今朝は焼きたてのパンが食べたくて
パン屋さんへ行きました
昨夜は雪が降っていて真っ白なフワフワの道
お気に入りのパンを買い
家に戻ろうとパン屋を出ると
見覚えのある車が通りました
それはブルーノおじいさんでした
彼は私の働いていたレストランの隣のバーの常連客で
80歳なんだけど いつも笑顔で ジョークが好きで
元気いっぱいのおじいさん
週五日はバー通いで 小奇麗な服を着てシャキッとしてカッコいい
私が働いていた時は毎日ちょっとしたお喋りをし
たまに仕事終わりに一緒に飲んだり
家が近いので送ってもらったりしてくれました
そんな大好きなブルーノのおじいさん
今日もおもむろに車を止め
トランクからチョコレートを出して私にくれました
道で偶然会ったりするといつもチョコレートをくれるんです
まるで私が小さな子供かのように
彼の温かな笑顔とチョコレートとお気に入りのパンを手に
真っ白なフカフカな道を歩いて帰りました
そんな今朝の幸せなことです