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街の散歩…ひとりあるき

二十四孝Ⅱ…『北斎漫画』八編

2019年08月20日 | 絵画・彫刻

二十四孝Ⅱ

13.郭巨(かくきょ)
貧しいため母に十分な食事させられず
やむをえず三歳のわが子を埋め母を養おうと
実行にうつそうと掘った穴から金の釜が…
14.揚香 (ようこう)
父と二人、山中で虎に出くわす
揚香「神よ、私だけ食べさせ父を救い給え」
となえたところ、虎は去って救われたという
15.朱壽昌 (しゅじゅしょう)
六歳のとき父母が蒸発
五十年後に妻子も捨て
自らの血でお経を書いて祈り
母の居所を知ったという
16.庾黔婁(ゆけんろう)
病状の父の便を舐め、死が近いことを知り
自分を身代わりにしたいと祈った
17.老来子 (ろうらいし)
70歳の老来子、自分の老齢を
両親が悲しまないよう
 
18. 蔡順(さいじゅん)
母のため桑の実を採り
熟したものは母に
熟していないもののみ自分が食べた
19. 黄香(こうこう)
父のため、夏に扇や団扇で寝具を冷やし
冬には自分の身体であたためた
20. 姜詩(きょうし)
姜詩と妻は、魚好きの母のため
長い距離を歩いて魚と水を母に与えてきた
感心した天は、家のかたわらに川と鯉を授けた
21. 王裒(おうほう)
生前の母は雷を怖がった
そこで母の死後も雷がなると
母の墓に駆けつけたほどだった
22. 丁蘭(ていらん)
母の死を悲しみ、木像をつくってつくした
その木像の顔を妻が焦がしてしまい
妻が何度も詫びるが変わらず
三年間、詫びつづけて元通りになったという
23. 孟宗(もうそう)
病の母が冬に筍をほしがった
祈る気持ちで雪の中を掘ると
なんと雪が溶け筍がたくさん出た
24. 黄庭堅(こうていけん)
使用人や妻がいるのに
昼夜をわかたず
母の大小便の世話をして仕えた

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