hirolandの雑記帳

2006年にスイスで結婚。スイス生活5年目で、気付けば3児の母。子育てや日々の生活についての日記です。

良いお年を☆

2006-12-30 | スイス生活
2006年も残り僅か1日となりました!
年末の大掃除のつもりで今日は窓ガラスを磨いたところです。
天気が良く青空が広がっていて、どうも年末の気分がしませんが
もうすぐ新しい年になるんですねえ☆

2006年は私にとって人生で一番忙しい年でした。
2月 会社を退職→実家の伊万里へ引っ越し
3月 スイスに引っ越し、結婚の手続き&ドイツ語学校開始
4月 スイスで入籍
6月 ワールドカップで大いに盛り上がる(関係ないか・笑)
7月 妊娠発覚!すぐにつわり開始・・・
8月 日本に帰国、結婚式の準備
10月 神社で挙式&披露宴&旅行 
11月 スイスに戻りドイツ語学校再開

とまあ、並べてみると本当に次から次にいろんな事に追われ
あっという間の1年間でした

スイスに来てすぐは全てにおいて不安だったけど
ローランドと家族、友達、そしてブログや学校を通して
知り合った友達に支えられて今までやってこれた事、
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして遠く離れた日本や他の国にいる家族と友達の存在が
あるからこそ、私もスイスで幸せに暮らす事が出来ています。
みんな本当にありがとう!!

2007年は新しい家族を迎え、これまで以上に
慌ただしい年になると思うけど、
またみんなとたくさん思い出を作って、
笑顔で1年を振り返れるように
家族で力を合わせて頑張って行きます!

今年も私達を温かく見守って下さったみなさん、
本当にありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎え下さい
そして、来年もFamily Kohlerを宜しくお願い致します☆


クリスマス

2006-12-27 | スイス生活
食べまくりの3日間、無事に終了です☆
まだお腹いっぱい・・・でも楽しかった!!

まずは24日、ローランドの実家でチーズフォンデュ。

フォンデュはいつもローランドパパが用意してくれる料理で
今回のは抜群においしかった♪
前は”アルコールが効きすぎてるなあ”って思ってたけど
私の口が慣れたのか味が変化したのか、本当に旨かった~!

その後、家族みんなで夜11時に教会に行きました。
日本で言う”除夜の鐘付き”でしょうか!?
ローランドも数年ぶりに行ったみたいで(若者は行かないもんね)
たくさんの知り合いに会って半ば同窓会状態。
終わってから暖かいドリンクサービスがあって
みんなでワイワイおしゃべりしました


25日は朝からローランドママの料理を手伝い、
おばあちゃん、お姉ちゃん達カップルも来てランチ
私はアペロを用意して、お姉ちゃんはデザート担当。
どれもこれもおいしかった♪


お腹もいっぱいになったところで、アンディの散歩へ。
近くにある湖は完璧に凍っていてビックリ
暖冬とは言えやっぱり気温が低いんだなあと実感しました。
家の中の暖かさにかなり騙されてた(笑)

アンディーもスケート好き。
私が紐を持ってたからなかなか氷の上に行かせてもらえず、
いらいらしたのか最後には吠えられましたが

家に帰りプレゼント交換タ~イム。

私達はたくさんのベビーグッズをもらいホクホク
ローランドの両親にはプレゼントと別にも、
日本の結婚式&京都旅行のビデオをばっちりDVDに編集して
あげたんだけど、すごく喜んでくれて。
みんなでDVD鑑賞し、90歳のおばあちゃんは日本に興味津々。
ローランドの紋付袴姿をうれしそうに見てました


そして26日はナンシーちゃんのお家でパーティパーティ

この写真はまだみんな来てない時だったけど、
この後もぞくぞく日本、韓国、ロシア料理が並び
その持ち寄りメニューがみんなおいしくて!
デザートまで食べたのに、またアペロから食べ直しました(笑)
臨月のtakkoちゃんベイビーが産まれないかドキドキしながら、
みんなでたくさん笑った楽しい夜☆
ナンシーちゃん本当にありがとね
すっごく楽しいパーティでした♪

みなさんのクリスマスはどうでしたか?
私はこの通り3日間は食い倒れの日々でした。
今日から粗食で!
と言いたいところですが赤ちゃんに栄養を送らねば
という事で(言い訳)、まだクリスマス気分を楽しんで
おいしいもの食べようと思います


ウィリアム王子の思い出

2006-12-21 | スイス生活
先日テレビで久しぶりにウィリアム王子を見ました。
そう、故ダイアナ妃の長男でイギリス王室のウィリアム王子。
エリザベス女王の前ではにかんだように笑顔をみせる王子を
やっぱり男前ねえと顔を拝みながら、
私はイギリスに居た頃の事を思い出してました。


今から6年前の2000年、私はイギリスの語学学校にいて
クラスメイトのLaraと出会ったのです。
RとLの発音が出来ない日本人な私はLaraの名前でいっぱい練習した(笑)
(Rolandももちろん練習台!)
イタリアはミラノ出身、くりくり巻き毛の彼女。
何と!ウィリアム王子に恋してしまったのです
しかも結構本気で!!

当時王子は18歳、イギリスの名門私立学校イートン校で学んでいて
その後の進学についても何かと話題に上る日々。
そんなある日、王子の誕生日が近づいたのです。
ニュースで山の様に送られて来るお祝いの手紙を
ベルトコンベアで流している映像を見たLara。
悪い予感がした私・・・。
そうです、Laraちゃん、
「私も手紙を書くわっ♪」って言い出してしまいました

そんなことで、学校の休み時間にいそいそとラブレターを書く彼女。
内容は確か「私はLaraと言います、イタリアから英語を勉強しに
来ました。あなたの事が大好きで大好きでたまりません、、、」
ってな感じ・・・。
もうお熱が最高潮に達してる彼女。
私達は誰も「やめなよ~、書いても読んでくれないよっ」
なーんて言える状態じゃありません。
一通り書き終えた内容を友達に読ませて間違いがないか確認し、
いそいそと封をして本当に送っておりました。


もちろん返事は来なかったけど・・・



そんなLaraと一緒にロンドンに1泊旅行した事があります。
私の目的はミュージカル、そして彼女の目的は、、、
もちろんウィリアム!!
「エリザベス女王の母君100歳のお祝い」とか何とかが催される
ロンドンで、一目ウィリアムを見れないかと考えた訳です。
衛兵や馬が列をなすバッキンガムの前でひたすら待つ待つ待つ。。。
私はその間チケットを買いに行ったり買い物したり。

結局ウィリアムは現れず、見れたのはパパのチャールズだけ。
Laraの落胆は大きかった・・・。
ミーハーと言ったらそれまでだけど、
彼女の考え方や行動に驚き、たくさん笑った日々でした♪

一度ミラノを訪ねた時、彼女の家に泊めてもらったけど
ご両親もとても個性的で(笑)
ママには初めて会った途端に「さようなら~」って言われるし(爆)
Laraは「あー、生理になっちゃった!」とか言って
パパがいるリビングをパンツ一枚でスタスタ歩いてるし(汗)
・・・いろんな意味でとてもおもしろい子でした
(ちなみにパパとママは離婚してるけど一緒に住んでた)
でも当時の彼女、パソコンが使えなくてメールアドレス持たず、
この6年で連絡を途絶えさせてしまった事が残念。


ウィリアム王子も凛々しく成長し、
今はきれいな彼女を公の場に出してますね☆
Laraはそんな映像をどこでどんな風に見てるんだろうと
懐かしく思った夜だったのでした


病院

2006-12-18 | 第一子妊娠~出産
土日のチューリッヒの人混みにビックリ!
クリスマス前っていうのはすごいんですねえ・・・


さて11月終わりから出産する病院を選び始め、
いくつかの病院を見て回りました。
一つ目に行った病院はとても大きくて、設備も完璧、
出産用の部屋は6つもある!
うちからも車で10分足らずの非常に便利な場所でしたが
規模が大きすぎてあまり落ち着かず。

二つ目はうちから20分くらい。
出産用の部屋は4部屋、新しくてきれいでした。
説明してくれた助産師さんもとても良い感じ

ここにしようかなーと思ってた時、
ローランドの友達で助産師のコーネリアと話してたら
「うちの病院は少し小さいけど、その分一人一人にケアが行き渡るよ」
と言っていたので、コーネリアが夜勤の時に見学に行きました。
ちょっと遠いのが気になったんだけど

その病院はとても静かな場所にあって、産後入院する部屋からは
チューリッヒ湖が眺められます
入院する部屋が全て2人部屋ってのがうれしい☆
他の病院は通常3、4人部屋だったので
ちょっと多いかなって思ってたところだったから。
受け入れ人数が少ないので出産用の部屋は2部屋と少なめ。
好きな音楽をかけて、アロマをたいてくれます。

ところで、この写真の中央奥にある小さな椅子。
これもちゃんとした出産用の椅子だそうで。
他の病院でも見たけど、コーネリアはこれが一番おすすめだって!
全身を使って床に踏ん張れるというのは分かる気がします。
ローランドは「トイレみたいだね。。。」って言ってたけど
確かに座ってみるといきみやすそうな感じでしたよ
旦那さんは後にある黒い椅子に座って奥さんを支え、
赤ちゃんはマットを敷いた床に産まれて来ます。
これもいいかもねえ~

車で30、40分っていう距離を気にしてたけど
コーネリアは「初産の場合は時間がかかるし、
チューリッヒから来てる人もたくさんいるよ」って教えてくれた。
何より知り合いが居るってのが心強い。
ので、ここにしようと思います☆


湖を眺める室内バルコニー。
週末はここで家族も一緒にブランチのサービスがあるそう
スイスで出産後の入院は通常4泊5日。
「だから、水曜日か木曜日に産まれてくるのよ~」って
コーネリアがおなかに呼びかけてました(笑)
予定日は日曜日なんですが・・・。
それだとブランチサービスに全く引っ掛かりませんねえ
まあ予定日ぴしゃりってのはそう多くないんだろうけど。


ローランドの従姉妹達もここで出産してるし、
いろんな情報をもらうことが出来ました。
何でも初めて経験する事ばかりで、私もローランドも緊張気味だけど
いろんな人の助けに感謝して準備していきたいと思います


なんちゃってパン作り

2006-12-13 | ごはん
ここ最近、ようやく寒くなってきたチューリッヒ。
初雪はいつかな?
寒いのは嫌だけど初雪は特別だよね


さて、最近の楽しみはパン作り。
・・・といっても手抜き主婦のわたくしですから~、
日本帰国の際にちゃっかり”ホームベーカリー”を購入!!
最近はこれを使ってパンを焼いたり、ピザやナンを作ったりと
ホームベーカリー様々の毎日なのです

生地の分量を入れて後はスイッチポン!
出来上がったら二次発酵させて、
後は好みのパンに加工して焼くだけ
今日はコーンパンとハムロールを作ってみました。
こういう惣菜パンってスイスにはないから、
たまに無性に食べたくなるんだよねえ。


日本に居る時はおいしいものがあふれていて
何でもどこでも簡単に買えて、それが当たり前だったもんなあ。
巻き寿司作ったり漬け物や佃煮作ったり、
料理に関してはスイスで初挑戦した日本食がたくさん。
食べたい物は自分でどうにかするしかない・・・。
その分日本に帰った時においしいものたんまり食いだめしないと!
ああ、早く来年の夏にならないかな


街はますますクリスマスモード。
この前見かけた子供達のクリスマスツリー☆
親がカメラを構える前で、元気にクリスマスソングを歌ってました♪



私、Bahnhofstrasseのイルミネーション好きじゃありません。
昔のやつに戻して欲しいなあ。
チューリッヒのある広場のクリスマスツリーは
若者に切り倒されて!?今ので2本目らしいし。
大丈夫か?チューリッヒ??
3本目ってことにならないよう祈ってます・・・。


病院選び

2006-12-08 | 第一子妊娠~出産
3月の出産までまだ後3ヶ月以上あるけど
今からいろいろやらないといけない事がたくさん!
まずは今月中に出産する病院を決めるという大仕事があります。
というのも、スイスの医療システムは日本とかなり違っていて
私が知ってる情報はこんな感じ。
(ローランドから聞いた大まかな内容なので間違ってたらごめんなさい)

スイスで病院というと大きな”総合病院(公立、私立)”のことで、
体調不良や怪我などの場合はまず各医者が開いている”診療所”へ行きます。
この”診療所”はそれぞれのお医者さんの専門である内科や外科、
産婦人科等々に分かれていて、ある建物の一室を借りて開いてる
場合が多く、町中のどこにでもあります。
病院との大きな違いは手術が出来る様な設備を備えていないこと。
”診療所”での診療によって詳しい検査や手術が必要な場合のみ
”総合病院”へ行くシステムになっています。(緊急病院は別)

私が今妊娠の定期検診を受けているのもこの”診療所”。
つまりそこには出産用の設備があるわけではないので、
出産の際は”総合病院”に行かないといけないのです!
初めてそれを知った時は「えっ??」って思いました
日本ではずっと診てもらっている先生に出産まで付き合ってもらう
っていうのが頭に入ってたから。。。


ここで保険の話になりますが、
スイスの健康保険は全て(多分)プライベート。
つまり日本の様な国民健康保険ではなく、
各自が民間の保険会社を選んで加入します。
保険料、かなり高いです・・・。
で、この保険にもランクがあって、基本の保険料にオプションを付けると
保険料は随分上がりますが、その分特典がある訳です。
「医者を指名出来る」とか「私立病院での治療費をカバー」とか。

公立病院の場合、医者を指定して治療をお願いすることは出来ません。
医者を指名したい場合や、私立病院での治療には上のランクの保険に
加入してる必要があるというわけ。
また、私立病院には基本的に常駐してすべての患者を診る医者はおらず、
入院、手術をする患者は自分で選んだ先生を診療所から呼び、
私立病院の設備を借りて治療をしてもらうのです。
手術前後で、その先生の就労時間をかなり左右するわけだから
医療費もバカみたいに高く、もし基本の保険のみ加入してる場合で
私立病院を使いたい(先生を指名)となると、
出産で60-100万位かかるそうな
ひえー!驚きです~
ただし私立病院にも大型の医療設備が全て整ってるわけではないので
万が一出産時や産後にオペが必要になった場合は公立の病院に運ばれる。
うーん・・・。
先生を選べるという点と私立らしい雰囲気で60万は高い!!
まあ、一般の手術で自分が信頼出来る先生を選べるっていうのは
やっぱり魅力的な要素だけど。
出産に関しては公立、私立に関わらず
助産師さんの力が大きいってのがスイスの実状みたいです。

私達は一般の基本的な保険にのみ入ってるから出産も公立病院で
公立病院でも、未熟児に対応出来る設備を備えてる病院と
そうでない病院があったり、一律に同じとは言えません。
私達は助産師をしているローランドの友達からいろいろ情報をもらって、
ただ今いくつかの病院を訪問してる最中です。
今月中に決めて、今診てもらってる先生に伝え、
その先生から出産する病院の先生へ申し送りをしてもらうのです。
ややこしいですねえ


病院を決めたらマタニティクラスにも参加し、本格的な準備開始!
基本的にドイツ語なんだよねえ、かなり不安・・・
今はまた毎日学校通いの日々なので、少しでも分かる様になればいいけど。
ドイツ語の道のりは険しく、進歩が見られない毎日

しかも最近便秘気味で
便秘がこんなにつらいものとは知りませんでした・・・。
さつまいもとゴボウが何とか効いてくれるといいけど。
便秘対策でいい情報があったら教えてください



サンタがやってきた!

2006-12-04 | スイス生活
12月6日はサンタのモデルになった聖ニコラスの日。
日本でクリスマスと言えば12月24日のクリスマスイブに
サンタがプレゼントを持ってやって来ますよね
しかしヨーロッパでは、昔からこの聖ニコラスの日にサンタが来て
良い子にはご褒美を、悪い子にはお仕置きをする風習があるそうです。

ドイツ語圏ではサンタをSamichlaus(サミクラウス)と呼んでいて
日本人が普通抱いてるサンタクロースとはちょっと違った格好をしてます。
司教の様な赤い服を来ていて、お仕置きをするSchmutzlis(シュムッツリ)
という真っ黒い服を来た従者を連れて来るんだそうです。
良い子にはサミクラウスからご褒美のプレゼント、
悪い子にはシュムッツリからお仕置きがあるという設定らしい。


ローランドは小さい頃から地元の子供クラブみたいなのに所属していて、
その地域の親が毎年申し込みをし、クラブ卒業者がボランティアで
サミクラウスとシュムッツリの格好をして各家庭を廻る様になってるそう。
で、ローランドは今年サミクラウス役をしました☆

ちなみにシュムッツリ役は元フラットメイトのガブリエル!
12月6日が本来の聖ニコラスの日だけど、その前後の週末に
みんなで手分けして家を廻るそうです。

今年の担当は6家族。
各家庭に20-30分かけるから結構時間がかかります。
一週間程前に、親達が先に提出した紙に目を通してたローランド。
「この子は今年こんないい事をしました」「悪い事をしました」ってのが
書いてあって、それを元に子供達に話しに行くんだそうです。
サンタを信じてる子供達にとったら
『なんで僕がした事を知ってるの??』って感じみたい

ローランドが小さい頃、サミクラウスが来て
「君はいつも家の裏で火遊びをしてるね!二度としてはいけないよ!」
と言われ、幼なじみと二人で絶対誰にも見られてないと思ってしてたから
かなりびびったらしい
・・・もちろんお母さんが見てて知ってたんだけど(爆)
「マックスにいたずらしたらダメだよ!」って飼っていた猫の名前を
知ってたことにもまたまたびっくり
・・・その時のサミクラウスはお隣のお兄ちゃんだったから
マックスの名前を知ってただけなんだけど(爆)


私もついて行って子供達の反応を見たかったけど、
子供達は本当にサミクラウスとシュムッツリを信じてる年齢だから
二人について行く事はできず・・・。
ローランドの実家で待ってたから、帰りにその格好のままで寄ってくれた

アンディが吠える吠える!!
最後にはニオイでローランドと分かったらしく、おどおどしながらも
近づいて行ってました(笑)
ローランドママの「怪しい格好の人に吠えるっていい事よ~♪」に対し、
ローランドは「賢い犬だったらニオイですぐ分かるんじゃないの?」
ってまたアンディをいじめてました


街中がクリスマス一色になってきてるチューリッヒ
ローランドのサンタ役、かなり似合ってました
やっぱりお腹のお肉が付いてる方がサンタらしいよね(笑)