hirolandの雑記帳

2006年にスイスで結婚。スイス生活5年目で、気付けば3児の母。子育てや日々の生活についての日記です。

サミクラウスの日

2012-12-10 | スイス生活
12月6日はサミクラウスの日。
スイスのサンタさんはクリスマスにやってくるのではないのです。
サミクラウスは、シュムッツリという真っ黒い服で顔はすすで汚れたお伴を連れて12月6日にやってきます。
当日は幼稚園にも来てくれたし、スーパーでも見かけました。
ピーナッツやみかん、チョコをくれます。


別のスーパー前では、こんな奇抜なサミクラウスも。
眼鏡や帽子がピカピカ光ってました。笑




サミクラウスの日前後の週末は、いろんな場所に出没するサミクラウスとシュムッツリ。
各地域のボーイスカウトや教会系のクラブでは、サミクラウスが各家庭を訪問してくれるサービスを計画したりします。
ローランドが地元で長い間所属したクラブでも毎年やってるので、
今年は数年ぶりにボランティアでサミクラウス役をやりました。
前回は2006年
今年は19歳の若いシュムッツリをお供に、6つのファミリーを訪問したそうで、
大雪の中、庭でたき火を焚いて待っていてくれたファミリーもいたとか。
こういうの大好きなローランドなので、本人もすごく楽しんで帰ってきました。


私たちは地元の友達と一緒に、3家族で集まってサミクラウスに来てもらう事に。
日曜日の17時にお願いしました。
友達の家に行くと、こんなに素敵にデコレーションされたテーブルが。

もみの木の枝の上に、ピーナッツ、みかん、クッキー、チョコレート。
クリスマス時期の伝統的なデコレーション。

そしてGritibänz(グリッティバンツ)と呼ばれる、サミクラウスの日に食べるパンも
友達が全員分手作りしてくれてました。


友達の7ヶ月の赤ちゃんは、サンタの衣装で登場。可愛すぎる!!




そして約束の17時過ぎ、カランカランという音が階段から聞こえます。
ドアを開けるとサミクラウスとシュムッツリ登場!!
 
まずはお話を読んでくれて、その後サミクラウスが金色の本を開いて、
子供達が今年どういう良い事をしたのか、来年はもっとこれをがんばろう、というのを一人ずつに話してくれます。

この日は子供の数6人。
チビちゃん3人は小さいのでサミクラウスからのメッセージはなしでしたが、めい&るいと&ヤエルは
最後まできちんとサミクラウスのお話を聞けました。
去年はめいもるいとも、怖がって顔を上げなかったので、今年は大きな進歩!

めいは朝の準備をもう少し急いでするように、るいとはお片づけを頑張るようにとメッセージをもらいました。
サミクラウスにお菓子の入った袋をもらい、訪問終了。


私たちが持って来たサラミ類や、友達が持って来てくれたカボチャスープもテーブルに並べて
みんなで夜ご飯です。


チーズは、友達が夏にアルプという山の上にある農家で、チーズ作りを手伝って来たときに作ったもの。
スイスのチーズはやっぱりおいしい。
外は雪が降る中、暖かい部屋の中でみんなで楽しい夕ご飯。
 


食べ終わったら、子供達はパジャマに着替えて(帰りの車で絶対に寝てしまうので)
友達のギターに合わせて何曲も歌っていました。

今年は一段と楽しいサミクラウスの夕べになりました♪