当はお義父さんなので、おいしいワインがいっぱい)、スコッチも飲み
クリスマスの夜は更けて行くのでした。
子供達もたまにできる夜更かしを、楽しんでいました☆





クリスマス休暇に入りました

2012-12-22 | スイス生活
21日金曜日を最後に、幼稚園もクリスマス休暇に入りました。
秋休み後の11月12月は寒い日も多かったけど、毎日楽しく幼稚園に通えためい。
家ではドラゼミも頑張って、毎月日本に添削用のテストも提出し、ひらがなとカタカナはだいたい覚えたし、
アルファベットは家では教えてないけど、幼稚園で覚えて来て書けるようになってから、
字を書く事がとても楽しい様子。


幼稚園でも絵を描く事や工作が大好き。

11月に先生との面談がありました。
担任の先生二人が、めいは友達とも仲良く行動できるし、活発に発言もして、
このクラスにめいがいてくれて、とてもうれしいと言ってくださいました。
めいは幼稚園での生活を、私たちに細かく話さないので、どんな風に毎日過ごしているのかが
あまり伝わってこなかったので安心しました。

そして、先生の言葉で嬉しかった事が二つ。
一つ目は、めいを見ているとご両親がいろんな場所に連れて行って
子供達にいろんな経験をさせてあげて、一緒に楽しんでるのが伝わります、と言ってもらったこと。
ローランドは子供達と出かける事が大好きで、キャンプや山や湖に連れ出してくれるし、
毎月ある人形劇も、いつもめいを連れて行ってくれたり。パパのおかげだね、ありがとう。

二つ目は、めいが自分が半分日本人であることをすごく誇りに思ってるのが伝わりますよ、と言ってもらったこと。
春に里帰りした後、日本での写真をプリントして、幼稚園に持たせました。
スイスでは幼稚園も義務教育なので、里帰りの時は教育委員会に休みの申請をして許可をいただいたし、
日本でめいがどう過ごしていたのかを、先生方に知ってもらうのも大切かなと思って。
写真を見せながら、めいが日本のことをクラスのみんなに嬉しそうに説明したそうで、
その後もいろんな場面で、日本はこんなにすごいんだよ!という話が出ますよ、と。

これは本当に嬉しかった。
スイスで生まれ育っても、我が家の子供達には日本人のルーツもあるわけで、
やっぱり日本の事を理解して、好きでいてほしいなと思うんです。
例えば、アジアに対して偏見的な目で見る人もいるだろうし、長い人生の中で
日本やアジアのことを根拠なく悪く言われてしまうこともあるかもしれないけど、
子供達には自分に日本人の血が流れている事を誇りに思って自信に繋げて欲しいな。

次回も春に里帰りの予定なので、いろんな経験をさせてあげたい。

家では毎朝着替えるのがゆっくりで、早くしなさい、友達が迎えに来るよ!急ぎなさい!!と
私とローランドからよく怒られているけど、少しずつ成長しています。
幼稚園、よく頑張りましたという気持ちも込めてのお昼ご飯。

オムライスの予定にしていたら、ローランドからネットで見つけたクマさんがお昼寝?しているオムライスの写真が
ちょうど送られて来たので、これは作るしかないな!と。笑
めいもるいとも大喜びで、完食。
たまにはこういう遊び心も必要だね~。



午後は日本人子供会へ。
今年最後の子供会は、クリスマス会だったのでサンタさんが来てくれたよ!
大勢の子供達一人一人に、優しい日本語で話してくれたサンタさん。


そして恒例の高橋さんの抹茶ムースケーキ。
ママさん達で完食!!

今年も子供会で、楽しい思い出がたくさん出来ました。


スイスはすっかり気温が上がって、雪は期待できそうにないクリスマス。
日本はホワイトクリスマスになるかも?だとか。
みなさん、楽しいクリスマスを!!

お一人様で

2012-12-18 | スイス生活
この時期、どうしても作ってしまうクッキー。
今年は絞り出しクッキーをプレーン、抹茶、ココアと大量に作ったけど
絞り出すのに案外力が必要で、最後の方が右手がしびれながらも
オーブン5回転させて作りました。疲れた・・・!



平日の午後、まだ年休が半日残っていたローランドが休みをとって、
子供達を見てくれるというので一人でチューリッヒへ。
天気も悪いしどうしようかと思ったら、スパに行ったら?とローランドがすすめるので
ではお言葉に甘えて、と行ってきました。


平日午後で混んでないかと思いきや、若者から年配の方までたくさん!
日本の温泉のように熱いお湯ではなく、ぬるーいけど、大きなジャグジーで気持ちがいい。
人気な理由が分かります。


すっかりリラックスして外に出ると、雪に変わってました。
チューリッヒ市内でクリスマスプレゼントを買ったり、自分用にピアノの楽譜をゆっくり選んだり。
子供達と一緒だと出来ない事。
トラムだって、階段のある古いタイプに乗るのも躊躇しなくていいし、身軽に動けるだけで
こんなにも世界が違うんだなと。
チューリッヒ中央駅のクリスマスマーケットは、すごく混むので
ベビーカー押して行くのは一苦労だけど、一人だと楽々。



で、締めはこれ。
中華レストランでの鴨ラーメン!!

数年前にお友達のブログで知って以来の大ファン。

もっと寄ってみましょうか。
どーん。

ラーメン=とんこつの、九州出身の私ですが
この鴨ラーメンは時々無性に食べたくなります。
お一人様もなんのその、少ないチャンスをきちんと楽しまないと
次はいつ行けるか分かりませんから。

家に帰ると、パパがご飯を作って子供達と一緒に夕食中でした。
博物館に連れて行ってもらったそうで、うれしそうに話してくれるめいとるいと。
私もフリーな時間を大満喫して、幸せな午後でした。
ローランドに感謝!!

寒い12月

2012-12-14 | スイス生活
今年の12月は寒い・・・。
週末にかけて少し雨が降るかもしれないけど、来週も寒そう。
うちを出て裏庭に行くとこの雪!

おかげでそり大活躍です。


裏庭のツリーも雪化粧。



雪で遊びたい気持ちは分かるけど、寒いので長時間は無理。
近所の子供達も1時間くらいだけ遊んで、後はあったかい家の中へ戻ります。
みんなで頑張って作ったかまくら。



マイナス8度の中、めいをバレエ教室に連れて行った木曜日。
あまりに寒いので休もうかと思ったけど、、、スイスで寒さを理由に習い事休むのはダメかなと思い、
気持ちを奮い立たせて外出しました。
夜は、めいの幼稚園のお友達の誕生会用にクッキーを。


スイスのクリスマス前はみんなクッキーを焼いて食べます。
スイスに来てすぐの頃、夏にクッキーを焼いたら「クリスマスはまだ先だよ?」と言われた記憶が。笑
それくらい、なぜかクリスマスとクッキーが結びついている。
来週も寒いので、クッキー作りの週になりそうです。


サミクラウスの日

2012-12-10 | スイス生活
12月6日はサミクラウスの日。
スイスのサンタさんはクリスマスにやってくるのではないのです。
サミクラウスは、シュムッツリという真っ黒い服で顔はすすで汚れたお伴を連れて12月6日にやってきます。
当日は幼稚園にも来てくれたし、スーパーでも見かけました。
ピーナッツやみかん、チョコをくれます。


別のスーパー前では、こんな奇抜なサミクラウスも。
眼鏡や帽子がピカピカ光ってました。笑




サミクラウスの日前後の週末は、いろんな場所に出没するサミクラウスとシュムッツリ。
各地域のボーイスカウトや教会系のクラブでは、サミクラウスが各家庭を訪問してくれるサービスを計画したりします。
ローランドが地元で長い間所属したクラブでも毎年やってるので、
今年は数年ぶりにボランティアでサミクラウス役をやりました。
前回は2006年
今年は19歳の若いシュムッツリをお供に、6つのファミリーを訪問したそうで、
大雪の中、庭でたき火を焚いて待っていてくれたファミリーもいたとか。
こういうの大好きなローランドなので、本人もすごく楽しんで帰ってきました。


私たちは地元の友達と一緒に、3家族で集まってサミクラウスに来てもらう事に。
日曜日の17時にお願いしました。
友達の家に行くと、こんなに素敵にデコレーションされたテーブルが。

もみの木の枝の上に、ピーナッツ、みかん、クッキー、チョコレート。
クリスマス時期の伝統的なデコレーション。

そしてGritibänz(グリッティバンツ)と呼ばれる、サミクラウスの日に食べるパンも
友達が全員分手作りしてくれてました。


友達の7ヶ月の赤ちゃんは、サンタの衣装で登場。可愛すぎる!!




そして約束の17時過ぎ、カランカランという音が階段から聞こえます。
ドアを開けるとサミクラウスとシュムッツリ登場!!
 
まずはお話を読んでくれて、その後サミクラウスが金色の本を開いて、
子供達が今年どういう良い事をしたのか、来年はもっとこれをがんばろう、というのを一人ずつに話してくれます。

この日は子供の数6人。
チビちゃん3人は小さいのでサミクラウスからのメッセージはなしでしたが、めい&るいと&ヤエルは
最後まできちんとサミクラウスのお話を聞けました。
去年はめいもるいとも、怖がって顔を上げなかったので、今年は大きな進歩!

めいは朝の準備をもう少し急いでするように、るいとはお片づけを頑張るようにとメッセージをもらいました。
サミクラウスにお菓子の入った袋をもらい、訪問終了。


私たちが持って来たサラミ類や、友達が持って来てくれたカボチャスープもテーブルに並べて
みんなで夜ご飯です。


チーズは、友達が夏にアルプという山の上にある農家で、チーズ作りを手伝って来たときに作ったもの。
スイスのチーズはやっぱりおいしい。
外は雪が降る中、暖かい部屋の中でみんなで楽しい夕ご飯。
 


食べ終わったら、子供達はパジャマに着替えて(帰りの車で絶対に寝てしまうので)
友達のギターに合わせて何曲も歌っていました。

今年は一段と楽しいサミクラウスの夕べになりました♪


チューリッヒのクリスマス

2012-12-02 | スイス生活
12月は街に出ると、すごい人ごみにビックリですが
それでも街に行きたいと思うほど、チューリッヒのクリスマスの雰囲気は素敵です。

おもちゃ屋さんはかわいいものいっぱい。


毎年楽しみにしている、このツリー。
子供や大人のコーラス隊が、このツリーの上で歌ってくれます。



銀行横の広場には、大きなプレゼントの箱がたくさんならんでいて。


中をのぞくと、そこは夢の世界☆



メリーゴーランドもあったり。


これまた銀行横の広場には、毎年大きなクリスマスツリーが登場します。



子供達がはしゃいでいる理由は・・・



チューリッヒのクリスマスと言えば、このサンタトラム!
今年はお友達の女の子2人と一緒に乗っためい。
20分間、イルミネーションでキラキラしているチューリッヒのど真ん中を走るこのサンタトラム。
中では天使のお姉さんたちがお話を読んでくれたり、お菓子をくれたり。


クリスマスにプレゼントをくれるのはサンタさんではないし(クリスマスは家族でプレゼント交換)、
日本とはちょっと違うスイスのクリスマス。
子供達には夢いっぱいの12月です。


クリスマスまでのお楽しみ

2012-12-01 | スイス生活
スイスに来てから初めて知った、クリスマスまでの過ごし方。
12月1日からはアドベントと呼ばれる習慣がスタートし、
4つキャンドルを立てて作るアドベントキャンドルに、毎週火をともしていきます。
今年も即席で作りました。
カーテンにつるしている松ぼっくりのデコレーションも、子供達と一緒に作りました。



そしてアドベントのお楽しみは、何と言ってもアドベントカレンダー。
1日から24日まで、子供達は毎日小さなプレゼントやチョコが楽しめます。
私も前日の夜にせっせと箱を折り、お菓子を詰めてカーテンレールにつるして準備。


ツリーのアドベントカレンダーは、数年前にチクチク縫って作りました。
カーテンレールにつるすのは、子供達の手が届かないからよい!
手が届いたら、ナオは確実に初日に全部開けるでしょうから。笑



るいとのゴッティ、サブリナからもアドベントカレンダーが届きました。
私がスイスに来て初めての冬、生まれて初めてもらったアドベントカレンダーもサブリナの
手作りのものだったんだよね。すごくうれしかったのを覚えています。


サブリナと彼のバッジはまだまだ世界旅行中。もう1年半?
いつ帰ってくるのー??笑



他にもグロスママにチョコ入りカレンダーをもらい、小さな本が入っているカレンダーももらい、
毎日毎晩楽しみにしている子供達。
母は歯磨きに必死です!